こんにちは。
最近卒論が忙しくて山に行けていません…。
皆様に素敵な山の写真をお届けできない残念な気持ちと、それ以上に山に行けないもどかしさで発狂しそうですコノヤロ~~!/。
それでも何人かの皆様には日常のどうでもいいような記事に目を通していただいているようで大変嬉しく思います…なんて良い人…ありがとうございます( ノД`)
卒論中間発表がある今週を乗り切らないと山に行けないので、今日は山に登る日を夢見ながら(大げさ)万能なハッカ水のお話をしたいと思います。
山の虫の話
街とは違って山に登ると色んなリスクがあって自分たち自身でそれぞれに対処しなければならないのですが、その中でも「虫」問題は結構重要な問題だと思います。
例えば、国内では蜂に刺されて死亡する人が毎年20名前後もいるそうです。
蜂に刺されるとアナフィラキシーショックを起こすことがあり、それが死に直結するのです。
それから目に見えないような小さな虫であるダニも案外危険です。
ダニは感染症を持っていることがあり、そのダニに噛まれると最悪死に至るのだそう。
参考:https://sangakuisan.yamakei.co.jp/.assets/dangerous.pdf
そしてわたしたちにとってもっと身近なのは蚊です。
刺されればかゆくなるだけでその他の害はないと思ったら大間違い。
国内外には日本脳炎ウィルスやデングウイルス、マラリア原虫などを持っている蚊がいて、それらに刺されると病気を発症します。
国内ならたぶん蚊を媒介して死に至るようなウィルスに感染することはあまり考えられないかもしれませんが、蚊に刺されること自体が嫌ですよね。
かゆいし、腫れて痛いし、刺された跡は元気っこみたいで恥ずかしいし…。
山に登るとこれらの害虫に出会う可能性は高くなるので、対策をしっかりしなければならないのです(面倒臭いけどね…)。
今のわたしの虫対策
わたしは蜂対策としては黒い持ち物をなるべく避けるくらいしかしていない(とか言ってアンダーはいつも黒着てる)し、ダニ対策も特にしてないですが…
蚊には市販の虫よけスプレーで対応しています。
スキンガードアクアはいい香りがするし小型で携帯しやすいのでお気に入り。
そしてありがたいことにブヨにも効く成分が入っています✦
ただアブには効かないので、アブ対策もしたい場合はサラテクトの方を使っています。
フレッシュミストのマリンの香りのやつで、携帯用の小さいの。
ディートという成分がアブに効くので、これが入っているやつを使うと良いみたいです。
詳しくは→コラム詳細 | サンドラッググループ お客様サイト
これは余談ですが、メマトイと言う虫(目の周りばっかり飛ぶうざったい虫)にはギャツビーを使っています。
ギャツビー(GATSBY) アイスデオドラント ボディペーパー アイスシトラス 30枚×3パック メンズ 制汗 ボディシート EC限定品
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前たまたま山でギャツビーのボディシートを使ったら、それまでぶんぶん飛び回っていたメマトイがうそのように消えたんですよね。
それで調べてみたら、ギャツビーのシートにはメントールという成分が高配合されていて、これが虫に効くようです。
ちゃんと科学的根拠があった…。
ギャツビーは山でかいた汗のべたつきを一掃できるので一石二鳥です!
とりあえず今わたしが山で使っている虫対策はこんな感じです。
ハッカ水の話
わたしには上記の対策以外は虫対策って思いつかなかったので、何の疑いも不満もなく市販の虫よけスプレーを使っていたのですが、1年ほど前に何かの本で「ハッカ水」というものの存在を知りました。
なんじゃそのシャレオツなものは、と思ったのですが、調べてみるとハッカ水は驚くほど万能だったんです。
(ここからは数ある先人のブログなどで散々書かれている内容ですが、わたしが忘れん坊なので完全な自分のためのメモとして書きます。)
ハッカ油の効能
①防虫
ハッカの成分に含まれるメントールが虫除けに効く。
(ギャツビーと同じや!)
なんでも、蚊だけでなく蜂やダニ、ゴキブリ、カメムシにも効果があるみたいです。
②除菌・消臭・制汗
③リラックス効果
ハッカ水活用方法
上記3つの効能を持つハッカから作るハッカ水は様々に活用できます。
①虫除けスプレー
②除菌・消臭スプレー
③制汗スプレー
④マウスウォッシュ など。
山でのハッカ水活用方法
ハッカ水を応用的に山で活用するにはどんな方法があるか考えてみました。
◆日中
①虫対策
メントールの力で蚊もアブもブヨも蜂もダニも寄せ付けない、最高だ!
②制汗
登山中にかいた汗のべたべたが多少すっきりする!
③除菌・消臭
山のトイレでは手が洗えないことが多いから、トイレ後の手の除菌に。
除菌シート分の荷物が減る!
体にスプレーすることで気になる汗のにおいも気にしなくて良い!
◆宿泊時
①虫対策
体の他にテントなどにスプレーすることでテント内への虫の浸入を防げる!
②除菌・消臭
においがこもりがちなテント内の消臭!
連泊の時は衣類の消臭!
③マウスウォッシュ
山では歯磨き粉が使えないことが多いからその代わりに。
口の中すっきりが期待できる!
④リラックス効果
テントや山ではなかなか寝付けないことも多いから、ハッカのリラックス効果で疲れを癒し、眠気を誘う。
やすらかな睡眠が期待できる!
ハッカ水を作りたい
というように、考えれば考えるほどハッカ水は山で使えそうなんですよね。
だからいつか作ろうと思っていたのですが、作らずにいつの間にか1年が経ちました(笑)
材料を集めるのがめんどくさい&お金を使いたくない病だったの…(;´Д`)
でもこの前実家に帰った時母がハッカ油を買ってくれたので、それじゃあハッカ水を作らないわけにはいかないじゃないか!ということで今回試作品 1号を作ってみたのです。
ハッカ水を作ったよ
というわけでハッカ水試作品1号作りの流れを記録したいと思います~~。
ハッカ水作りに必要なものは4つあります。
1つ目はあたりまえにハッカ油。
今回買ってもらったのはコレ↓
健栄製薬株式会社の天然ハッカ油です。
アマゾンとか楽天になかったのでヤフーの貼っときます↓
化学物質が一切使われていないので安心して使用できます。
あと普通に箱がかわいくてパケ買いしたよね。
お値段は1000円しないくらいです。
次にエタノール。
1600円なり。
ハッカ油のような精油は水に溶けずに分離してしまうので、先に水にも油にも溶けるエタノールにハッカ油を溶かしてから水と混ぜます。
エタノールはハッカ油と水の仲介役って感じらしい。
あ、それから、無水エタノールじゃなきゃダメなのかというとそうでもないみたいです。
例えば消毒用エタノールというのも使えます。
これはエタノールの除菌力が1番高くなる濃度80%にしてあるエタノールですが、精油を溶かすにはエタノールがあれば良いということなのでハッカ水にも使えるとのこと。
濃度が低い分値段も安いしね。
そして水。
精製水と水道水どちらでも構いません。
精製水の方が不純物がないので良いよねということで皆さん精製水を推しているみたい。
精製水はすごく安いのでまあ買っても良いのですが、買いに行った薬局で精製水が売り切れてたので今回は水道水を使うことにしました。
最後にハッカ水を入れる容器です。
容器は何でも良いわけじゃなくて、素材に気を付けなければいけません。
なんか、わたし調べによると、
①ハッカ油:ポリスチレン(PS)を溶かす
②エタノール:ポリスチレン(PS)・ポリエチレンテフタレート(PET)・スチロール樹脂を溶かす
らしいです。
ということで容器の素材はポリプロピレン(PP)かポリエチレン(PE)かガラス製が適しているとのことです。
(完全な科学で気が滅入る。)
普通にその辺で売られているのはPS製の容器なので、まずPPやPEを探すのに一苦労。
今回は試作品と言うことで5㎖の香水用ガラス製容器を使いました。
500円なり。
ハッカ水の作り方は、これらの材料を容器で混ぜ合わせるだけです。
水と9:1の割合にしたエタノールにハッカ油を数滴たらして良く振り混ぜ、水を入れてまた混ぜます。
たったこれだけ(⌒∇⌒)割と適当でできちゃう(⌒∇⌒)
あとはハッカ油の量を調節して、自分好みのハッカ水になるまで試作を繰り返します。
今回は1回目の試作だったのでハッカ油の量は5滴くらいにしました。
感想
無水エタノールはちょっと高いけど、それ以外の材料は案外安く買えたので良かったです。
できたハッカ水を体にスプレーしてみると、あのハッカ独特の香りがぶわ~っと広がりました。
ハッカ飴舐めたくなってきた!!!!(笑)
その香りは確かにリラックス効果が高いと思いました。
それからメントールのス~っとした清涼感がとても心地よく、今の季節にぴったりだと思います✦
5滴でも割と清涼感と香りが強いですが、わたし的にはもう少しハッカ油の量を増やしてみても良いと思います。
虫除け効果と除菌効果と制汗効果のほどはまだわかりませんが、これから試してみたいな~。
とりあえず下界ではお風呂上りにスプレーしたり、網戸(最近Gが歩いてるところを見てしまった…)にスプレーしたりして使っていきたいと思います。