こんにちは。
今日もやまとりにっきに遊びに来ていただきありがとうございます。
今日は去年遊びに行った福島県の吾妻小富士のことを書きます(/・ω・)/
※絶景写真は 2.絶景の吾妻小富士 から載せています
吾妻小富士について
吾妻連峰のひとつで、すり鉢状の大きな火口があります。
火口底までの高低差は約70m、直径は約500mです。
名前は、福島県側から見ると小さい富士山のように見えることから付けられたといわれます。いわば郷土富士のひとつ。
春先には山肌にうさぎの雪形があらわれ、これは「雪うさぎ」と言われているようです。
登山口は1つで、観光道路の磐梯吾妻スカイライン沿いにある浄土平(標高1600m)から登ることができます。
浄土平へは路線バスも出ており、多くの観光客で賑わいます。
上で登山口と書きましたが、浄土平から吾妻小富士までは標高差130mもないので、ハイキング…もっと言うとお散歩という感じ。
整備された階段を登ると、火口壁の稜線に出ます。火口壁を一周するお鉢巡りは約1.5kmあり、一周1時間かからないくらいで周ることができます。
天気が良ければ福島盆地や浄土平を一望できます。
参考:
吾妻小富士コース | 磐梯朝日国立公園[磐梯・吾妻地域] 浄土平ビジターセンター
吾妻小富士と湿原散策(モデルコース05)| 磐梯朝日国立公園 浄土平地区 :環境省
絶景の吾妻小富士
時は2018年の夏。
太ももの故障から復活しつつある時に、お馴染み山形の母Sさんから吾妻小富士へのお誘いをいただきました。
浄土平はこの時3回目だったのですが、行くときに通る磐梯吾妻スカイラインが大好きなことと、吾妻小富士のレベルが回復しつつある太もものリハビリにぴったりということで即OKしました(∩´∀`)∩
磐梯吾妻スカイラインを通って浄土平へ
吾妻小富士へ行くには、山形市から出発して国道13号をひたすらに南下します。
福島市から磐梯吾妻スカイラインに入って、あとは山道をくねくね登るだけ。
標高を上げると次第にあたりが火山の様相になってきます。
(この辺りの良い写真があんまりない…。)
左の、山から頭だけ出しているのが吾妻小富士です。
いけいけGOGO!
磐梯吾妻スカイラインの峠にくると、浄土平ビジターセンターが現れます。
◆浄土平ビジターセンターについて
環境省によって1991年に設置されました。
展示室やレクチャールームなどがあり、浄土平周辺の自然と歴史がわかるようになっています。
<基本情報>
開館期間:4月上旬~11月下旬
開館時間:9:00~16:00
入館料:無料
駐車場利用料:普通車500円 二輪車200円
駐車料500円を払って駐車場へ(∩´∀`)∩
ちなみに磐梯吾妻スカイラインはバイクのツーリングにも選ばれる道で、いつもたくさんのバイクが走っています。
吾妻小富士でお鉢巡り
ビジターセンターの駐車場から、磐梯吾妻スカイラインを挟んで反対側に吾妻小富士の登山口があります。
とは言っても、見えている階段を全部登ればもう着くので、登山ともハイキングとも言えない…(笑)
階段も整備されているのでね。
いざ、登りましょう(^^)/
毎度のことだが人工物は疲れる…(笑)
頑張って登ると眼下にビジターセンター。
山がかっこいい!
階段を登りきると目の前に火口がどかんと現れます!
(大きすぎて画角におさまらないよう。)
Sさんと火口。
圧倒的迫力。
見下ろすと、くねくねと続く磐梯吾妻スカイライン。
アメリカにでも来たみたい…(笑)
Sさんかっちょいい!
でもリュック全開!!!!!(笑)
ほんと、火山ってかっこいい。
お鉢巡りへGo!
良い稜線だ(∩´∀`)∩
お鉢巡りは時計回りが良いみたいです。
振り返ってこれよ!!
\ヒーヒー!/
圧巻(ここで拍手)。
両脇ペットボトルざしSさん。
シャッターを押す手が止まんないよ。
火口と一切経山方面の山々。
蝶を発見。
お美し。
高所恐怖症のSさんが火口のへりに座ってみた。
道はまだまだ続くよ。
Sさんの構図感覚好き。
火口挟んで階段のちょうど反対側はこんな感じでちょっとごつごつしています。
♪
この辺でいっちょ自撮りしよか!とスマホを土に埋めるSさん。
いや墓石…(笑)
そしてこの時撮った写真はデータ吹っ飛んでどこかに行きました…(笑)
火口に落ちたらタダじゃ済まされなそう。
「ひええ」
かわいいお花と火口の斜面。
と、こんな感じでお鉢巡りは終了。
お散歩気分で周れますが、そうはいっても標高1700あるので風が強いときもあるしザレザレで歩きにくいところもあります。装備は自己責任なのでそれぞれしっかり準備してからいきましょうね。
吾妻小舎
浄土平から徒歩約15分の所に吾妻小舎という山小屋があります。
◆吾妻小舎について
磐梯吾妻スカイラインのほぼ中央に位置する山小屋。
1934年に開設されたログハウスのかわいい様相です。
宿泊には予約が必要だそう。予約をしないと宿泊料が500円高くなるようです。
<基本情報>
収容人数:不明
開設期間:不明
素泊まり:5000円
キャンプ場:基本料600円 サイト料1000円
キャンプ場宿泊定員:300人
※変更の可能性あり ウェブサイト要確認
参考:
こちらが吾妻小舎✦
めちゃめちゃかわいくないですか?大好きなんですよね!(入ったことないけど)
小屋の周辺はキャンプサイトになっています。
2回ほど利用したことがありますが、トイレきれいだしテント建てるとこ木の板になってて快適だし、結構お気に入り。
ただ、火山の硫黄のにおいが若干気になる時もあります(;^ω^)
絵を描きたくなる。
ここの珈琲がおいしいと誰かから聞いたのですが本当かな?
いつか入ってみたいです。
感想
吾妻小富士は何度来ても楽しめます!
気軽に登れるので、ツーリングついでに登る人や小さい子どもを連れた家族連れなど、様々な方が登っています。お鉢巡りもしなくていいやって人は階段上って写真撮るだけで下りることもできますし。
これだけ簡単に登れる上にこの絶景を見られるのはなかなかないのでは…と個人的に思っています。
吾妻小富士に登らずとも、磐梯吾妻スカイラインをドライブするだけでめちゃくちゃ楽しいので、ほんとにおすすめ。
福島には良い山が沢山あるのでお気に入りの県です。また行きたいなと思います。
補足
2018年9月15日13時に吾妻山の噴火警戒レベルが2に引き上げられました。
2019年3月1日現在では、磐梯吾妻スカイラインは全面通行止め、浄土平周辺(大穴火口から概ね1500m以内)への立ち入りは禁止となっています。
(参照:https://www.bes.or.jp/joudo/blog/3652/)
7月に行った時も煙がシューシュー吹いていて硫黄のにおいが立ち込めていました。
遊びに行けないのはとても残念ですが仕方のないことですね。
また火山活動がおさまってくれることを祈ります。
参考:浄土平便り(磐梯吾妻スカイライン) – 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ