こんにちは。
あじさい寺と言われる山梨県の妙法寺に行ってきたのでその記録です!
小室山妙法寺について
小室山妙法寺は、山梨県南巨摩郡富士川町にある日蓮宗の本山です。
山号は徳栄山とも言われます。
本尊は大曼荼羅(如来、菩薩、明王、天などを漢字や梵字で書き表したもの)です。
前身は、693年に役小角が開祖したという真言宗寺院である仁山護国院金胎寺で、現在も真言宗寺院であったことを示す笈(おい:修験者などが修行するときに仏像や仏具などを入れて背負う道具)が残っています。
(この金銅金具装笈は山梨県指定有形文化財に指定されています。)
1275年に当時の住職であった善智法印が日蓮と法論して敗れ、弟子となって日蓮宗に改修するとともに日伝と称しました。
毎年6月下旬から7月上旬にかけて、境内1面に約2万本の紫陽花が咲き乱れます。
この時期には紫陽花祭りが開催され、地元の食材を使った食べ物や太鼓演奏等のイベントを楽しむことができます。
※2019年の紫陽花祭りは6/24~6/30です。
参考:
小室山妙法寺あじさい祭り/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報
紫陽花を見に行こう
母とどこかに出かけようという話をしていて、この時期の楽しみである紫陽花を見に行くことにしました。
しかし長野県は6月だと紫陽花まだ咲かないので、気温が高いお隣の山梨県で紫陽花を探すことに。
調べてみると山梨県には紫陽花の名所がいくつかあったのですが、評判が良く、自宅からもそこそこに近いということで妙法寺を目的地にしました。
妙法寺をぐるっと
ナビに従い山道を登っていくと、立派な山門がありました。
向かって右側に第一駐車場、左の奥の方に第二駐車場があります。
わたしたちは案内のおじさんに指示され、第二駐車場に車をとめました。
早速山門をくぐってお寺の中にお邪魔します~。
山門の両脇に安置されている仁王尊像は鎌倉中期のものだそうです。
山門の先には長い階段がありました。
階段を上がり切ると、左側に鐘楼がありました。
そしてその先に本堂がありました。
(お寺とかは正面から撮っちゃダメでしょって母に怒られた…次からは気を付ける…)
本堂の裏には紫陽花の咲き誇る遊歩道があります。
遊歩道はお寺の周りをぐるっと一周していました。
遊歩道は祖師堂(寺院の開基像を祀ってある場所)まででおしまい。
祖師堂の横には庫裡(僧侶の居住する場所)がありました。
ここからお寺の中に入って中を見学できます。
スリッパに履き替えて上がらせてもらいました。
素敵な渡り廊下でした!!
境内にはお手洗いもいくつかあったので安心して見学することができました。
妙法寺の紫陽花
妙法寺で撮った紫陽花を載せていきたいと思います。
山門から階段の紫陽花。
かわいかったけど、この辺りはまだこれからという感じでした。日あたりが悪いのかしら?
続いて本堂付近の遊歩道の紫陽花。
とっても良い感じ!!
白い紫陽花。
紫陽花は土壌のpHによって色が変わりますが、白色だけはその紫陽花が持って生まれた性質なんだそうです。
ちょっと渋い色の紫陽花。
額紫陽花かな?
花が額のように縁だけに咲く「額咲き」、かわいらしいです。
パステルカラー。
遊歩道はいったん町道に出て、天狗堂からまたお寺に入ります。
これは山紫陽花…?
額紫陽花と山紫陽花の違いがよくわからないヨ。
本紫陽花。
美…。
あおい額紫陽花。
ピント合わせるの難しい…。
アメリカノリノキ?
調べていくと代表的な品種はアナベル…とかなんとか出てきて「わからん!」となった。
コンパクトな紫陽花!
名前がわからないよ!!紫陽花ってこんなにたくさん種類があったんですね…。
祖師堂前の紫陽花。
なんと八重咲!!小町かな?
ピンク系の本紫陽花も素敵でした。
アルカリ性の土壌になると紫陽花は赤系色になるそうです。
祖師堂の隣の渡り廊下をくぐって遊歩道散策は終了('ω')ノ
渡り廊下からの紫陽花も素敵でした。
鐘楼の裏の紫陽花畑の中にも道があったので行ってみました。
定番だけど綺麗でした✦
ピンクの額紫陽花と山紫陽花。
かわいいかわいいかわいいかわいい。
第二駐車場の近くを流れる川沿いの群生も色鮮やかでとてもきれいでした。
というか、ここが1番綺麗だったかも(笑)
第一駐車場の近くにも撮影スポットがあったみたいなのですが、知らずに帰ってきてしまいました(笑)
紫陽花見る時の注意
今回お邪魔した小室山妙法寺は山の麓にあります。
辺りは林になっていて、近くに川も流れています。
だからね…蚊がすごいんです…!!
まだ6月で最盛期ではないにしても、やぶ蚊がいくらか飛んでいたみたいでわたしは2か所も刺されました( ノД`)およよよ…
紫陽花観賞をする際は虫よけ対策をお忘れなく…!!
感想
紫陽花はわたしの大好きな花の1つなのですが、妙法寺のような紫陽花の名所には訪れたことがなかったのでとても感動しました。
今まではポンポンのようにまあるい本紫陽花が好きでしたが、妙法寺のおしとやかな額紫陽花や山紫陽花を見て、大和なでしこっぽくて良いなあと思いました。
紫陽花観賞は、もし雨が降ってしまってもきれいな紫陽花を楽しめるので(むしろ雨の方が味が出る)、梅雨の楽しみと言えますね(*´▽`*)