こんにちは。
ドイツ旅行の連載の途中ですが、昨日かずずと日向山に登ってきたのでその記録を先にしたいと思います(・ω・)ノ
日向山について
日向山についてとルートの詳細はこちらを参考にしてくだされ↓
山行記録
10:05 冬季閉鎖ゲート 10:10 ー 10:15 矢立石登山口 ー 12:00 雁ヶ原 13:10 ー 14:20 矢立石登山口 ー 14:22 冬季閉鎖ゲート
里山にはもう春が来ています
ドイツから帰ってきて最初の山はやっぱりかずずと行くことになりました。(笑)
北横岳と日向山でだいぶ迷って、前日に天候を見てから日向山に登ることに決めました。
北横岳は風が強そうだったんだ~~~。
矢立石登山口から雁ヶ原
向かったのは矢立石登山口。
と言っても4月の後半までは道が冬季閉鎖しているため、車は登山口手前に路駐しました。
こちらが冬季閉鎖のゲート。
ここで車を方向転換しました。
軽自動車は小回りがきいて良い。
ゲート前の路肩に駐車。
わたしたち以外だれもいない。
冬季閉鎖は4/25までらしいです。
ところで、かずずは先月に安曇野のカモシカスポーツで新しいザックを買ったのですが(過去記事参照↓)、今回はそのデビュー戦でもありました。
新しいかずずザック、実はわたしのザックと色違いでして、並べるとこんな感じになりました。
はあ~、映え。
ザックについてるどんぐり形の鈴もおそろいっす。
はあ~、JKかよ。
そんなおそろいザックでの山登り、出発進行。(笑)
ゲートをまたいでカーブを曲がると、苔の壁がありました。
普通にすごいです。
全然登山道とは関係ないところで自然の美しさを発見することもたまにある。
冬季閉鎖ゲートから5分も歩かないうちに登山口駐車場に着きました。
……こんなに近いならせめて駐車場まで行けるようにしてくれよ…と思いました。
駐車場のすぐ上に登山口があります。
日向山をここから登るのは2回目。
前回は2018年の夏でした。
あの時はとても暑くてしんどかったですが、今回はハイキングにちょうど良い季節に来ることができました。
里山の明るい道を歩きます。
本当に暖かく、すっかり春山の空気でした。
上を見ると柔らかい晴れ空。
黒に近い冬空の厳しい青さはなくて、なんとなくベールがかっているような優しい春空の青。
こっちの青も好きだな~~~。
日差しが暖かく、登っている間に結構汗ばみました。
枝枝の間から、遠くに富士山も見えました。
下の方がもやもやしていて綺麗。
5合目でおやつを食べました。
Kinder buenoというチョコレート。
ドイツで買ってきたやつです(ドヤッ)。
でもこれはイタリアのお菓子です。(笑)
なんじゃこりゃ美味しい!と何回も言いながら食べていたかずず。
耳にさしているのは唐松のまつぼっくりなんですけど、おしゃれというより大工だし、この写真は大工がイタリアのお菓子食ってる写真でしかない。
まつぼっくり、ちょっと前には「ブローチ!」って言いながら左胸につけていました。
ブローチは普通にかわいいけど大工はやめた方がいいよ…。
Kinder buenoですが、かずずが言う通りめちゃくちゃ美味しいのでおすすめ。
…おすすめと言っても日本では売ってないですが…( ;∀;)
Kinder buenoを腹に入れたことでさらに元気になった我々は、5合目からも元気に歩きました。
途中でかずずがバードコールを持ってきたことを思い出し(なんで今まで忘れてたんだ)、ちょっと使ってみることにしました。
バードコールの基本的な仕組みは、木材に刺した金属ねじを回すことでキュルキュルと音がでるという簡単なものです。
しかし回す力加減で様々な音が出るため、鳥の声に似せるのにはコツがいります。
上手にできるとこんな感じに音が出ます↓
かずずはこういうのが得意で、何回か試しただけで鳥の鳴き声を習得してしまいました(笑)
そしたら鳥が沢山集まってしまいました。
バードコールすげえ、かずずすげえ。
でも鳥の気持ちになってみて、「呼ばれてきてみたけどなんだこいつ、話が通じねえなあ」って思ってるのかなと考えたら、なんだかかわいそうになりました。(笑)
寄り道ばっかりしていたので、頂上手前の三角点に着くまで2時間近くかかりました( ゚Д゚)
山で遊びすぎね。
ところで、今までここの三角点が山頂だとずっと思いこんでいたのですが、YAMAPや山と高原地図を見てみるとどうやら山頂は別のところにあるらしい。
正確には日向山の山頂を踏んだことがないということか。
ちょっと悲しくなりました。
雁ヶ原
三角点からちょっと歩いたところには、日向山の一番の見どころである雁ヶ原(がんがわら)という広場があります。
すこーんと開けて眼前には八ヶ岳。
花崗岩でできている砂が堆積して、まるでビーチのようになっています。
だからここは天空のビーチと呼ばれているのです。
秀逸なネーミングだよな。
雁ヶ原からの八ヶ岳も絶景ですが、反対側に聳える甲斐駒ヶ岳パイセンが最高にいけめてます。
(土下座の嵐。)
パイセンとかずずのコラボ。
パイセンかっちょいい~登りたい~。
天空のビーチで流木を拾ったかずず。
書くなよ。
そして今、これを消してくるのを忘れたことに気がつきました。
もう…恥。
山のビーチを駆け抜けていくかずず。
本当に海のビーチのようで、背景の山が不釣り合いで不思議な感じ。
ビーチの流木を振り回すかずず。
いぇーい。
わたしはまたかずずのパパラッチになっているけど、もう気にしないことにした。
人がいたら山と撮りたくなっちゃうのは仕方ないこと。
かわりにかずずは豆粒みたいなわたしを撮ってくれました。
ついでに「ふみかーの小ささが強調されてるね!」と言ってくれました。
「甲斐駒の大きさが強調されてるね!」の間違いだなと思って、ひとしきり笑った。
甲斐駒、雪の積もった山肌がテカテカと光っていたからきっとアイスバーンになっているのだろうな…。
ここは黒戸尾根から登ってみたいです。
「かずずの小ささが強調されてるね!」な写真。
おそろいのKarrimorと八ヶ岳。
この後、ここで八ヶ岳を眺めながらちょっとした山ごはんをしました。
ドイツで買った、生姜はちみつの紅茶を淹れて。
(スノーピークもおそろいにしてきたよ、かずずは本当にわたしのことだいすきだなあ!!!!!)
コンビニのパンを食べて。
肉まんとごまあんまんをつぶし焼きして食べました。
これ、手軽なのにまじでおいしかったです。
また今度別の記事に書きます。
最近地図読みにはまったというかずずは、食後にひとりぶつくさ言いながら地図を眺めていました。
楽しいよね、気持ちはすごくわかる。
空にハロが出ていたのもすてきでした。
ちなみにこの日は前日くらいに雨が降ったのか、砂地にはたくさんの水の跡が残っていました。
こうやって長い年月をかけて少しずつ浸食が進んでいくんだなと、改めて感じられます。
山ごはんをしている間にものすごい強風になって、細かい砂が四方八方から飛んできて大変でした。
目に入ったり、ザックも砂だらけになりました。
まだ湿り気がある砂だったから良かったものの、これがカラッカラに乾いていたらもっとひどいことになっていたかもしれません(笑)
ここは風が強い日には来ちゃいけないですな。
雁ヶ原から矢立石登山口
雁ヶ原には1時間ほど居座って、やっと重い腰を上げました。
重い腰って言うか重い尻?
とりあえず帰りたくなかったよね…いつもの事だけども。
さよなら日向山、またいつか~!
帰りに見つけたまだら模様の樹、アートでした。
途中でおそろいザックを記念に写真に収めてみたりしました。
…いやザックだけじゃなくてフリースもパンツもおそろいじゃねえか。
#双子コーデってやつじゃねえか。
気づいたのが今更で、2人でだいぶ恥ずかしくなりました。(笑)
22でJKの真似事か?アイタタタ。
ザックは同じでも荷物の量とパッキングの仕方が違うので全然おそろいに見えなかったです。
でもかわいいね、tatra20、使い勝手も良いのでおすすめです。
下山はいつもあっという間。
かずずはサングラスをカチューシャにするという斬新なファッション。
彼女は常に最先端を生きています。
お疲れ様でした!
下山後のカフェ
日向山下山後は、近くの素敵なカフェに寄りました↓
感想
久しぶりの天空のビーチ、やっぱり最高でした。
山の上にこんな砂地があるなんて本当に不思議。
砂は花崗岩でできているので、服につくとキラキラと輝きます。
それが素敵で、海のビーチとはまた違った魅力があります。
かずずは相変わらずかずずワールドを展開していて、毎度のこと楽しませていただきました(笑)
今回は水たまりがなかったためにシリーズ化している「秘境温泉」が撮れなかったようで、それはなかなか残念だなと思いましたが…(´ρ`)
次はどこへ行きましょうか!