やまとりにっき

山登りやお出かけを中心とした日々のあれこれです

<山行記録> 飯盛山 ~極寒山ごはん~ 2020.1.16

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こんにちは。

先日久しぶりのかずず飯盛山で山ごはんしたのでその記録です。

飯盛山について

飯盛山についてとルートの詳細はこちらを参考にしてください↓

yamatori0422.hatenablog.com

 

山行記録

9:15 平沢峠登山口 ー 10:20 飯盛山山頂 10:30 ー 10:40 (山ごはん) 12:40 ー 13:20 平沢峠登山口

 

飯盛山で山飯

卒論を終えてやっとこさ長野の実家に帰省しました。

久しぶりに高所の乾いた青空を拝めてホッとしています。

 

そして帰省早々、秋の天狗以来のかずずと信州の飯盛山に登ってきました(*'▽')

かずずがつい最近山ごはん道具を一式そろえたということで、大量の食材と道具を担いで山飯目的で出かけました。

 

平沢峠登山口へ

途中の八ヶ岳ズームラインからの八ヶ岳

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朝は‐7℃と冷え込みましたが、なかなかの良い天気です(*'ω'*)

 

フジヤマも雲海に浮いていました。

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北ア、南アもばっちり見えていました。

この景色を見ると、あ~長野に帰ってきたなあと実感できます。

山に囲まれ落ち着く。

 

野辺山の農道は素晴らしい霧氷ロードになっていました。

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すごい!!!!

思わず車を降りて2人で撮影大会を開催(笑)

 

こんなに綺麗な結晶が形成されているのを見るのは初めてでした。

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まるで白い花が咲いているかのよう。

リアルアナ雪や。

 

◆霧氷(むひょう)とは

氷点下の環境で樹木に付着して発達する、着氷現象の一種です。

過冷却にある霧によるものと、空気中の水蒸気の昇華によるものがあり、樹氷粗氷樹霜の3つに分類されます。

参考:霧氷 - Wikipedia

 

霧氷のでき方については今まで何度も調べてきたのですが、どのサイトでも言ってることがさっぱりわからんのでもう理解するの諦めてます。

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まず霧が過冷却される原理がわからんです。

文系のポンコツ頭には難しすぎる。

 

平沢峠駐車場に到着しました。

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前夜に雪が降ったので駐車場にも雪が積もっていました。

 

ここからの八ヶ岳ビューは最高です✦

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あ~これこれ~!

この景色がないとわたしは生きて行けない~。

 

八ヶ岳左には南アが聳えています。

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ちなみに駐車場のトイレは冬季閉鎖でした。

トイレを事前に済ませてくることをお勧めします。

 

平沢峠登山口から飯盛山山頂

準備を整え、駐車場から道を渡って反対側の登山口よりいざ入山!

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しばらく新雪もふもふ登山道を進みます(・ω・)ノ

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これだけもふもふだと軽アイゼンの出番はありませんでした。

 

ちなみにかずずにとっては初めての雪山登山です☆

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雪を踏みしめるたびにキュッキュと音が鳴る登山道を、ハイペース気味に歩くかずず

秋からブランクあるのに体力全然衰えないのすげえ。

 

しばらく行くと南斜面に出て、一気に視界が開けました。

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南アルプスの山々。

 

甲斐駒に全然雪がないので暖冬なんだなあと再認識。

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北岳はまっしろでした。

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最近バットレス見たさに北岳登りたいなあと思い始めています(笑)

 

富士山。

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朝から消えない雲海がとても綺麗。

 

かずずの行動食アポロと富士山。

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そしてこれから行く飯盛山

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みんな三角形( ˘ω˘ )

 

アポロを撮るかずず

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恰好など気にしない、”撮影は全力で”が彼女のモットー(知らんが)。

 

ずっと見えている飯盛山に向かってなだらかな道を歩きました。

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こちらの斜面は太陽が照ってとても暖かかったです。

 

登山道の脇に生える木にぽんぽんのように付着した結晶などを眺めながらのハイク。

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これも霧氷の一種なのでしょうか?

 

ふと背後を振り返ると、こちらを覗く赤岳様。

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…でかい!

飯盛山から八ヶ岳を見るのは初めてだったので感動しました。

 

さらに進むとこの迫力です!

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空もめちゃくちゃ青い。

 

飯盛山も近づいてきました。

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富士山と兄弟(姉妹?)みたいだな。

 

左手には浅間山

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右の白いのは何だろか。

 

足元の雪はきらきらのふわふわです。

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最高の雪質です。

パウダーです、滑りたい。

 

「いざ実食」などと言いながらひたすらに雪を喰らうかずず

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うまいよな、わかる、うまいんだよな…だが空気中のホコリの塊みたいなもんなんだよな、汚いんだよな…。

 

そんなことをしながらわいわい歩いていると、山頂はもう目の前にありました。

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それなのにかずずが雪遊びを始めるから全然たどり着けない。

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ごろごろごろごろごろ。

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…ねえそれ夏山用の防水じゃないパンツだよね?大丈夫?

 

そんなのお構いなしらしい。

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小学生かい。(笑)

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雪上に奇怪な跡を残し、やっと山頂を目指します。

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ハロと幻日が出ている太陽に向かって、最後の坂を登りました。

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…ってこらあ!

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進めや!!!!

 

ずいぶん時間をかけてようやく山頂に到着です(笑)

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初雪山登頂おめでとうございますかずず(拍手喝采)。

 

山頂からの八ヶ岳がめちゃくちゃ綺麗でした。

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本当に今年は雪が少なくてびっくりだなあ。

 

眼下にさっきかずずがごろごろした跡が見えました。

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…じわる。

 

山頂からの360度展望は最高!

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南アは鋸、甲斐駒、鳳凰三山北岳間ノ岳などなど。

富士山に茅ヶ岳や金峰などの奥秩父の山々。

キリッと澄んだ空気の中に威風堂々と聳え立っておられましたイケメン。

 

派手目に山ごはん

山頂は風が寒すぎて死ぬので、ちょっと下りてかずずがごろごろしたところで山ごはんをすることに。

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2人分のスペースの雪をかき分けて、シートをひいて座りました。

 

とりあえず最初に炊飯。

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米を炊いている間にトマトすき焼き

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それから豚バラ餅サンド

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作り方はこちらです↓

 

yamatori0422.hatenablog.com

yamatori0422.hatenablog.com

 

 

コンロ、夢の3台使いです(笑)

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ひえ~最高!!

 

結構時間かかって完成させやしたあ~~!

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 (米炊きとても久しぶりで盛大に失敗しました、ギリ芯がないくらいの激かため白米になりました。)

 

トマトすき焼きも豚バラ餅サンドも最高に美味しかったです(・ω・)

寒いとやっぱり山ごはんが美味しい…。

 

最後の方はお米が冷えてしまったのですき焼きに入れて雑炊っぽくしました。

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かずずが明らかに入らない量をコッヘルに入れるので、かき混ぜるたびにばしゃばしゃにこぼれました。

彼女はあとで、べたべたになったガス缶をひとりティッシュで拭いていました。(笑)

なんか最近思うんだけど、かずずはど天然の気質があるのかもしれない。

 

暖冬とは言えずっと雪の上に座っているのはさすがに寒かったです。

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最後はすっかり冷え切って、2人で「ガ~タガタガタガタガタッ」って叫びながら急いで片付けをしました。

 

…今思えばとんだ変人だったわ。

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このずずちゃん、全体的にもこっとしていてかわいい

 

下山

山ごはんの片づけをして帰路につきました。

 

あまりにも寒くて防寒を最優先したがゆえにファッションセンスゼロのかずず

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色やばすぎ。

こういう中国人いるよな。

 

八ヶ岳を撮ったのに誰かさんがカラフル過ぎて八ヶ岳に目がいかない。

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そんなカラフル中国人の後を追ってスピーディーに下ったらあっという間に駐車場まで帰ってきました。

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八ヶ岳めちゃめちゃ綺麗でまた感動( ˘ω˘ )

 

お疲れさまでした!

 

帰り道

帰りに八ヶ岳高原大橋に寄りました。

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ここから見る南アが大好きです。

 

八ヶ岳はこんな感じ。

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橋下の谷がすごい。

 

写真を撮り始めるずずさん

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これはもしや。

 

…はい出ました、本日の秘境温泉。

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題:「どっかの国の解放されてる風呂」らしいです。

「伝われこのニュアンス」だそうですが全く伝わんね(笑)

 

家に帰って、ウッドデッキでおしるこをしてシメました。

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本当は山の上でやりたかったのですが、寒すぎてそれどころではなかったので(笑)

今回は甘納豆ではなくちゃんとしたこしあんを使ってやりました。

めちゃくちゃ美味しかった(=゚ω゚)

寒い日のおしるこはすっかりお気に入りになってます(笑)

 

かずずありがとう!また行きましょう(^^)/

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感想

久しぶりの信州の山最高でした!

帰省する度に思うけど、高地の空気って全然違うんですよね。

カラッと乾燥していてチクチク寒くて心地良い。

生まれ育ったこの気候が、やっぱりわたしには合っているんだなと思います。

今年は暖冬と言われていますが、確かにこの季節にしては雪が少なく変な感じです。

山の写真は雪が積もってる方が好きなので、もうちょっと降ってくれたら嬉しいなあ…(笑)

それでも、山の上で長時間座って山ごはんは芯から凍えました。

…それもまあ良い思い出ということで(笑)

かずずとは今年もまた沢山登りたいです(*´ω`)