今日は久しぶりに山ごはんの記事です。
「生まれながらの単独登山者」として有名な加藤文太郎が山で食べていたという、甘納豆しるこを作ってみました。
材料
・甘納豆(小豆が良い) 90g
・水 100g
・スライス餅 お好みで
作り方
まず、クッカーに甘納豆と水を入れます。
今回のクッカーはユニフレーム。
愛用しております(・ω・)ノ
甘納豆はでん六の小袋甘納豆を買ったのですが(それしか売ってなかった)、使ったのは小豆と金時だけです。
おしるこなので小豆だけの方が美味しいです(*'ω'*)
甘納豆と水の分量は1:1か、気持ち水多めが良いと思います。
今回は90gの甘納豆に対して100gくらいの水を入れました。
しばらくぐつぐつ煮ま~す。
わたしは煮ている間に豆たちをスプーンでつぶしました。
どちらかというとこしあんの方が好きなのよね。
この辺はお好みで。
適当なタイミングでスライス餅を投入します。
わたしはスライス餅ではなく、越後製菓の「カップに切りもち」というのを使いました(それしか売ってなかった)。
カップラーメンとかに入れる用のやつらしいので、熱湯に3分入れるだけで食べられます。
それから2つに分けられるので今回のおしるこには非常に便利。
おススメです!
混ぜ混ぜして餅が柔らかくなるのを待ちます。
あったかくて甘い香りがたまらんとです。
餅が柔らかくなったら完成です✦
これ、想像以上に美味しかったです。
ちゃんとおしるこでした、すごい(/・ω・)/
これより本格的に加藤の甘納豆しるこを作りたい方は、厳冬の北アルプスで雪洞を掘って、その中で雪を使ってやるのがいいと思います↓
アルコールバーナーを取りだして、手ばやく火をつけた。すでにコッヘルには、山盛りの雪が入っている。蓋で押さえつけるようにして、バーナーに乗せた。風が吹き込むたびに炎が揺れて、雪洞の壁がきらきらと輝いている。
少しずつ雪を追加して、最後に甘納豆を放りこんだ。例によって氷あずきから食べはじめ、次第に温まっていく過程を楽しんだ。温かい汁粉ができあがるころには、燃料のアルコールもつきていた。すっかり小さくなった青白い炎が、最後の輝きを放っている。その炎をみるうちに、眠りに落ちていたようだ。
…物好きにもほどがあるな。(笑)
感想
甘納豆と水と餅をクッカーに放り込んで煮るだけというなんとも手軽な山メシ。
砂糖と豆を煮るというのは理にかなっているのですが、ここまでちゃんとしたおしるこの味になるとは思っていなかったです(笑)
これは冬の寒い山行にうってつけでは!?
水と甘納豆の分量ですが、1:1にするとかなり甘めになります。
雪山で消耗してるときにはサイコーって感じですが、里山で元気な時にやると最後の方がくどくてウェッてなります。
気持ち水多めが美味しいかな~という個人的な感想です。
かなりのハイカロリーなので頻繁にはできませんが、たまの冬ハイクでまたやろうかな~と思います(*'▽')