こんにちは!
今日はかずずと鷹狩山に登った記録です。
鷹狩山について
鷹狩山(たかがりやま)は、長野県大町市に位置する標高1164mの山です。
大町山岳博物館の横から1時間半ほどで山頂に登れるお手軽な低山で、地元の方にも親しまれています。
魅力は山頂からの眺望。
北アはもちろん、展望台に登ればほぼ360度の景色が楽しめます。
参考:大町山岳博物館〜鷹狩山
山行記録
8:55 大町山岳博物館 ー 10:20 鷹狩山山頂 11:20 ー 12:20 大町山岳博物館
北ア展望の山へ
3月25日、わたしの大学の学位記授与式の日。
正確には学位記授与式だった日。
ええもちろん、コロナで中止になりました。
式が無くなったことで、楽しみにしていた袴を着ることができませんでした。
振袖よりも楽しみにしていた袴…とても悲しかった( ;∀;)
袴のレンタル代が全額返金されたことだけが救い。
その憂さ晴らしと言ったらなんですが、25日は山に登ってきました。
大好きなかずずと( ˘ω˘ )
天気予報はてんくらもscwも最高の晴れ。
この時期に長野県内が北の方まで全部晴れるなんて珍しいので、北アが見れる鷹狩山という山に出かけました。
山岳博物館から鷹狩山山頂
わたしの車で大町を目指します。
そういえば山形の山の先輩たちがわたしの車をふみcarって呼んでました(笑)
…うまい…気に入った。
長野自動車道から見える北ア、まじできれいでした(かずず撮影)。
期待大です~~。
鷹狩山山頂までは車道が続いているのですが、3月は冬季閉鎖で車両進入禁止となっているため、麓の大町山岳博物館から徒歩で登ります。
山博の駐車場をお借りして駐車。
駐車場には綺麗な外トイレがあって(冬も使える)ありがたいです。
準備を済ませて出発~!
ハイキングコースの入り口は、駐車場と道を挟んで反対側にありました。
豚コレラの注意書きが貼ってありました。
下山後にスプレーで消毒しようとしたけどボトル空だったよ、なんやね~ん。
最初は明るい西斜面の林道を登っていきます。
歩きやすいのよ。
しかも北アの展望がこれです。
ちょっと雲がかかっていますが~~しかし最高の景色!
足元の霜柱をざっくざくに踏みつけながら快調にとばしました。
そのうち道は薄明るい森の中に入っていきました。
ちゃんと手入れされた森って明るくて良いよね。
わたしたちの足跡と並行して歩く、森の住民の足跡。
人の足跡は2,3人分で、思っていたより少なかったです。
登りですれ違ったのも2人だけでした。
地元の人にとっては近くの裏山的存在なんだと思います。
朝日に温められて融けた雪があちらこちらから降ってきて、それが木漏れ日に当たってキラキラ光るのがとても綺麗でした。
本日の行動食は山形グミ(前日の残り)とラムネ。
ラムネを久しぶりに食べ、その美味しさに驚きを隠せなかった。
ラムネってこんなに美味しかった???
今度からの行動食に採用しよ。
登山道は何度か車道を渡りました。
結構枝道があったりしてこっちで良いのかしらって時が沢山あったので、YAMAP先生に幾度も助けられました。
かずずはわたしのYAMAPを見て、「え!GPSすごい!わたしもやる!」と言って登山道で地図をダウンロードしていました。
YAMAPPERなのにGPS使ってなかったんかい。
先行者の足跡。
めちゃくちゃかわいくないですか?
なんかこれ、去年一緒に赤城山に登ったいくらさんが履いてた靴に似てるなあ。
いくらさん元気かな、また一緒に山登りたいな。
しばらく登ると神社の階段が現れました。
この階段です。
長いっすね。
現像で明るめにしてみるとなかなかに素敵。
長い階段を登るとそこは神社でした。
金毘羅神社というそうです。
左の建物には実物大で銅製の御神馬が飾られていました。
結構精巧に作られていてリアルでした( ゚Д゚)
鷹狩山山頂
金毘羅神社を左の方に進むと、急に景色が開けて北アの大展望が広がりました。
こんな感じに!
いや本当にすごい。
白馬のずっと奥まで全部晴れて、どこまでも真っ白い頂が連なっていました。
かずずと蓮華。
彼女が手に持っているのは道中拾った木の枝です。(笑)
おじいちゃんと猫ちゃんとずずちゃん。
スマホいじる時くらい木の枝地面に置いたら?(笑)
鷹狩山、なんて最高な山なんだ。
山頂には展望台がありました。
もちろん登ってみました。
建物内部には西側にも窓がついていて、甲武信ヶ岳や八ヶ岳、南アまで見えました。
鷹狩山おそるべし。
展望台最上部はこの絶景(拍手喝采)。
蝶ヶ岳~餓鬼岳。
三ツ岳~鹿島槍ヶ岳。
蓮華岳~白馬三山。
はい、優勝。
小蓮華山まで見えてたのすごい。
街と山。
aweとsmall self感じちゃうね。
双眼鏡から見た山肌はまじでえげつなかったです。
メレンゲみたいななめらかな雪の斜面と、今にも崩れそうなゴツゴツの岩壁。
おにぎりを食べながら覗きたくもなります。
※ならないか。
「今日は爺ヶ岳食べの気分」
どんな気分。
蓮華ハムカツサンド。
♡
後ろの窓ガラスに映る峰々もめちゃくちゃかっこよくてしばらく見入っていました。
リフレクション北アルプス。
展望台建物の真ん中の階には、ガラス張りの部屋がありました。
ガラス越しの北アもまるで絵画みたいで良い、良すぎる。
実はこの最高の景色の前で、かずずに卒業を祝ってもらいました(*'ω'*)
北アを背景に学位記と写真を撮ってもらったよ。
最高の思い出だよ、袴着れなかったことなんて本当に大したことじゃないなって思えたよ。
わたしだけの卒業式。
ありがとうかずず(*´ω`)
展望台を下りてからも写真を撮ってくれました。
ふはははは!うらやましいだろ!!!!笑笑
大好きな友達と北アに卒業祝ってもらったわたしは本物の幸せ者だ!!!!!!
大学4年間本当に楽しくて、これまでもこの先もこれ以上楽しかった時間はないのではないかと思うほどでした。
学びたいことを学べる、やりたいことにチャレンジできる環境で4年間も生活できたことに幸せしか感じないです。
大変なこともそりゃもちろんありましたが、それらの辛い思い出が薄れるくらい楽しかった思い出が沢山です。
4年間でお世話になったすべての人に心から感謝します(月並みな文言しか出てこないけれど、本当に本当に感謝しています)。
…………。
…いや君は違うんだよな。
開くな開くな。
今回はかずずが一眼レフでわたしの写真を沢山撮ってくれたので、「今回はわたしがふみかーの専属カメラマンだね」と言っていたのですが、かずずが撮ったわたしの写真よりわたしが撮ったかずずの写真の方がはるかに多いので、やっぱりわたしはかずずのパパラッチ変態おばさんです。
わたしのフィルム一眼レフで写真を撮る真似をするかずず。
否めない素人の構え。
修正してもらいました。
それそれ、かっこいい( ˘ω˘ )笑
さて、そろそろ下山しましょうかね。
鷹狩山山頂から山岳博物館
帰り道はかずずのバードコールを聞きながら歩きました。
歩きながら器用にキュルキュルと鳥の鳴き声を真似るかずず。
えっと、バードコールのプロの方ですか?
しかし今回は鳥ではなく、木の上から融けた雪が降ってきました。
どういう魔法をかけたの~。
最後の展望ポイントでかずずにまた写真を撮ってもらったのですが。
…いやどの設定で撮ったんよ。
ちょっと良い写真になってるの草。
枝が主役かい。
わたしもう歪んでるじゃん、隅っこに追いやられてるじゃん、かわいそうじゃん。
かずずが撮った写真は全部魚眼風になっていたのでした。チャンチャン。
そんな天然ずず姉さんは、わたしのカメラを二台持ちしてひとり大はしゃぎしていらっしゃいました。
こういう風貌の記者の人見たことあるわ。
ふざけて道草食ってても下山はあっという間。
お疲れ様(^ε^)
下山後Story
北アを見ながらティータイム
下山後は山博のすぐ下にある公園で紅茶を飲みながら休憩しました。
またドイツの紅茶。
かずずのお気に入りのやつなので跳んで喜んでた。
まあ、この景色を前にしているのでドイツの紅茶でなくとも美味く感じると思います。(笑)
本当にこの日はずっと晴れてた。
ちなみにこのドイツの紅茶、追いはちみつするともっとおいしくなります♡
カモシカスポーツ
ティータイムの後は、車を飛ばして松本のカモシカスポーツへ行きました。
お久しぶりです、いつもお世話になっております。
この日は冬物セールをしていました(/・ω・)/
あの、白状しますと、わたし、ここで高い買い物をしてしまいました。
袴のレンタル代浮いたからさ………。
………そのお金でパタゴニアのR2ジャケット買っちゃったよ……。
2年くらいずっと欲しかったやつ…セールしてたからさ……。
ああ、買っちゃった。
来週からちゃんとお仕事頑張るから良いよね、頑張るから…許されるよね!!(笑)
カフェ
最後に安曇野のカフェに行きました。
大町→松本→安曇野というなんとも非効率的な移動。
ガソリンを大いに無駄にしている。
選んだのはチルアウトスタイルコーヒーというところ。
いやここ、本当に最高で今後もリピりたいと思うほどなので、また別の記事にします~~。
(もう、別の記事にすること多すぎて全然間に合ってない、もはや何を別の記事にするって言ったのか忘れてる。卒業旅行の記事も4日目でストップしてるし、書きたいこと沢山あって幸せ。)
今回も本当に楽しかったな。
ずずちゃんありがとう!!
反省
前回の反省を踏まえてちゃんと手ぬぐいを忘れずに持って行ったわたしは偉かった。
感想
鷹狩山、良いとは聞いていましたがこんなにも良いとは……。
夏場は車で行けちゃうので山登りしない人にもおすすめ!
ロードバイクやる人にも良いと思います!
晴れた冬は、また鷹狩山に来て、わたしにはまだ登れない積雪期の北アを眺めながらコーヒーでも飲みたいですな。