やまとりにっき

山登りやお出かけを中心とした日々のあれこれです

<山行記録> 南ア 入笠山 2018.12.26

今年の登り納めに行ってきたのでその記録です!

入笠山について

入笠山については過去記事ですでに触れているので気になる方はこちらを参考にしてください。

yamatori0422.hatenablog.com

 

山行記録

自宅 8:20 ー 8:50 入笠会館 ー 9:10 戸田市立少年自然の家 ー 10:00 沢入駐車場 10:10 ー 11:00 入笠湿原 ー 11:50 入笠山山頂 12:10 ー 12:40 入笠湿原 ー 13:20 沢入駐車場

 

入笠山

27日から西高東低の冬型の気圧配置になるということで、これは登り納めしておかなければと思い、家から登れる入笠山に行くことにしました。

上の過去記事でも紹介したのですが、麓から登りますと標高差1000mになる入笠山。最近鈍ってきたのでトレーニングにも最適です('ω')ノ

 

お天気は…う~ん微妙。

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八ヶ岳は雲の中。

 

山梨方面は晴れているんだよなあ。

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途中外で作業しているおじさんが声をかけてくれました。

おじさん「どこまで行くの?」

わたし「入笠山です。」

おじさん「えええ、登るの??大丈夫??」

わたし「大丈夫です~(;^ω^)」

おじさん「かっちかちに凍ってるよ!?」

わたし「アイゼン持っているので(^▽^;)」

おじさん「気をつけてねえ?」

わたし「ありがとうございます」

 

このような麓の住人とのやり取りはソロハイクしていると必ずと言ってよいほどあって、いわば儀式みたいなものです。そして大抵は住人方にひかれます(笑)

ソロだと気を付けて行こうと気を引き締めて出発しますが、こういう会話することでより一層気をつけなきゃと思うことができます。ありがとうございます。

 

入笠会館に到着。

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永遠なるコンクリートロードの始まりです。

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北側の日陰はつるつるでした。

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戸田市立少年自然の家には車が一台もありませんでした(当たり前か)。

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 というか入笠会館から人っ子一人会ってない。お会いしたのはリス1匹

 

二ホンジカの足跡でしょうか。

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なんの足跡かな~。

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犬…?こんなとこまで散歩に来るのかな?

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どうでもいいけど面白いサイト見つけました↓

痕跡(フン、足跡など)から獣を特定します

 

遠くに車山

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 ナナカマドの実かな。

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 (高倍率ズームレンズなのでボケ味は多めに見てあげてください。)

 

 わたし以外の人の足跡…。

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とんだもの好きもいるもんだなあと思ったけど、お前が言うかと自分に突っ込みを入れました。

 

沢入の駐車場にようやく到着!

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トイレは冬季閉鎖中でした

そして駐車場には車1台もとまっていませんでした。

 

さてさて、ここからは登山道を進みます。

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霜柱たくさん。

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よき森。f:id:yamatori0422:20181227211241j:plain

 

天然ドライフラワー

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誰もいない(笑)

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なんか寂しいので音楽をかけながら歩きます。

この森に全くそぐわないマイファスをがんがならす(笑)

これで熊も逃げるだろうさ!

 

アイゼンをつけることなく入笠湿原に到着~(*'ω'*)

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思ったほど雪が積もっていない…。

 

写真にも写っているのですが、小学生(?)っぽい集団がいました。だれもいないと思っていたのにな(笑)

 

山彦荘の隣のトイレはこの時期でも使用できました!

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しかも水洗ってすごいよねえ。

 

氷の下に流れる川の水。

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湿原からはこんな感じになるのでアイゼンを装着します!

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あと、靴擦れがしんどかったのでこの辺で絆創膏貼りました(;'∀')

 

ゆきゆき~~\(^o^)/

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車山も晴れています✦

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登山道は日陰なので雪と氷のミックス。

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12本爪のアイゼンをつけている方もいましたが、まだ軽アイゼンでも十分かと思います。

 

いつもは岩場コースですが、今回は迂回コースにしてみよう!

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見事なとろろ昆布。

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サルオガセです。

 

もふもふ~。

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そして登頂~~(((o(*゚▽゚*)o)))

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山頂には雪が全然ないので、せっかく付けたアイゼンを外さなくてはなりません( ・´ー・`)

 

わたしは軽アイゼンなので取り外し楽ちんですが、ちゃんとしたアイゼン履いてる人はめんどくさそう…。

 

山頂にはおしゃれ山ガールお2人の先客が。うはあ…山頂独占しようとわくわくしながら登ってきたのになあ…(笑)

 

中央アルプスも雲の中だし。ちぇっ(-ω-)

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風下側は山ガールがいたので風上側に座る…寒くて鼻水とまらないorz

 

そんなわたしをいけめん甲斐駒先輩が慰めてくれました。

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相変わらずかっこいい…。

 

なんだこれ、鳳凰三山かな?

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南アルプスかっこええです。

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遠くから見るときれいな諏訪湖

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近くで見ると汚い

 

八ヶ岳は最後まで出てきてくれなかったです。

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富士様にも厚い雲。

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甲府の方。

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金峰!!

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おにぎりを食べながら山ガールが下りるのを待っていたのですが、レジャーシートを広げてティータイムだったのでなかなか下る様子がない…仕方ない、山頂独占は諦めて帰りますか(/・ω・)/

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帰りは岩場コースを選択。

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山頂から20分で入笠湿原に帰ってきました。

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入笠湿原からはまた誰もいない道を、今度はワンオクをかけて歩きます(笑)

 

途中エナガに遭遇。

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3匹くらいでチュルチュル鳴いていました。

 

こわいこわいこわいこわい。

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沢入駐車場に帰ってきました。

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やっぱり車は1台もない。

 

コンクリートロードの途中で、たまたま仕事の帰りが早かったお父さんが迎えに来てくれました。

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そして無事帰宅できました(*´ω`)

 

反省

今回はソロハイクなので、服や手袋をもう1枚持ってこうとか、使う予定はないけどバーナー持ってこうとか、水もう1本持ってこうとか装備には気を付けて行ったし、熊対策もしっかりしたし、反省という反省はあまりないかな…。

強いて言うならレイヤリングでしょうか。冬山のレイヤリングほんとに難しい。登りに汗をかかない工夫をしなくてはいけないですね。

 

感想

2日前に飯盛山に登ったのですが、年内にあと1回はどこかに登りたいと考えていました。

yamatori0422.hatenablog.com

天気と相談しようと思い予想天気図を見ると、27日から西高東低の典型的な冬型の気圧配置になるということで26日に登る選択肢しかありませんでした。でも車がないので行ける山と言ったら入笠山しかない。必然的に今年の登り納めは入笠山に決定(笑)八ヶ岳や中アがクリアに見える良い天気とはいきませんでしたが、誰もいない森の中を歩くのはとても楽しかったです。

ソロハイクの良いところは、始終山と向かい合っていられること。雪の上についた小さな動物の足跡や葉のない木にひっそりとなっている実、変な形の切り株も目に付くし、鳥の鳴き声はどんなに遠くてもよく聞こえてきます。肺に入る空気は新鮮そのもの。山の中にいるぞ~~という感じが身に染みてきます。友達と登るのもいいけど、たまにはソロハイクもいいなと。

さて、今年の山登りはこれでおしまい。2018年もたくさんの山に登ったので、最後にそのまとめ記事を書いてから新年を迎えたいと思います!