やまとりにっき

山登りやお出かけを中心とした日々のあれこれです

<山行記録> 南ア 入笠山 ~新緑ハイク~ 2019.5.16

f:id:yamatori0422:20190516153810j:plain

 

レーニングで美しい新緑の入笠山に登ってきました。

入笠山について

 過去記事を見てください~~。

yamatori0422.hatenablog.com

 

山行記録

8:10 自宅 ー 8:40 入笠会館 ー 8:55 戸田市立少年自然の家 ー 9:50 沢入登山口 ー 10:35 入笠湿原 ー 11:10 入笠山山頂 11:40 ー 12:00 入笠湿原 ー 12:40 沢入駐車場 ー 14:05 自宅

 

新緑の入笠山

就活にも区切りがつき、実家でゆっくりしていられるのもそろそろおしまいということで、東北に帰る前に入笠山登っとくか~というノリでソロハイクに出かけました。

 

最近家から見える山々では芽吹きが始まり、薄い緑色に包まれている山を見ると嬉しくなります(^O^)

今回はその新緑をとても楽しみに登りました!

 

入笠山山頂までに見たものたち

それでは出発~。

 

途中田んぼのリフレクションが素敵でした(/・ω・)/

f:id:yamatori0422:20190516155120j:plain

 

入笠会館を過ぎたあたりでまた二ホンカモシカに遭遇♡

f:id:yamatori0422:20190516155327j:plain

f:id:yamatori0422:20190516153810j:plain

熊かと思って驚かされたの2回目です(笑)

3匹もいて、みんな斜面の上からじ~っとわたしのことを見下ろしていました。

かわいすぎるな…。

 

前にも同じ場所でカモシカに遭遇したので、ここはカモシカスポットと呼んでもいいかしら。

yamatori0422.hatenablog.com

 

桜もまだ咲いていました。

f:id:yamatori0422:20190516155856j:plain

葉桜は桜餅みたいでかわいい。

 

なんだろこれは!

f:id:yamatori0422:20190516160038j:plain

かわいい(*´ω`)

 

車道を歩いていると、軽トラや作業車が何台も連なってわたしを追い越していきました。

軽トラの荷台に4,5人が乗っていて、すっごいシュールでひとり吹き出しそうになりました(笑)

軽トラの荷台に乗るのて小学生だけじゃないんだ…。

今日は山開き前の作業の日だったようで、たくさんの作業員の方がいました。

 

いつもより車の多い沢入駐車場から登山道に入り、緩やかな傾斜を登っていきました。

 

なんだか調子が良くて、一瞬クライマーズハイみたいになってもうどこまでも歩けるんじゃないかと思いました(笑)

でも調子乗って猛スピードで坂を上がったら、心臓がのどから飛び出すのではと思うくらい疲れました(;^ω^)アホ

 

うへえ気持ち悪い、と思いながら膝に手を置いて目線をささやぶの中にさげたとき、びっくりするものを見つけました。

 

コレ↓

f:id:yamatori0422:20190516161249j:plain

なんとセミがいたんです(笑)

 

調べたところ生息地的にエゾハルゼミかなあというところ。

セミってこんなに早くに出てくるんだ…。

もうセミのうっとおしい鳴き声を聞くことになるのかと思うと、散々イヤイヤ言っていた冬が恋しい( ;∀;)

 

あおい葉が沢山出ていました。

f:id:yamatori0422:20190516162714j:plain

 

登山道の状況ですが、雪は1ミリも残っていませんでした。

遅くまで残っている入笠湿原前の雪もすべて溶けていました。

冬の間開いていた湿原の鹿よけゲートは閉められていて、手動で開け閉めします。

湿原の植物が鹿に食べられないようにゲートは開けたら必ず閉めましょう(/・ω・)/

 

マナスル山荘前から山頂アタック。

f:id:yamatori0422:20190516163206j:plain

冬以来の入笠山、夏道をすっかり忘れていて「あっれ~?こんなだったっけ??」と不思議な気持ちで登りました(笑)

 

雪に半分以上埋まっていた標識もすっかり出ていました。

f:id:yamatori0422:20190516163537j:plain

ちなみに岩場コースを選択。

ぶっちゃけどっち行ってもあまり変わらないですよ…。

 

山頂直下に階段がありました。

f:id:yamatori0422:20190516163755j:plain

…こんなのあったっけと、冬の間は雪に埋まっている階段を見て不思議に思うばかり(笑)

 

階段の写真に目を凝らすと上の方におじいさんが写っているのがわかると思いますが、このおじいさんとわたしのザックがたまたま同じもので、「日帰りにはちょうど良いよねえ!」という話をして盛り上がりました( ^ω^ )

 

階段を登り切れば山頂に到着です!

f:id:yamatori0422:20190516164152j:plain

なんか、母校の中学生がたっくさんいて賑わっていました。

たまたま野外活動か何かをしていたみたいです。

あまりの騒がしさに、雪の積もる季節は山頂独占できたのになあと少し寂しい気持ちもをしながら、静かな南アルプスの方を向いて座りました(笑)

 

今日はどこを向いても雲ばかりでした。

f:id:yamatori0422:20190516164542j:plain

f:id:yamatori0422:20190516165605j:plain

 

少し待っていると南アルプスの雲だけ晴れました。

f:id:yamatori0422:20190516170109j:plain

f:id:yamatori0422:20190516170114j:plain

甲斐駒♡

 

山頂でお湯を沸かしておいしい紅茶を飲もうと思っていたのですが、また着火装置がうまく動いてくれず、なぜかライターもつかず、結局火は使えませんでした。

f:id:yamatori0422:20190516170346j:plain

仕方なくシェラカップに入った水だけ飲んだよね。ひもじい…。

 

下山で見たものたち

下山時は草花ばかり撮りました。

 

冬の間眠っていた森が、一斉に芽吹いて生き返ったみたいになっていて感動しました。

f:id:yamatori0422:20190516170731j:plain

f:id:yamatori0422:20190517180540j:plain

f:id:yamatori0422:20190516170725j:plain

f:id:yamatori0422:20190516171125j:plain

f:id:yamatori0422:20190516171356j:plain

 

桜と新緑。

f:id:yamatori0422:20190516171249j:plain

 

花の名前が全く分かりません(笑)
f:id:yamatori0422:20190516170717j:plain

f:id:yamatori0422:20190516170729j:plain

 

そういえば、湿原のゲートを出ていくときに3人組の愉快なおばあさんたちが近くにいたのですが、「天国へのゲートだわ~」「あら、開いていてよかったわねえ」「開いていなかったらわたしたち地獄行きだったわあ」「\あははは/」ってブラックジョーク交わしてて吹き出しそうになりました。

あまりの面白さにわたしも仲間に入れてくださいと言いかけたほど(笑)

なんて平和なんだろう。

 

f:id:yamatori0422:20190517180917j:plain

入笠湿原

f:id:yamatori0422:20190517180744j:plain

入笠湿原に咲くミズバショウ

 

下山しても八ヶ岳は晴れてくれませんでした(´Д⊂ヽ

f:id:yamatori0422:20190517181028j:plain

また晴れた日に登りに行きますか。

 

いつも下山した後お話しする、麓のログハウス建築中おじさん、今日はいませんでした。

久しぶりにお話ししようと楽しみにしていたのに残念。

次入笠山に登るのは少なくとも7月以降なので、寂しいですな…。

 

おしまい。

 

感想

しょっぱなにぶっ飛ばしすぎて久々に疲れました(笑)

なんか夏みたいに暑くて、真夏の山行を思い出しながら歩きました。

シェルとか長いパンツをはかなくていいのはめっちゃ最高なのですが、暑さに弱いのでしんどかった…。

帰ってから玄関でしばらく頭痛がおさまるのを待ったほど。

夏の太陽が照り付けるジリジリの稜線は楽しみなのですが、冬山もちょっと恋しいな…(笑)

 

入笠山関連記事

入笠山に行き過ぎているので記事も沢山あります(笑)

 

おすすめはねえ、「新雪の登山道とビーフシチュー」かな(なぜかスター少なくて人気ない記事なんですが(笑))。

本当に新雪が綺麗でした!!

お暇な時に読んでくださいまし。