こんにちは。
先日山コーヒー用にキャプテンスタッグのコーヒーミルを買ったのでそのご紹介です!
ハンディコーヒーミルS
以前から、山でコーヒー豆を挽いて淹れて飲むという、いわゆる山コーヒーに憧れていました。
社会人になって週5日きっちり働くようになり、お金に対するいくらかの心の余裕ができたことから、まだ初任給すらもらっていない身なのに「毎日働いてるんだからコーヒーミルくらい買ってもいいよね!」と勝手に自己完結して先週ネットでミルをぽちりました。
…本当に調子に乗っている、反省。
しかし山用コーヒーミル、最高に良かったので、皆さんにぜひともご紹介したい…そう思ったのです(大真面目)。
今回購入したのは、CAPTAIN STAGのハンディコーヒーミルSです。
このコンパクトさも最高ですが、キャプテンスタッグはロゴがいかしている(と思う)ので、見た目がシンプルにかっこいい。
このミルは、こんな風に分解することができます。
左から、ハンドル、ふた、粗さ調節ねじ、セラミック下刃、本体、粉を受ける容器となっています。
本体にはセラミック上刃がついています。
※上刃は取り外しができません。
セラミックというのがポイント。
耐久性があり、まるまる洗えるのが利点です。
金属の匂いもないので、香りが大事なコーヒーを挽くにはもってこい。
組み立て方ですが、まず上刃に下刃をはめ込みます。
次に粗さ調節ねじを回転させて取りつけます。
このねじを取り付けるのがちょっと手間かかります。
あとは粉受け容器とふたをはめます。
最後にハンドルをつければ完成。
六角形になっているので普通にはめ込むだけです。
組み立ては簡単なのですが、部品が細かいのでなくさないように注意ですな…。
似たような山用ミルにポーレックスのコーヒーミルミニというのも見つけて、結構人気商品みたいなので気になってはいたのですが、ハンディコーヒーミルSと比較して値段が倍違ったので諦めました。
もちろん値段の分作りも細かくてしっかりしているので、本格山コーヒーをやりたい人にはいいかと思いますが、わたしはただのにわかなので今回はキャプテンスタッグ様様にお世話になった次第です。
ちなみにコーヒーミルミニとハンディコーヒーミルSとの比較はこちらの記事を参考にさせていただきました↓
ありがとうございました。
ハンディコーヒーミルSでコーヒーを淹れる
今日は天気が良かったので、ハンディコーヒーミルSを使い、自宅のウッドデッキでコーヒーを淹れてみました。
豆は、長野県茅野市にあるMolino coffeeというコーヒー豆専門店で購入しました。
コーヒー豆のことはさっぱりなので、優しい店員さんに色々とアドバイスをもらってコレに決定。
「サクラ」と名がついているだけあってこの時期に出る季節の豆なのだそうです。
わたしは酸味が苦手なので中くらいにローストした豆を選びました。
ちなみにモリノコーヒーは八ヶ岳の麓にあるため、八ヶ岳登山の前後にも購入できますよ(=゚ω゚)ノ
コーヒーを豆のまま買ったのは初めてだよ!!
ころころかわいい豆たち…(*'ω'*)
封を切る前からもういい匂いがしていますが、袋を開けるとそれはもうコーヒーの深い香りに包まれて幸せな気持ちになれます。
さて、豆を挽く前に、粗さ調節ねじで豆の粗さを指定します。
黒いつまみをねじって細挽き(右回し)か粗挽き(左回し)か、好みの粗さに調節するだけ。
今回はマックスの極細挽きから3,4個つまみをねじったところにセットしました。
だから…中細挽きくらいなのかな…?
まずは豆をミルに入れていきます。
豆1人分は大体10gと言われていますが、このミルの豆容量は17gなので2人分弱くらいは淹れられますね。
あとはふたをして、ハンドルを時計回りに回して豆を挽くだけ。
この豆を挽くごりごりの感触、なんか爽快です~(笑)
挽けば挽くだけ香りが増します。
細挽きほどたくさん回さなければいけないので疲れますが…(笑)
豆が少なくなってくると、歯が空を切る「カスカス」という感じの感触がハンドルに伝わってきます。
それでも豆がまだ残っていることが多いので、ミルを揺すったり、とんとんと叩いてあげて、残りの豆を刃に噛ませると最後まで綺麗に挽くことができます。
豆を挽き終わったら粉を受けた容器を外し、ろ紙をのせたドリッパーに粉を入れます。
細挽きなんだか中細挽きなんだかわからないけど、粉ができました。
調節ねじには「ココが○○挽き!」と明記されていないため、何回も試してみて好みを探っていくしかないと思います…。
ここまでできて、ようやくコーヒーを抽出していきます。
うちにはケトルなどという便利な代物は置いていないので(大袈裟)、やかんからそのままお湯を注ぎました。
やかんのお湯で「の」の字を書くのは至難の業ですわ(笑)
まあ最初だからこのへんは適当でいいずら~。
熱湯を淹れてあらかじめ温めておいたマグカップ。
そこに抽出したコーヒーを注いで、午前中に焼いたチーズケーキを用意すれば3時のおやつタイムのはじまりです(/・ω・)/
自分で淹れたコーヒーは、深煎り豆を細挽きしたので酸味が少なく、深い苦みがとても美味しかったです。
実は、今回は17gの豆で4人分のコーヒーを淹れました(笑)
でも全然薄くなくて十分美味しかったのが不思議…。
コーヒーって奥深いね。
チーズケーキとも相性抜群でした。
おうちでも、お店みたいに幸せなカフェタイムを過ごすことができました。
キャプテンスタッグに深謝。
ハンディコーヒーミルSの洗い方
さて、コーヒーミルは一度使うとこんな感じで本体が粉だらけになります。
下刃も粉粉。
またすぐに使うよって時は水洗いでも大丈夫かと思いますが、しばらく使わないまたは几帳面な方は、普通の中性洗剤とスポンジで掃除すれば元通りに綺麗になります。
コーヒーの粉はそのままにしておくと酸化するため、次のコーヒーの味が落ちるのでこまめに洗うことが推奨されてはいます。
掃除の時に問題なのは本体から外せない上刃です。
普通のスポンジだとなかなか汚れが落とせないので、綺麗に汚れを落とすには細かいところ用の細いブラシを使う必要があります。
セラミック素材の刃にはコーヒーの茶色い粉がべっとりと付着してしまうので、結構ごしごし擦らないと落ちないです…。
洗うのはちょっと大変ですが、部品も小さいのでそんなに時間はかかりません。
「ずくだして」洗いましょう~(笑)
使ってみての感想
今回お家でこのハンディコーヒーミルSを使ってコーヒー豆を挽いてみたのですが、思っていたより使いやすくて良かったです。
大きさ的に手にしっくりくる。
ハンドルを回し続けるのは大変なのですが、本体が持ちやすいのでしっかり回転させることができます。
ハンドルを取り外して本体に巻かれたゴムのところに挟んで収納できるので、山に持って行くときにはコンパクトで良いと思います。
山コーヒーをするのはおそらく日帰りの余裕のある山行の時なので、本体の重さはあまり重視していなかったのですが、全然重くないので(210g)気軽に山に持って行けそうです。
ネックなのは掃除の時セラミック上刃が取り外しできないことぐらいですかね。
まあこれも、小さいブラシさえあれば全然大丈夫なのですが。
総じて「買って良かった」です。
あとは山で試すのみ!
あいつが収束したらやりたいことリストが着々と溜まっております(^o^)