こんにちは。
北八の苔の森で苔の写真を撮ってきたのでその記録です(/・ω・)/
苔の森について
苔の森は北八ヶ岳の標高2000m付近にある、485種類の苔が生息する森です。
国道沿いにありアクセスが良いのが特徴です。
苔むした樹林帯は景観の規模と美しさに優れ、日本蘚苔類学会により「日本の貴重な苔の森」に選定されています。
参考:
白駒の池・苔と原生林 | 長野県佐久穂町観光協会公式ホームページ 旅行・観光情報
北八の苔
日曜日、母と白駒池へ行きました。
母は山登りにいくら誘っても絶対来てくれないのですが、白駒池周辺を苔を見ながら軽くハイキングしようと誘ったら一緒に来てくれました(*'▽')ヤッター!
車でくねくねしたメルヘン街道を登っていくと、道の両側に白駒池駐車場がありました。
駐車料は500円で警備員さんが案内してくれます。
もうすでに第一駐車場は埋まっていて第二駐車場に通されました。
さすが混んでるなあ…。
駐車場のトイレは協力金50円を払って使用します。
山に登らない人はトイレにお金を払うの?と驚くかもしれませんが、こんな峠のトイレを維持管理するのはとてもお金がかかるものです。
協力金とは言いますが、感謝の気持ちをもってちゃんと50円払ってから使いましょうね( ˘ω˘ )
入口から北八の深い苔の森に入りました。
あ~見てこの苔!!!
苔好きにはたまらんとです( ;∀;)
白駒池までは入口から15分ほどで行けるので、わたしも母もジーパンにシャツというラフな格好でした。
苔を観察しながらゆっくり木道を歩きます。
これはセイタカスギゴケかな?
亜高山帯の地上や明るい林床に群生をつくる苔です。
登山してるとよく見えるよね(/・ω・)/
早くも白駒池につきました。
なんか懐かしい…前来たのはいつだったっけなあ。
◆白駒池(しらこまいけ/しらこまのいけ)について
白駒峰の噴火により大石川がせき止められてできました。
標高2000m以上の湖としては日本最大の天然湖です。
オニヤンマが卵を産んでいました。
もうトンボの季節だ。
池の右手には白駒荘が見えます。
行ってみよう( ^)o(^ )
白駒荘こちら。
なんか新しい別荘みたいな建物だなあ…。
◆白駒荘(しらこまそう)について
白駒池の湖畔に1921年に建てられた山小屋です。
2017年に火事で全焼しましたが、現在は新しく建設された綺麗な小屋となっています。
宿泊客は1日先着3組限定で星空ボート体験ができます。
目の前の白駒池で夜ボートに乗り、空と池に映る星空を楽しむことができるのです。
<基本情報>
収容人数:300人
開設期間:4月下旬~11月下旬/12月下旬~3月
1泊2食付き:8500円~
テント場:なし
中に入ってみると、山荘のグッズなどが売られている他、ショーケースにケーキがあるのを発見しました。
…食べたい。
ということで母と一緒にケーキセットを注文(笑)
白駒池湖畔の席に座りました。
おしゃれか!
右端に写るコケの図鑑もこの山荘で購入しました(母に買ってもらった)♡
わたしはほおずきのレアチーズケーキ(*'▽')
ほおずきとか何年ぶり。
飲み物はコーヒー。
こだわりの2種の豆を自家焙煎して山の純水で淹れた1杯です。
母はベイクドチーズケーキに紅茶を頼みました。
どれも本当に美味しくて、穏やかな白駒池を眺めながらの至福のひと時でした( ;∀;)
ティータイム後は白駒池を1周しました。
白駒荘から先は比較的人が少なく、静かに苔を観察できます。
岩にもびっしりの苔。
オラわくわくすっぞ!!!
クサゴケかな?
蒴が素敵です!!
未同定。
君の名はなんだい!(ピント合ってなくて葉の形がよくわからない…)
未同定。
苔の同定むずいです。
キノウエノコハイゴケ?
お~いピント!(笑)
タチハイゴケ?
こういうちょっともさもさしてるのも苔の仲間なの面白いね!!
セイタカスギゴケ。
たくさんある、かつわかりやすい、好き。
日本産の杉苔の中で最大らしいです。
タカネカモジゴケ?
見た目ほど触り心地が良くなかった(笑)
ミヤマスギハゴケだと思われる苔にはえるキノコ(ヒメコガサ?)。
マミーもスマホで撮影(∩´∀`)∩
このミニチュア感がたまらん!
こちらのチンアナゴみたいなものたちは苔ではなく地衣類の一種です。
ヒメレンゲゴケかな!?
疑問形ばかりですみません…。
こちらも地衣類で、ウグイスゴケ。
(ことごとくピントが死んでいる。)
キノコみたいで面白い('Д')
カギカモジゴケ。
蒴が特徴的で比較的わかりやすいかも。
コアカミゴケ。
これも地衣類です。
赤いのが特徴的。
未同定の苔。
ルーペでちゃんと見ないと名前を当てるのは難しいです…。
白駒池周辺は苔に埋め尽くされていました。
キノコも。
池を1周して青苔荘に来ました。
◆青苔荘(せいたいそう)について
白駒池湖畔にある山小屋です。
白駒池周辺の伐採計画を阻止し、森を守ろうという思いから1963年建設がスタートしました。
この苔の森を後世に残すべく「森の守り人」となり、その苔の森は現在まで引き継がれています。
<基本情報>
収容人数:不明
開設期間:通年
素泊まり:5500円
テント場:あり/張れる数不明
テント泊:900円
山荘のグッズなどをざっと拝見して、駐車場へ向かいました。
その間にもたくさんの苔を観察。
もう同定するのがめんどくさい、というかできないので適当に写真はっつけとく(笑)
苔は生えているのが岩なのか、樹の幹なのか、地面なのか、倒木なのかによってある程度種類が決まってくるようです。
それでもわからん~~。
到底苔女にはなれそうもないな…。
わたしのカメラにいつもぶら下げているまっくろくろすけを置いたらとても良い感じになったので最後に。
苔満喫しました(*´ω`*)
反省
ルーペを持って行けばよかったです。
本当にミクロの世界なので、しゃがみこんでじっと見るだけでは限界があります(汗)
あとは撮影にはマクロレンズがやっぱほしい…。
三脚立ててちゃんと撮りたいです。
ほとんどピントがぶっ飛んで全然良い写真撮れませんでした(笑)
感想
苔深い!!!
前から漠然と苔って良いなあと思っていましたが、ちょっと踏み込んで見てみると奥が深すぎてついていけませんでした(笑)
でもきっと、これは何苔、これは何苔って全部言えたら北八の散策がもっと楽しくなるんだろうな。
次こそはルーペをもってリベンジだ!
そして母と森を散策したのがとても楽しかったです(*'ω'*)
また母と森へ出かけたいな☆