どうもこんにちは。
今日は宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰の刈田岳と御釜について書きたいと思います(^▽^)/
刈田岳と御釜について
刈田岳(かっただけ)は、宮城県刈田郡蔵王町にある標高1758mの山で、蔵王連峰の主峰の1つです。
蔵王エコーラインと蔵王ハイライン(有料)から車で容易にアクセスでき、頂上付近には駐車場やレストハウスが完備されていて、蔵王観光には外せない存在です。
刈田岳頂上には蔵王連峰の名前の由来となった刈田嶺神社(かったみねじんじゃ)奥宮があります。
「蔵王連峰」という名前ははこの両宮が祀っていた蔵王権現が由来となりました。
刈田岳は古くは「刈田嶺」「不忘山(わすれずのやま)」と呼ばれ、江戸時代には神社参拝に訪れる人が年間1万数千人あったという記録も残っています。
そして刈田岳のすぐ近くには御釜(おかま)があります。
御釜は、宮城県刈田郡蔵王町・柴田郡川崎町と山形県山形市・上山市の境界付近にある火口湖で、五色沼とも呼ばれています。
御釜の北西約200kmは境界未定地域となっていますが、御釜自体は宮城県に位置しています。
湖面はエメラルドグリーンですが、天候によって少しずつ表情を変えます。
湖水は強酸性のために生物は生息できません。
水温は、表面から10数mの深度で2℃まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなるという特殊双温水層で世界でも例を見ないと言います。
今まで26回の噴火を繰り返していて、1番最近は明治28年に噴火しています。
参考:
刈田岳 - かつただけ:標高1,758m-東北:蔵王連峰 - Yamakei Online / 山と溪谷社
http://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO/201810/area_todouhfuken_mitei.pdf
エメラルドグリーンの湖面と蔵王の眺望
大学生になって東北に住むようになってから、御釜や刈田岳には4、5回遊びに行きました。
アクセスが良い上に景色が最高なので、友達が東北に遊びに来てくれた時には紹介するようにしています(*´ω`)
蔵王エコーラインから有料の蔵王ハイライン(普通車540円)に入ってしばらく車を走らせると広い駐車場が見えてきます。
エコーラインもハイラインもドライブには最高の道となっているのでツーリング目的で訪れる方もいるっぽい。
駐車場から歩いてすぐにもう御釜の絶景が広がります!
ひょ~!最高だねっ。
これらは6月初旬に行った時の写真なのですが、残雪がある風景かっこいいです✦
まじで作りものみたいな色でびっくりしますよ。
子どものころに見ていたテレタビーズのタビーカスタードみたい(ほとんどの人知らない)。
参考(笑)↓
おすすめはジオラマ風で撮ること。
よりタビーカスタード感がでます(どうでもいい)。
駐車場から御釜向かって右方向には刈田岳山頂への道が続いています。
整備されているのでサンダルでも歩けると思います(笑)
あ、でもスカートはやめたほうが良いです…風が強いことが多いのでね…。
(体験済)
広い道をちょちょいと登れば刈田岳山頂です✦
ここから見る御釜もとてもきれいですよ。
刈田岳から望む山々。
いや~、行きたくなっちゃいますヾ(‥ *)ノ≡ヾ(* ‥)ノ
そして山頂には刈田嶺神社奥宮があります。
◆刈田嶺神社奥宮について
祭神は天之水分神(あめのみくまりのかみ)、国之水分神(くにのみくまりのかみ)です。
水分神は水の分配を司る神で、水源や分水点などに祀られます。
水にかかわる神ということで、祈雨の対象とされてきました。また「みくまり」が「みこもり」と解され、子授け・安産・子供の守護神としても信仰されるようになりました。
天と国は対になっていて男女の違いだと考えられています。
奥宮は麓の遠刈田温泉にある里宮と対になっていて、神体は夏季は奥宮に、冬は里宮に季節遷座しています。これは、冬は雪深く奥宮に参拝することができないからです。
ご利益は、水難守護、天候祈願、子授かり、安全祈願などです。
参考:
あまり良いお社の写真がないんだ…(スミマセン)。
御朱印もらえるそうですが宮司さんは奥宮にはいないらしく、あらかじめ紙に書いてあるものをいただくそうです。
風強くて、観光客の亡霊と化した友達↓
神社の前でやめて。(笑)
山頂から熊野岳方面へ散策に行ってみました。
(左の空に浮かぶのは朝日連峰です。)
朝日連峰。
飯豊連峰も見えるはずなので晴れた日は探してみてください(^▽^)
御釜の横に道ができているのでそれに沿って進みます~。
(奥に見える山が熊野岳で、そこに続く道は馬の背と呼ばれています。)
ここからは登山道なのでちゃんと靴を履くのがおすすめ。
熊野岳に近づくほどに御釜の緑の湖面がよりはっきり見えるようになります✦
う~ん、ほんとに作りものみたい…。
この時は山登りのつもりではなかったので、散策は適当なところでやめて帰りました。
もと来た道に戻る階段があるのでこれを上って駐車場へ。
なんとも疲れる階段ですが(笑)
2019年のエコーライン開通式はもう終わっているので、ぜひ残雪の御釜に行ってみてくだされ~(∩´∀`)∩