今日はわたしの愛すべき山道具のお話(∩´∀`)∩
先日GORE-TEX®のレインウェアを洗濯しました。
レインウェアが汚れた・においが気になる
わたしが今愛用しているレインウェアは、THE NORTH FACEのクライムベリーライトジャケットです。
素敵でしょ…!!(笑)
C-KNIT™の柔らかい肌触りは病みつきになります✦ 超お気に入り(^▽^)
このレインウェアは今年の2月に上下セットで購入しました。
ですからまだ夏山の雨の中で着たことはないのですが、冬の低山山行ではパーカの方は必ず着用していました。
(貧乏大学生なので上下ノースはかなりの痛手を被りましたが、その分宝物のような存在になっています。)
今年に入ってからは毎週のように山に登っていたので購入して4ヶ月くらいしか経ってないけど結構着用したと思います。
それで、気になってくるのが汚れとにおいなんですね…。
汚れは特に袖口とかえりの付近が気になり始めました。
汗や日焼け止めクリームなどが付着しやすいんだと思います。
においの方は、生地がつるつるしていてにおいがつきにくいので、最近まではなんとも思っていませんでした。
が、
この前わたしの友人がクライムベリーライトジャケット様のあるところでたばこを吸いやがってしまったのです。
たばこ取り出した瞬間「うわ!やめろ!」と内心思ったけど、そういうのってなかなか言えないじゃないですか…。
あとになってそっとクライムベリーライトジャケットを取り出してみると、案の定たばこのやばいにおいが染みついていました( ノД`)
ほんっとに最悪……。
たばこを吸う人って、たばこを吸わないサイドの人間がどれだけたばこのにおいを迷惑に思っているかわからないんだろうな…。
たばこ吸う人、ごめんね。
でも分煙には協力してほしい、切実に。
話がそれましたが、そのにおいと汚れを落とすべく、洗濯をすることにしました。
洗濯に必要な道具
まずクライムベリーライトジャケットの生地はGORE-TEX®なので、使う洗剤はゴア用のものになります。
おそらく誰もがこれを使っているかと…。
我らがニクワックス(/・ω・)/じゃ~ん
左の緑色のが洗剤で、右の青いのが撥水剤です。
わたしもこれを使って洗濯します。
あとはバケツとアイロンがあれば完璧です✦
汚れを落とす
ニクワックス テックウォッシュの裏面を読んで洗っていきます。
わたしは今までのレインウェアもこれで洗ってきたので慣れていますが、初めての時は心配だったので公式動画を見てやりました。
他にもいろんな人たちが洗ってみた動画出してるので洗い方心配な人はそっちを参考にしてくだされ。
クライムベリーライトジャケットは、洗濯機マークがついていなかったので(というかそもそもタグが付いていなかった)、洗濯機は使わず手洗いをしました(面倒くさいが宝物のためなら…)。
うちにはバケツがないのでお風呂場の洗面器で洗います~。
揉み洗いすると気づかずについていた汚れが落ちて水が濁りました。汚いぜ!!
洗った後は水で十分にすすぎます。
撥水処理
テックウォッシュで汚れを落としたら、今度はウォッシュインで撥水加工します。
これもやり方は前にのせた動画を見て確認してみてください(/ω\)
撥水剤は洗っている手まで撥水加工してくれて面白いんですよね(笑)
しばらくおてても撥水効果が続くので、手を洗っても激しく振るだけで水を落とすことができます(笑)
しばらくぬるま湯に付け込んでおきます。
付け込んだらまた水で十分に洗い流します。
なかなか洗剤を洗い流せなくて、何回も水を変えては揉み続けます…疲れる。
洗い終わったら室内で乾かします(*'▽')
洗濯の結果こうなりました
乾いたらさっそく汚れ落ちたか確認です!
\じゃん/
とってもきれいになりました✦
たばこのにおいも完全に消えて、ニクワックスのにおいになりました!(いいのかそれは…?(笑))
霧吹きで撥水具合を確認してみます。
おおお、きれいな水玉ができていて撥水されています✦
しかし、水を手でこすってみるとこんな感じに若干浸みこんでしまいました。
あれれ…期待していたのと違うなあ。
仕上げにアイロンをかけよう
思ったより撥水してくれなかったので、今回は初めてアイロンがけをすることにしました。
アイロンはスチームなしの低温に設定します。
あて布(お気に入りの手ぬぐい)をして、ゆっくり熱を伝えるようにアイロンをかけていきます。
(なんか怖いからとりあえず腕からやってみる。)
アイロンを放して撥水されてるか確認してみました。
!?
アイロンをする前よりも水の玉が細かくできていました!
(トライポフォビア感あってちょっと気持ち悪いくらい(笑))
指でこすってみてもご覧の通り。
あ、アイロンの力すごいな!!
腕以外の部分にもアイロンをかけました。
特に肩とかフード部分とかは撥水してほしいので入念に…。
最後に撥水確認。
指でこすってもちゃんとはじいてくれました。
(ファスナー付近は熱に弱いかなと思い、あまりアイロンをかけていなかったので若干撥水力は落ちています。)
これだけはじくと気持ちが良い!!
レインウェアの撥水メカニズム
レインウェアの表面には撥水基という細かいうぶ毛のようなものがあって、これがしっかり整った状態で立っていると抜群の撥水力を発揮してくれるそうです。
しかし当然、この撥水基は何度も着ているうちに不ぞろいになって倒れたり、汚れてしまします。
こうなると撥水できずに、水はウェアにべちょっとくっついてしまいます。
この状態の撥水基を元に戻してくれるのが「熱」です。
撥水基は熱によって立ち上がる性質を持っているので、乾燥機やアイロンでお手入れしてあげると撥水性がよみがえるんです✦
参考:
ただ、あまり高温でアイロンをかけてしまうと生地がとけてしまうので、必ずあて布をして低温でかけます。
ウォッシュインのみでも撥水性は甦りますが、より完璧な撥水性を求めるならアイロンか乾燥機を使うと◎です( ˘ω˘ )
(その際はジャケットのタグの表記に従って適切にお手入れしてあげてください。)
ウェアに撥水性があることで、雨が降っても透湿性を保ってくれてより快適に山行を続けることができます✦
わたしのクライムベリーライトジャケット様も撥水性抜群になったので、夏の雨の山行が楽しみです♡