瓜割石庭公園と高ツムジ山・十分一山に行ってきました!
瓜割石庭公園について
高畠石という黄みがかった凝灰岩を採掘していた瓜割丁場跡を整備したもので、不思議な模様の岸壁を楽しむことができます。
高畠石は古くは古墳時代の石室に、江戸期からは民家の石堀などに広く使われ、町の特産物としてごく最近まで採られていたそうです。
石切り場の清水に瓜を冷やしたところ、瓜が割れたということからこの名前がついたと言われています。
コンサート会場に使われるほか、芋煮会場もあり人々に親しまれています。
参考:
高ツムジ山・十分一山について
十分一山(じゅうぶいちやま)は高ツムジ山の途中にあって、山というか通過点のような感じになっています。
山頂まで車道が続いているので「登らず」に到達できるお手軽な山です。
十分一山という名前は、江戸時代から周辺の山々で鉱物が採掘されていて鉱山に出入りする者から十分一役をとっていたことに由来すると言われています。
大正12年、当時町長の酒井矢惣氏が十分一山付近の山麓地帯を3年間無料で貸し付け、ぶどう園の開墾を推奨したことでぶどう栽培が飛躍的に広がり、現在のぶどう畑の景観が作られました。
山麓の新田堤は泥炭地の湿性植物の宝庫としても有名です。
両山の山頂付近はテイクオフ基地となっているので、毎年パラグライダーやハングライダーを楽しみに訪れる方がたくさんいます。
ちなみに山形百名山に指定されています。
参考:
お手軽に絶景を見に
今日は山形の母Sさんに会いました。
久しぶりの再会だったので話がはずみ、午後でしたがどこかに出かけようということになりました。
Sさんの運転する車の中でどこに行こうか相談し、わたしが予てから行ってみたかった高ツムジ山と、Sさんおすすめの瓜割石庭公園に行くことにしました!
瓜割石庭公園
まず初めに行ったのは山形市から車で50分くらいのところにある瓜割石庭公園。
途中の車道からも異様な雰囲気を放つ岩壁の一部が垣間見え、わくわくで到着しました。
駐車場は10台もとめられないくらい小さかったのですが、なぜかこの平日に車がいっぱいになっていました。
公園内に入ろうとしたらたくさんのスタッフさんがいて、何やら準備をしていてとても入りにくい空気に(笑)
調べてみると、明日野外フェスのようなものがあるらしくその前日準備をしているようでした。
なんとタイミングの悪い……。
ごめんなさいねという感じでスタッフさんの横を通って公園内に入りました。
(今思うと、あれは入って良かったのだろうか…?(笑))
しかし入ってすぐにその圧倒的岩壁に度肝抜かれましたっ。
ぬおお、なんじゃこれは。
大きな岩がすぱんと切られてたような美しい断面。
なんというか、ロッククライマーが喜びそうです…(笑)
岩壁には2つ大きな穴が開いていて、1つは中が洞穴みたいになっていました。
2つ目の穴は貫通してトンネルになっていて、くぐってみると岩で周りを囲まれた天井のない広い空間がありました。
どちらも翌日のフェスに使うのであろう色々なものが置いてあって、人も沢山行き来していてうまく写真が撮れませんでした(汗)
ですが、本当に圧倒されるくらいの岩の壁でとても美しかったです!
まほろばの七福神は、昔中国から日本海の荒波を渡って日本に訪れようとした8人の仙人がいて、旅の途中で1人が仙人の力を失い、残り7人の仙人が高畠町にたどり着いたという言い伝えから来るそう。
なぜに内陸の高畠に来たのか謎いな…。
七福神像の隣には野外音楽洞という広場があってステージらしきものも見えました。
フェス準備の邪魔をしてはいけないので中には入りませんでしたが、調べてみたところ、音がわんわん響くそうです。
ここで歌うの気持ち良いだろうな!!
高ツムジ山・十分一山
石庭公園は人がいてゆっくり見れなかったので、早々に出てきました。
次に向かうは高ツムジ山と十分一山。
右手が開けて一面の田んぼと、山の斜面にびっくりするくらいのぶどう畑が見えるあたりです。
国道から外れると、車一台しか通れないほどの細道がくねくねと山頂まで続いています。
すれ違いはすごく嫌な道ですね…。
しばらく山道を走ると、右手に十分一山展望台の看板が出てきました。
看板に従い右に入ると、広い駐車場がありました。
駐車場の目の前には長い階段が。
どうやらこの階段の上に展望台があるみたい(^O^)✦
階段を駆け上がると、南陽盆地が眼下に広がりました!!!
ひゃ~!と思わず歓声をあげてしまう( ;∀;)
久しぶりの絶景に見とれるSさん。
朝日連峰の方を撮ったつもりですが、全然外れてました(汗)
右端の山の向こうに(かろうじて)写るちょこんとした三角形の山が祝瓶山っぽいので、大朝日岳はもっと右側にあるはず…。
とりあえず眼下の街並みと田んぼと、そびえたつ山の景色が最高でした(*´ω`)
十分一山展望台を後にして、さらに上に車を走らせるとログハウスが見えてきました。
ログハウスの前に駐車スペースがあったので車をとめました。
正面が芝生の広場になっています(^O^)
ここが十分一山フライト場らしい!
芝生を突き進んでみる。
すぐそこで行き止まりかなと思っていたのですが、想像以上に先が続いていました。
\ヒーヒー!!!/
すごいテンション上がる景色です…!!(笑)
芝生は途中から落っこちるように斜面になって行き止まりでした。
ここからパラグライダーが飛び立つんですね!かっこいい!
夕日の空に溶ける飯豊連峰。
下の池みたいなやつは白竜湖というそうです。
飯豊登りたいわ~~…。
飯豊ってテン泊のイメージないけどテン場あるのかな?小屋泊は嫌だなあ…(調べろ)。
こちらは吾妻連峰。
右端が飯豊連峰、左端が吾妻連峰なのですが、その間のピークは何という山なんだろう?
グーグルアースで調べてもよくわからない…名もなき山になってた…地図持ってないので調べようがなくて気になります(´Д⊂ヽ
それにしても本当にきれいな景色でした!!
車で来れる、お手軽絶景スポットだと思います(^O^)
ログハウスから高ツムジ山にも車道は続いているのですが(約2km)、砂利道悪路になるようなので今回は高ツムジ山山頂まで行くのは諦めました。
グーグルアースで調べたらやばいことになっていたので、次はスカイパークから徒歩で行ってみたいと思います(笑)
(参照: Google Earth)
感想
まず瓜割石庭公園の存在をSさんに教えてもらうまで知りませんでした。
高畠にこんな素晴らしいスポットがあることに驚き。
今回はイベントがあってじっくり見られなかったので、また写真を撮りに出かけたいと思います!
それから、前から行ってみたかった十分一山に行けて良かったです✦
噂通りの絶景で、遠くの山並みを見てるとなんだかほっとしました。
高ツムジ山の頂上へは行けなかったので、次はハイキングに来たいと思います。
また1つ山形のことを知れたお出かけとなりました!