こんにちは。
前回の記事でも触れましたが、霧ヶ峰の山小屋でランチした記録をしたいと思いまっす。
ころぼっくるひゅってについて
ころぼっくるひゅっては、長野県諏訪市の霧ヶ峰にある山小屋です。
車山肩にあり、標高は1820mあります。
1956年に創設され、ビーナスラインが開通する前から登山者を見守ってきました。
山小屋なのでもちろん宿泊もできますが、無雪期にはカフェとして開かれてもいます。
オープンテラスがあり、晴れた日にテラスから見る霧ヶ峰高原の景色は最高です。
看板メニューは作り置きしないサイフォンコーヒー、ころぼっくるブレンド。
見た目も味も素敵なオリジナルブレンドです。
ダイニングにはたくさんの特徴的な石油ランプが吊るされています。
これらは創設当時からあり、現在は宿泊の際に頼むと灯してくれるそうです。
店内ではオリジナルグッズを含むおみやげ物がいくつか売られていて、食後にグッズを見て回るのも楽しいです。
カフェ情報
営業時間:(4月下旬~11月末) 8:00~16:30
定休日:営業期間内は無休
駐車場:あり
天空のカフェでサイフォンコーヒーとボルシチを
中学からの友達Mちゃんとランチしようということになり、わたしが前から気になっていた霧ヶ峰のころぼっくるひゅってに出かけました✦
霧ヶ峰ハイキングについては前回の記事に↓
駐車場は車山肩というところで、ここからころぼっくるひゅってまではすぐです。
もう見た目から素敵オーラ駄々洩れる山小屋。
中はしっとりと暗く、全開にされた窓から涼しい高原の風が入ってきました。
入口からまっすぐ行ったところがオープンテラスになっているのですが、日陰の席はすべて埋まっていたので中の空いている席に着くことにしました。
オープンテラスも素敵ですが、中のカフェルームの雰囲気も最高でした。
歩くたびにミシミシ言う床の音が何だか心地よかったです( ˘ω˘ )
初代の小屋は台風で全壊してしまったので、この建物自体はその後に建てられた2代目だそう。
薪ストーブや馬車の車輪を利用したテーブルなどは年季が入っていて素敵です✦
1番奥の席に座りました。
ランプの優しい光がほのかに、あとは窓からの自然光で明かりをとっています。
窓の外からはテラスで楽しくお茶をするお客さんの明るく元気な声が聞こえてきました。
風雨に耐え歴史を刻み続けた小屋には、テラスとはまた違う空間が流れています。
というHPの言葉、ぴったりだと思いました。
変顔を決めるMちゃん。
やめなされ(笑)
気になるメニューですが、サンドイッチやスープなど、わたしたちのイメージする山小屋の食べ物!って感じでテンション上がりました。(笑)
注文はカウンターで頼んで先にお金を払うスタイルです。
わたしたちはパン付きのボルシチにしました(*'ω'*)
飲み物はわたしがサイフォンコーヒーでMちゃんがサワーミルク。
サイフォンコーヒーめちゃめちゃかわいくないですか。
コーヒーあまり飲まないけど、こういう時はいっちょ前に頼みたくなる。
サイフォンコーヒーは1杯半の量で提供されています。
HPによると、1杯目は至福に浸っていただくために。もう半杯は、その余韻のために。時を忘れられる場所で、カップ1杯で席を立たせるなんてあまりにつれない。1杯半なら山の風にも冷めにくい。どうぞ1杯半の贅沢をお愉しみください。だそうです。
粋な計らいか。
コーヒーカップはころぼっくるひゅってのオリジナルです。
※お土産コーナーで購入することができます。
ボルシチめっちゃめちゃおいしかったです!
ロシア風の牛肉と野菜煮込みスープだそうですが、チーズクリームがのっていてそれが食べるごとにスープに溶けだして、味が変わっていってとてもおいしかった(*´ω`)
パンもあたたかく、そのままでもスープに浸しても絶品でした。
量は多くないのに結構満腹になりました。
Mちゃんと楽しくおしゃべりしながら山小屋でランチ、まさに時間を忘れる瞬間でしたね。
帰り、小さなザックに傘を付けた仲良しそうな老夫婦が店内に入っていく様子が、妙にこの小屋に似合っていました(笑)
次は雪の積もる季節に泊まりに来たいなと思ってしまった。
おしまい。