やまとりにっき

山登りやお出かけを中心とした日々のあれこれです

<山行記録> 北ア 爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳縦走1日目 ~憧れの山へ~ 2019.7.25

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こんにちは。

先日3日間ほど山籠もりして爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳を歩いてきました。

今日は1日目の記録です。

爺ヶ岳について

過去記事を参考にしてください。

yamatori0422.hatenablog.com

 

鹿島槍ヶ岳について

鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)は富山県黒部市立山町と長野県大町市にまたがる標高2889mの山です。

北アルプス後立山連峰に属しています。

 

山頂は南峰(2889m)北峰(2842m)からなる美しい双耳峰で、吊尾根と呼ばれる稜線で繋がっています。

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大町市から見た鹿島槍ヶ岳

1922年には馬連高山植物の一部として特別天然記念物に指定されました。

また、北東斜面にあるカクネ里雪渓が日本には数少ない氷河であるということが2018年に確認されました。

 

山名の「鹿島」というのは、平家の落ち武者が住んだと伝えられる麓の集落の地名です。

この地名は大地震や水害を避けるために鹿島明神を勧請したことに由来すると言います。

大正初期に陸地測量部が、山頂のとがったこの山を北アルプス南部の槍ヶ岳に対して鹿島槍ヶ岳と呼ぶようになったそうです。

信州側では、双耳峰から由来する「背比べ岳」や、春に山肌に出る鶴と獅子の雪形に由来した「鶴岳」「獅子岳」、越中地方では「立山(ごりゅうざん)」とも呼ばれてきました。

 

参考:

鹿島槍ヶ岳|北アルプス登山ルートガイド

鹿島槍ヶ岳 - Wikipedia

https://www.jataff.jp/monument/33.html

長野県内初の「氷河」発見 鹿島槍ケ岳の「カクネ里雪渓」など 学術的裏付け(1/3ページ) - 産経ニュース

 

3日間の記録

7/25:柏原新道 ー 種池山荘 ー 爺ヶ岳 ー 冷池山荘(テン泊)

7/26:冷池山荘 ー 鹿島槍ヶ岳南峰 ー 鹿島槍ヶ岳北峰 ー 冷池山荘 ー爺ヶ岳 ー 種池山荘(テン泊)

7/27:冷池山荘 ー 岩小屋沢岳方面 ー 冷池山荘  ー 柏原新道

 

1日目の山行記録

4:10 自宅 ー 6:10 柏原新道入口前駐車場 ー 6:25柏原新道入口 ー 10:15 種池山荘 10:25 ー 11:25 爺ヶ岳南峰 11:30 ー 12:00 爺ヶ岳中峰 12:05 ー13:05 冷乗越 ー 13:20 冷池山荘 13:30 ー 13:40 冷池山荘テン場

 

テン泊装備で行く後立山連峰

先週はわたしが大好きな鹿島槍ヶ岳をついに登ってきました!!!!

柏原新道から爺ヶ岳を経て鹿島槍ヶ岳を歩きました。

1泊でも行けるルートですが、そこを敢えて2泊で父と歩いてきました(*'▽')

 

柏原新道から種池山荘

早朝、マイカーで自宅を出発。

大町アルペンラインを上がっていくと右手に柏原新道の入り口があり、その横に登山者用の小さな駐車場があります。

休日などは激込みでこの駐車場にとめられることはほぼないのですが、この日は平日だったのでスカスカでした(よっしゃ~~)!

ちなみにここがいっぱいの場合は上の扇沢ターミナルの有料駐車場にとめなければなりません。

ターミナルからは登山口までしばしコンクリート道を歩かなければならないので辛いです(;´Д`)

 

柏原新道入口は登山者用駐車場から扇沢を渡ってすぐのところにあります。

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柏原新道入口にはスタッフの方が1人いて、登山届の確認などをしていました。

…登山口に人いるの初めてで戸惑いました(笑)

 

では出発~~!!

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柏原新道は比較的緩やかで登りやすい登山道となっています。

登山道詳細は以前書いたのでここでは割愛。

詳しくは過去記事を参考にしてくだされ。

yamatori0422.hatenablog.com

 

雲の隙間からスバリ針ノ木蓮華などを見ることができました。

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北アに来たぞ~~~!!とテンションが上がっちゃう!!!✦

 

石畳のようなごろごろの道もあって、変化を楽しめる登山道を登っていきます。

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今回はテン泊装備の13㎏ザックを背負って登りましたが、日々の筋トレのおかげかあまり疲れを感じることなく登ることができました(^o^)

筋トレ大事!!

 

この時期は1か所だけ雪渓を横切る場所がありました。

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しかしステップが綺麗に切ってあるので何の問題もありません(/・ω・)/

1年ぶりの柏原新道ですが、去年とは季節が違うので登山道の顔も違って面白い。

 

1番最後に鉄砲坂の急登を頑張りますっ。

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去年は日帰り装備でもヒーヒーでしたが、今回はすんなり登れて自分の成長を感じたぞい(笑)

 

しばらくすると視界が開けてコバイケイソウの花畑と種池山荘が見えました(*'▽')

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この時期種池山荘の周りは高山植物畑でした!

 

斜面の向こうには蓮華、針ノ木が雲の上に頭を出していました。

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そして種池山荘に到着!

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オレンジの屋根が素敵な山荘です☆

 

山荘前でランチ休憩しました。

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マッシュポテト×コンビーフを挟んだバケットサンド。

去年は種池ー爺ヶ岳南峰の稜線でシャリバテたので、それに学んで今回はたくさん食べとく。(笑)

 

種池山荘の外トイレは個室が2つと男性用トイレが1つです。

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トイレからは鹿島槍ヶ岳が見えます。

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...雲がかかっておるではないか…。

 

種池山荘から爺ヶ岳

休憩を済ませて爺ヶ岳南峰を目指しました。

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山荘からの南峰はいつ見ても鷲羽岳に見える…。

 

爺ヶ岳の稜線からは剱・立山が絶景です(*^^)v

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よ!いけめん!/

 

ハクサンシャクナゲと剱。

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登山道両側に咲くシャクナゲを楽しみながら登りました。

 

雲海の針ノ木を背に歩くお父さん。

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快晴ではなかったのですが、わいては消える雲がとても幻想的でした。

 

たまにこんな感じで急上昇する雲などがあって面白いです。

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かなり足にくるガレ場を頑張って登れば、ようやく爺ヶ岳南峰到着です!

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ちょっと休憩して、ここから中峰を目指します。

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中峰までは最高に気持ちの良い稜線です。

 

斜面にはコマクサが群生していました。

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高山植物の女王と言われるのもうなずけるこの豪快さ!

やっぱりかわいい…♡

 

中峰直下の急登を登れば山頂標識が待っていました✦

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爺ヶ岳最高峰2669m地点に到着です(*'▽')

 

中峰から望む南峰。

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本来なら南峰の後ろには針ノ木やスバリがかっこよく見えるはずなのですが…残念ながら雲が厚かった…。

鹿島槍も顔から煙を吐いたみたいになってました(笑)

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爺ヶ岳から冷池山荘

中峰からまたトラバース道に下って冷池山荘を目指しました。

 

もうこの辺からは山荘の赤い屋根がずっと見えています。

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遠い…。

 

休憩を入れつつ歩きました。

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ちなみに爺ヶ岳北峰は山頂標識などがなかったので写真は撮りませんでした。

 

爺ヶ岳を過ぎるとあとはどんどん下りました。

途中から森林になって展望がきかなくなりました。

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体力的には大丈夫だったのですが、ひたすらに足の裏が痛くてこの下りには参りました(;´Д`)

 

だんだん近づく目的地。見えてるから遠く感じる…。

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赤いガレのつづら折りを下りきると冷乗越(つめたのっこし/つべたのっこし)に到着しました。

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ホッと一息つきます。

乗越からはちょっと下ってから冷池山荘まで登り返すのですが、これが相当足の裏にきた…。

足の裏の骨折れそうでした(笑)

 

悲鳴上げながらやっとのことで登り切ると、ガスに浮かぶ冷池山荘に到着しました(泣)

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◆冷池山荘について

冷池山荘(つめたいけさんそう/つべたいけさんそう)は鹿島槍ヶ岳稜線2410m地点にある山小屋です。

1929年平村営冷池小屋として開設されたのが始まりです。

1963年に2階建ての本館が建設されました。

1967年には鉄筋コンクリートの厨房が併設され、冷池山荘の名前に改名されました。

その後1979年には鉄骨2階建ての新館が建造されました。

<基本情報>

収容人数:250人

開設期間:6月中旬~10月中旬

素泊まり:6400円

テント泊:1000円/人

テント設営数:約40張

参考:

https://www.kasimayari.jp/annai.htm

冷池山荘|北アルプスの山小屋-北アルプス登山ルートガイド

爺ヶ岳 - Wikipedia

 

お疲れさまでした(;´Д`)

山荘でテン泊の手続きをしました。

宿泊者は水1ℓのサービス券がもらえるので、水も補充しました。

冷池山荘の水は300m下の沢からポンプアップしているとのことです。

沢水、おいしいです(^▽^)

 

ちなみに冷池の読み方ですが…HPは「つめたいけ」で統一されているようです。

一般的につめたいけと呼ぶ人の方が多いのかな。

お父さんは「つべたいけ」と言うのでわたしもつべたいけ派になりました(笑)

もしかしたらつべたいけというのは長野県側の方言みたいなものなのかも…??

 

外トイレは階段を下ったところにありました。

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さて冷池山荘のテン場ですが、悲しいことに山荘から10分ほど山道を登ったところにあります( ノД`)

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ひどい仕打ちよ!!

 

おらサもうあるぎだぐね!って言いながら登りました(笑)

(ネイティブから怒られそう。)

 

最後の力を振り絞ってテン場に到着!!

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この稜線上にこのひらけた空間。

…雷の心配を嫌でもしてしまうな…。

 

去年裏銀座に登ってから雷恐怖症になってしまったんですよね(笑)

yamatori0422.hatenablog.com

 

しかもこのテン場、ひどい傾斜でサイトを選ぶのに一苦労でした。

40張分のスペースはあるかもしれないけど、こんな傾斜に張ったら夜知らないうちに転がってっちゃうよってところばっかりでした。

 

もう平らなところはあまり残っていなかったので、まだマシそうな1番端っこの木の下に張りました。

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それでも傾斜で結構寝にくかったです(笑)

テン場のテントは、わたしたち含めた2,3組以外全部ソロテントでした。

 

そういえば山荘のHPには、複数人で来てそれぞれがソロテントを張るのはやめようね的なことが書いてありました。

どこのテン場もそうだけど、テントは1パーティでまとめて張るべきですよね。

苦労してテント担ぎ上げてきたのに混んでて張れないなんて悲しすぎる……。

そんな人を1人でも減らせるように、みんなが協力するべきだ!!(/・ω・)/

 

それから。

わたしたちが張ったテントのわきにこれが置いてありました。

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ほんっとにひどくないですか??

重石までして、完璧な確信犯。

お金払ってるんだから山荘の人が片付けるのが当たり前だとでも思ってるのかな。

意識の低さと思いやりの欠如がはなはだしい。

町中でも山中でも、ゴミはゴミ箱に捨てるんです。

当たり前のことを当たり前にできない悲しい人間に成長してしまったんだね、かわいそう。

もちろんこのゴミは山荘前のゴミ箱に捨てさせていただきました。

 

テン泊

テントを張ってからいったん山荘に下りてコーラを買いました☆

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賞味期限が切れている?だか何だかでちょっと安くなっていたので(笑)

疲れた時の炭酸はしみますね(´;ω;`)

 

山荘のオリジナルTシャツと手ぬぐいも買ってしまいました(笑)

いつもはこういうグッズ系は買わないのだけど、鹿島槍ヶ岳は1番好きな山なので良いよねってことで奮発…。

 

それからお米を炊いて夕ご飯の準備をしました。

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メニューはいつもの通り焼き肉です(笑)

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信州産の黒毛和牛と信州ポーク。

ただでさえおいしいのに山で食べるとその何億倍もおいしく感じるからびっくりだよね。

 

ご飯のあとは、秒単位で形を変えていく雲を眺める至福のひと時。

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生きててよかった~と思ってしまうな。

 

そして夜。

遠くでが鳴っていました。

日が沈んで暗くなったテン場が雷光でピカピカ光っていました。

…嫌でも思い出す裏銀座。(笑)

yamatori0422.hatenablog.com

三俣と違ってここのテン場は山荘まで遠すぎるので、雷に襲撃されても山荘に避難することができません。

したがって「何があってもテントで耐える」という一択となります。

なんかもう逆に開き直って「ええい、くるならこい!」という感じで寝袋に入りました(笑)

 

結果的には雷はずっと遠くでコロコロ言っているだけでテン場は何の支障もありませんでした。

良かった!

 

でもこの夜はあまり眠れなかった…。

となりのテントのい×きがすごかった。

こういう時は寝よう寝ようと焦るのではなくて「よっしゃ~今日はオールナイトや☆」という心持で寝袋にくるまっているのが良いです。
たまにうとうとしたり、ぱっと目が覚めたり、そうしているうちにいつの間にか夜が明けます。

 

 

さて、1日目は無事に終了しました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます✦

2日目に続きます。

yamatori0422.hatenablog.com

 

 

反省

靴擦れ防止パッドを忘れました…。

普通の絆創膏とテーピングを何重にもして張ったのでひどいことにはなりませんでしたが、それでもちょっとかかとが痛かったです。

それから足の裏の激痛。

1日目ということもあってそんなにひどくはなりませんでしたが、それでも痛いと言わずにはいられないくらいには痛かった。

靴擦れに足裏痛に…靴があってないのかなあ。

 

感想

この日の行程の半分くらいは去年歩いたことのある道だったので、比較的楽に歩くことができました。

天気はガスが多く快晴とは程遠いものでしたが、たまにガスが切れて見える山々がかっこよくて最高でした。

実は今年初の北ア登山でかなりテンション上がっていたと思います(笑)

東北の山は確かに素敵だし楽しいけど、やっぱり登るなら北アなんだよなあ…と、正直思ってしまいますね…。

この山行では、最近始めた筋トレのおかげかだいぶ足の筋肉がついたなあという実感が得られました。

特に、去年へとへとになって登った柏原新道を今回は楽々登れてしまったのは自分でもびっくり。

ちゃんと日々の努力の成果がでてて嬉しくなっちゃった(^o^)

これからも筋トレは続けようと心にかたく誓ったのでした(笑)