岩手県の一関市にドライブ旅してきました~✦
初めての雪道運転に洞窟探検に隠れカフェに、密度の濃い旅になりました(*'ω'*)
[:contents]
一関市について
一関市は岩手県の最南端に位置する市です。
人口で言えば盛岡市に次ぐ県内で2番目の大きな都市です。
最も大きな魅力と言えばやはり美しい自然です。
天然記念物の厳美渓、日本百景の猊鼻渓などの渓谷が特に有名ですネ(*'▽')
そして忘れてはいけない栗駒山!!まだ登ったことがないので来年は必ずや…!!
参考:
いちのせき暮らしの魅力 | あばいん一関 - 岩手県一関市での移住定住応援サイト
↑余談ですけど、各市町村の観光サイト見るのめっちゃ楽しいですよね。
旅の記録
8:00 山形駅 ー 11:00 猊鼻渓 11:10 ー 11:50 cafe bigmoon 12:35 ー 13:15 幽玄洞 13:50 ー 15:00 ourthing 15:20ー 15:20 岡本老舗 15:25 ー 19:30 山形駅
いざ一関へ
1ヵ月ほど前から計画していたこの岩手ドライブ旅ですが、朝起きてカーテンを開けたらまさかの視界まっしろけ!!!!
前夜のうちにドカ雪が降り、道路は雪道になっていたのでした。
わたし、免許取ってまだ2年しかたってないペーパードライバー同然の者なんですよ。
雪道の運転なんてしたことないんすよ。
…冷静に考えてやばい。
一緒に行く大学の友達Nちゃんも雪道運転の経験なし(笑)
この無謀な挑戦に我々は挑んだのでした(/・ω・)/ひゃあ
出発は山形駅。
いつものレンタカー屋さんで車を借りました。
行くぜ、岩手まってろ~~!
ちなみに、今回の車は日産のノートでした✦
雪の下道を峠越えはさすがに愚か者なので、山形自動車道を使ってまず宮城県に入りました。
山形から蔵王を越えるとそれまでどんよりしていた雲が明るくなって、ところどころ日が差してきました。
これが日本海側と太平洋側の違いデス。
(ああ…太平洋側に住みたい…大学卒業したら絶対太平洋側行く…。)
山形自動車道は50km制限になっていたのでゆっくり走ります。
路面には雪がうっすら積もっていました。
ここからひたすら岩手を目指して北上します。
その間に雲はどんどん晴れて、真っ青で気持ちの良い空が広がりました!
とりあえず安心(∩´∀`)∩
猊鼻渓
最初の目的地は猊鼻渓(げいびけい)です。
◆猊鼻渓について
一関市にある日本百景に数えられる渓谷です。砂鉄川が石灰岩を侵食して形成されたそうです。長さは約2kmにわたり、川岸には高さ100mを超す断崖絶壁が聳えています。
猊鼻渓では船頭が棹一本で船を操る船下りを体験することができます。
というような事前情報を得てから行くべきです。
というのも、一関に入った時に出てきた案内板を見て「渓谷だって~面白そう~」というノリだけで来てしまったのです、わたしたち。
そう、船に乗らなければ渓谷を見られないとは知らずにね…。
駐車料500円とられて「船乗り場はあっちです」と言われたときは頭にはてなマーク3つくらい浮かんだ。
船???
行ってみると、料金1600円時間90分の文字が。
料金は良いとして、90分は長すぎる~~~(;^ω^)
他に行きたいところがあるので、今回はパスしました(笑)
こんな寒いのに船頭さん大変だ。
滞在時間10分。駐車料500円だから1分50円の猊鼻渓でした(笑)
ランチ
そうこうしているうちにもうお昼の時間。
午前中はほぼ移動時間…岩手遠いんじゃ…。
ランチは街の路地を入ったところにひっそりとある、隠れカフェのようなところに行きました。
それは別の記事に書いたので良ければ見てください(*'▽')
幽玄洞
次の目的地は幽玄洞(ゆうげんどう)です。
◆幽玄洞について
3億5千万年前に形成されたと考えられる全長500mの自然洞窟です。3億5千万年前の幽玄洞は水深50m前後の海底だったようで、その後地殻変動で垂直近くまで傾いていったそうです。
1980年に発見され、日本で最古の鍾乳洞と言われています。
日本でも有数の化石のメッカで、ウミユリ、三葉虫の他、様々な生物の化石があちこちに露出しています。
さらに洞内には、鍾乳石、石柱、つらら石などを観察することができ、エメラルドグリーンの地底湖は一番の見どころとなっています。
参考:
幽玄洞 | 観光スポット | 【いち旅】いちのせき観光NAVI
基本情報
場所: 岩手県一関市東山町長坂東本町154-0
営業時間: 4月~11月8:30~18:00(10月~11月は17:00まで)
12月~3月9:00~16:00
料金: 大人1000円 高校生800円 中学生600円 小学生400円
到着すると、駐車場にはわたしたちの他に車1台しかとまっていませんでした。
なんか急に不安になる。
受付を済ませていざ洞窟探検へ!
洞窟に入る前に資料館があって、さらっと読み飛ばしてから(じっくり読めや)先に進みました。
自動ドアが開くとむわ~っと湿気を含んだあたたかい空気が流れてきました。
洞窟内は年間を通して10度前後に保たれているそうです。
今の季節は寒いから、洞窟の中がとても暖かく感じました。
洞窟内は整備されていて、階段が沢山ありました。
入り口付近には鍾乳石が多くありました。
鍾乳石とは地下水中の炭酸カルシウムが滴下するときに沈殿してできた石灰岩です。
一眼レフが外と中の寒暖差で曇ってしまって鍾乳石の写真が撮れませんでした…(*_*;
500mしかないのに圧迫感があってすごく長く感じられる…。
湿度が高いので息もしづらい…。
水がすごいんだよね。
しばらく歩くと映えスポットに来ました~~。
浄魂の泉(地底湖)です。
水深10m以上もあるらしい…全然見えない…。
エメラルドグリーンでとても綺麗でした!!
幕状の鍾乳石。
洞窟の壁にはところどころにウミユリや三葉虫をはじめとする様々な化石を観察することができました。
何億年という地球の歴史を感じました。
ただ、洞窟内にはわたしたちしかいなかったのでとても心細かったです(笑)
日本最古の鍾乳洞と言われているのになぜこんなに人がいないのか疑問だ…逆に言えば、穴場スポットってことなのかな…???
宮城県で寄り道
帰りは宮城県のアウトドアショップに寄りたかったので早めに出て下道を使いました。
岩手の観光名所幽玄洞しか行ってないwwwww
(驚くN氏。)
そして、帰り道で待っていたのはこれでもかというほどの凍結路面!
いやあ、タイヤがぬるぬる滑ってハンドルがとられる感覚を初めて味わいました。
借りた車がたまたま4WDだったのが不幸中の幸い!!
滑りながらもちゃんと坂道登ってくれました(-ω-)/
アウトドアショップの記事は別に書いたのでよろしければ。
アウトドアショップを出てから、その斜め前の岡本老舗というお菓子屋さんでお菓子を買いました。
帰りのおつまみ。
栗駒銘菓だそう。
もなか大好き(*'▽')
こちらも栗駒銘菓。
パッケージはニッコウキスゲかな?アーモンドがきいていておいしかったです!
帰り道
カーナビで帰り道を検索したところ、高速を使わなくてもそんなに時間がかわらなかったので下道を使いました(高速代ケチった)。
そしてこの選択がこれ以上にない失敗だったことをのちに気づくのです。
というのも、設定した道があの豪雪地帯である山形県尾花沢市を通る道だったのですよ。
山形入ったあたりから雪がぼそぼそ降り始めて、路肩には積み上げられた雪雪雪!!
なんじゃこりゃwww
道は次第に本格的な雪道になってきて、ちょっと、いや、かなり焦りだす。
Nちゃん運転だったのですが、「雪道神経使うからめっちゃ疲れる~~~」と悲鳴を上げていました。
わだちをうまく通らないと雪にタイヤを取られてやばいことになります。
まじで慎重に…。
運転交代するためにファミマに寄ったのですが、入口がちゃんと除雪されてなくて一瞬タイヤがはまりました~~。
2人でわ~わ~騒いで何とか脱出(笑)
ひいいい(白目)。
尾花沢からは山形市に近づくにつれてどんどん雪がなくなり、何とか無事に駅に帰ってこれました。
や、なんで下道選んだんだろう、ばかなのかな。。。
感想
岩手県に行くのは今回が初めてだったわたしにとってはほんとに楽しい旅になりました!!
実は中尊寺に行く予定だったのですが、寄り道してたらやっぱり時間なくなった(笑)
まあ、行き当たりばったりな旅も好きなのでこれはこれで良し!!
そして何より帰りの雪道には苦労しました…。
周りのベテランドライバーの慣れ具合がすごくてついていけなかった。
わたしも将来は雪道運転せざるを得ないだろうから(地元に帰る予定なので)もっと練習しようと思いました!!
何はともあれ無事に帰ってこれて良かったです(*'ω'*)
次は中尊寺か盛岡にいきた~~いな(/・ω・)/