長野に帰省したので高校以来の友達と木曽にドライブしに行ってきました~。
木曽について
わたし長野県出身なのに南信の方の地理感覚が全然ないのでメモ的に書いておきます(笑)
ここでいう木曽とは木曽地域のことで、上松町、木曽町、南木曽町、大滝村、大桑村、木祖村からなる地域の名称です。
(https://www.pref.nagano.lg.jp/koho/kids/menu02/sityoson.html)
木曽町と木祖村、両方「きそ」と読むのでややこしいし、木祖村って今初めて聞いた(;・∀・) 長野県町村多すぎ。
(http://expo.minnade.jp/nagano.htm)
ちなみに今長野県内の市町村は77あるみたいです。
参考:市町村一覧/長野県
木曽地域は2016年に県内初となる日本遺産に認定されました。
江戸時代に栄えた宿場町や木曽漆器、木曽檜、木曽馬などの伝統工芸品は今でも木曽の代名詞となっています。
旅の記録
7:40 自宅 ー 8:20 岡谷駅 8:45 ー 9:35 奈良井宿 12:00 ー 12:45 寝覚の床 13:45 ー 14:20 cafe深山 15:40 ー 16:30 岡谷駅 ー 17:10 自宅
木曽に行こう
大学が冬休みに入りさっそく長野に帰省したわけですが、高校時代の友達と久しぶりに会おうということになり、県内旅行を計画しました。
どこに行こうか迷った末、あまり行くことがない木曽地域に出かけることになりました。
高校以来の友達Yちゃんとは1年ぶりの再会。
Yちゃんは相変わらず絶世の美女でした。
岡谷駅で待合せ。本日はわたしの運転する車で木曽へ向かいます!
天気はあいにくの小雨ですが、気分は最高(*´ω`) 1年ぶりなので車の中では会話がはずみますよ。
塩尻峠を越えれば国道19号線をひたすらにまっすぐ進むだけです。単純明快、迷いようがない。
だがしかし、塩尻から中津川区間の国道19号は通称「木曽高速」と呼ばれているほどみんなぶっ飛ばす道です。片道1車線の峠道のくせに平均速度が70kmくらい。それより遅く走ると問答無用で煽られます。
何より怖いのがトラック…。大型トラックが猛スピードでバンバン通る道で、こやつらに煽られると生きた心地がしません…。
木曽高速のチャクウィキに書いてあることが面白かったので見てみてください(笑)
奈良井宿までの往路ではなんとか煽られることなく無事に到着しました(;^ω^)
よかったよかった…。
煽り運転今取り締まり厳しくなってるから、木曽高速でもみんなゆっくり平和に走ってほしいですな…(初心者ドライバー心の叫び)。
奈良井宿
奈良井宿には無料駐車場がいくつかあるのですが、わたしたちは木曽の大橋の西駐車場に車をとめました。
もう白線が消えかかっていてとめるのに一苦労(^▽^;)
・木曽の大橋について
総檜造りの太鼓橋(アーチ橋)です。橋脚がない橋としては日本有数の大きさだそうで、近づくと結構迫力があります。
半円のように反った綺麗な橋なので、写真スポットとしても◎
橋の上に乗れるのですが、結構な斜度なので冬凍っているとかなり危ないです…。
橋から奈良井宿方面を見渡す。
木曽の大橋のすぐ近くには道の駅があるので、お手洗いを借りることができます。
お手洗いを済ませたら、さっそく奈良井宿へ~!
・奈良井宿について
江戸時代に発展した木曽路11宿の1つで、中山道を通る旅行者の宿泊、休息のための旅籠や茶屋が設けられた宿場です。11宿の江戸側から2番目に位置していて、11宿の中では最も標高が高い(標高約900m)です。
江戸中期には南北約1kmに及ぶ規模となり、「奈良井千軒」と謳われていたそうです。当時は常時2000人以上が働く大宿場でした。
現在も日本一長い宿場町として名をはせています。
わたしは奈良井宿に来るのは2度目なのですが、日本一長い宿場町とは知らなかった…。
線路をくぐってちょっと歩くと、もうタイムスリップです!
ここは江戸か、江戸なのだな…?
時期が時期なうえに時間も早く、さらに雨が降っているせいか他の観光客がほとんどいませんでした。
写真がばえる。
10時前でお店が全然開いてなかったので、とりあえずカフェに入ることにしました!
こちらの何とも素敵なカフェです。
これは別の記事であげたので良ければ見てください。
カフェを出るとしまっていたお店が続々と開いていました。
どの店も店頭にずらりと並ぶのは伝統の木曽漆器。赤と黒につやつやと光る漆塗りの食器は、ついつい手に取ってじっくり見入ってしまうものばかりです。
驚いたのは、食器だけでなく漆塗りされたピアスや髪飾りなども並んでいたこと。折り鶴のピアスは本当に細かくできており、何度も何度も重ね付けされた色は見る角度によって光り方が違います。まさに職人技でした。
沢山並ぶ中でわたしたちが気になったのがお六櫛。
お六櫛とは、わずか10㎝足らずの幅に約100本もの歯が挽かれている木の櫛です。主に木祖村で作られている伝統の櫛なのですが、髪に通すとすごく気持ちよく、とかす度に髪はさらさらつやつやになります。
参考:お六櫛とは?
とっても欲しかったのですがさすがは伝統工芸品、お値段は少々お高め。
百均の櫛を使っているような普通の大学生なのでお六櫛は諦めました…。その代わりに木の櫛をYちゃんとおそろいで購入(*´ω`)
椿オイルが浸みこんでいるので、髪に通すと髪がつやつやになります(*'ω'*)
イケ女Yちゃんも大満足!
おきてがいっぱい。
鎮神社に到着しました。
ほんとはこっち側が奈良井宿の入口らしいのですが、わたしたちは駅の方から逆走してきました(笑)
また駅の方へ引き返しま~す!
途中でつまみ食い(/・ω・)/
お団子じゃありません、五平餅です。
五平餅は中部山間地域の郷土料理。粒が残る程度につぶしたうるち米を串につけて素焼きにし、たれをつけたものです。
昔給食で出たので懐かしいなと思って買ったのですが、出てきてびっくり、わたしの知っている五平餅じゃない。
まず形がこんなお団子みたいなやつじゃなくて楕円形だったし、たれもゴマ味噌じゃなくて山椒味噌だった。調べてみると、形や味付けは地域によって異なるみたいです。ほへえ。
ゴマもなかなかにおいしい!!!
大満足の奈良井宿でした。
寝覚の床
・寝覚の床について
木曽川の激流が長い年月をかけて花崗岩の岩盤を侵食することでできた自然地形で、国の名勝に指定されています。
上流にダムができることで激流だった木曽川の水位が下がり、今の地形を見ることができます。
伝説では浦島太郎が釣りをして過ごした場所とされていて、岩の上に建つ「浦島堂」は、浦島太郎が玉手箱を開けた場所であるという言い伝えもあります。
んんん…浦島太郎って海の人じゃないん…?(笑)
駐車料は500円で、入場料は200円です。
お寺を横目に進みます。
ほほう。
何やら壊れそうな屋根…。
標識がありますので従って行きます。
おおおおお!!なんじゃこりゃ!
エメラルドグリーンの木曽川に圧倒的大きさの花崗岩…。ものすごい迫力です。
注意書き。
雨天時って今じゃね???
見なかったことにして渡る。
足元はごろんごろんの岩だらけになりました。片手に傘を持って来るところじゃないです。(笑)
岩の上の木々の中にあるのが浦島堂。
ちょっとあそこまではいけないですねえ(笑)
我々はこの辺りで十分です( ˘ω˘ )
ひゃ~すごい!!
高度感もなかなか…。落ちたらやばいですね…。
おねいさん落ちるなよいっ。
傘がなかったら岩よじ登れるのにね。
とりあえずすごい。
思わず見とれる…。
これはとても良い観光名所だと思いました!!
行くのはちょいとハードですが、サンダルとかスカートをはいていなければ大丈夫です。ただ、行くなら手ぶらが楽かな…。
こういう時に登山しててよかったと思いますね。
ランチ
寝覚の床からまた奈良井宿に戻ってcafe深山というところでランチにしました。
別の記事に書いたので良ければ見てください。
帰り道
楽しい時間は本当にあっという間。
帰るころには日も傾いて、薄暗くなっていました。冬は日が短くて嫌ね…。
帰りの木曽高速は行きより交通量が多く、警察も出ていました。雨で夜の運転は1番嫌い( ・´ー・`)
岡谷駅に着いたときはもうすっかり暗くなってしまいました。
とても1年間会ってないとは思えないYちゃんとの1日、とても楽しかったです(*'ω'*)
感想
木曽の伝統文化や自然に触れるとても良い旅になりました。
同時に、長野県で生まれ育ったのに長野県のことを全然知らない自分にびっくり。これからは県内ももっと旅して長野県の良いところをもっと発見できたら良いなあと思います。
一緒に旅したYちゃんとは去年の9月に木曽駒ケ岳に登ったのですが、その時から変わってなくて安心しました(/・ω・)/
あ、だいぶ髪短くなってたけど(笑)
木曽駒も楽しかったな…。
Yちゃんは「一眼レフを買って沢山良い写真撮りたい!!」そうなので、これから2人でロケハンするの、楽しみにしています( ˘ω˘ )
また一緒に旅行行きましょう(((o(*゚▽゚*)o)))