こんにちは。
今日はわたしの夏山装備をまるっと全部ご紹介したいと思います!
はじめに
せっかくのお盆休みですがあいにくのお天気で山に行けず残念ですね…。
なんでも、災害級の雨ということなのでみなさまどうかお気をつけ下さい。
雨の山も好きですが、さすがにこの天候で山に入るのは判断ミスでしょう…おとなしくお家でブログ書きを進めることとします。
さて今回は、以前からまとめようまとめようと思っていてまとめられていなかった内容。
わたしの山装備をご紹介するシリーズです!(勝手にシリーズ化)
今回は夏山の装備の中でも「身につけているもの」をお見せしたいと思います✦
ウェア
まずは基本の基本、ウェアについて。
わたしの夏山用ウェアを選ぶ基準は、「機能性」と「デザイン性」です。
よく汗をかく夏の山では、汗抜け・汗処理の観点でより機能性を求めています。
そして、華やかな明るい夏山に合うようなデザイン。
この2つの観点から選んだお気に入りのウェアをご紹介します。
ベースレイヤー
肌に直接触れるベースレイヤーは、汗処理で定評があるファイントラックのドライレイヤーを使っています。
防水生地を使用することで汗戻りが起こらず、汗冷えを防ぐことができるという優れもの。
匂いも付きにくく、連泊時でも快適に着続けられます。
一着しか持っていないので、追加購入を検討中!
ミドルレイヤー
ミドルレイヤーは、長袖アンダーシャツ+半袖Tシャツの定番スタイルです。
長袖アンダーシャツ
長袖アンダーには、ティゴラのコンプレッションインナーを使っています。
吸汗速乾・UVカット機能+絶妙な圧着感のあるコスパ最強アンダーシャツです。
高校で部活の時に使っていた流れで登山にも取り入れていますが、今のところ特に不満はありません。
モックネックなので、首の動きを妨げずに紫外線からデコルテ部分を守ってくれます(*'▽')
あと最近、モンベルのジオラインも使っています。
とても軽くて速乾性も○
半袖Tシャツ
アンダーシャツ1枚だけだと、お腹が冷えたり肌寒く感じる時もあって安心できないので、いつもはその上に半袖のTシャツを着るようにしています。
Tシャツは色々持っていますが、共通しているのはすべてポリエステル素材であるということ。
中でも、コットンライクな生地が好きで集めています。
マーモットのカモシカTシャツが一番お気に入り。
軽くて速乾で着心地も抜群!
じっとこちらを見ている目力強めのカモシカがかわいいんです(/ω\)
たくさん着たので毛玉ができてきてしまいました。
もう1枚買おうと思いましたが、もう廃版になっているみたいで手に入りません…悲しい…。
ナコタのコットンライクTシャツも、デザインが気に入っています。
ただ、若干生地がかたく厚めで重いので、主にゆるハイクをするときに使っています。
コットンライクではありませんが、豆工房さんのポリエステルTシャツはコスパが良いのでおすすめ。
わたしはMOUNTAIN ADDICTIONTシャツを持っています。
MOUNTAIN=山
ADDICTION=中毒
最高の語呂合わせだと思う…(笑)
あとは山小屋Tシャツですかね。
たま~に着ます(笑)
汗染みが気になるので、Tシャツは白か黒がほとんど。
真夏は蜂が怖いため、黒いTシャツはほとんど着ません。
その時の気分や行く山に合わせてTシャツを選ぶのは楽しいです♪
アウターレイヤー
雨降りの日や肌寒いと感じた時に羽織るアウターレイヤー。
いわゆるレインウェアですが、わたしはノースフェイスのクライムベリーライトジャケットを使っています。
どんな色にも合わせやすいネイビー。
クライムライトは軽くて薄くて柔らかくて着心地最高です。
もう1枚買おうと思ったのですが、こちらももう廃版になってしまいました…。
みんなにお勧めしたいウェアなのに残念です。
大切に着たいと思います。
防寒着
どんなに暑い日でも、どんなに低山でも、山行には必ず防寒着を持って行っています。
インサレーションならユニクロのウルトラライトダウンジャケット。
夏山なのでそこまで機能性を求めていないため、手軽なユニクロパイセン頼みです。
でも、実際夏山で持って行くことが多いのはフリースの方。
大好きなパタゴニアのR2ジャケットです。
軽くてあったかくて申し分なし。
夏でも高山では寒い風が吹くこともあります。
また低山だとしても、万が一遭難して一夜を山の中で明かさなければならなくなった時、フリース1枚がどんなに心強いかわかりません。
よく、高山でもぺちゃんこのザックを背負って歩いている人を見かけますよね。
他人の装備に口出しするつもりはありませんが、登山には万が一のことを考えて装備を整える必要があると思います。
パンツ
夏の足回りは、タイツ+ショートパンツスタイルです。
足の動きを妨げず、何より涼しいショートパンツが大好き!
最近素足を出して山に入る人が多くなってきましたが、素足では怪我や虫刺され・日焼けをしやすいので、わたしは下にタイツを履くことをおすすめします。
タイツ
わたしの場合タイツを履くのは「素足を出さない」ことが目的なので、特にこだわりはなく、コスパ重視でユニクロのエアリズムUVカットレギンスを使っています。
肌触りが良くてお気に入り。
UVカットなので紫外線から足を守れます。
色も選べたり柄があるものもあるので、3枚も持っています(笑)
ちなみに、コンプレッションタイツも1枚持っています。
確かに足の疲労や膝への負荷の軽減にはとても良いと感じます。
でも、ずっと足を拘束されているみたいでわたしはあまり好きではありません…。
連日登山で疲れている時などに、怪我防止のため履くことはありますが、基本はコンプレッションのないものを好んで履いています。
ハーフパンツ
3枚持っています。
こんなんなんぼあってもええですからね~~。
でも最近、バギーズを超える最強のハーフパンツに出会いました。
山と道の5ポケットショーツです。
はんぱない薄さと軽さ。
そしてよく考えられたポケットが5つもついている万能ショーツです。
履いていることを感じさせない着心地…本当に最高です。
ただ、とにかく値段が高い!!!!
あと3本は持ちたいですが、ちょっと高すぎてもう手がでません(笑)
しかしそれだけの価値は確かにあると思います。
ザック
日帰り用ザックは3つ持っていますが、最近はほとんどif you haveのhugを愛用しています。
残り2つは、カリマーのタトラとドイターのフューチュラですが、両方雨蓋式なのでhugのロールトップの便利さにはかなわない…(笑)
hugは防水なので、タトラやフューチュラのようにザックカバーがいらなくて楽です。
長時間歩くと肩が痛くなるのは、ULザックなので仕方ないですが…。
あまり使っている人を見ないので、珍しいのかよく「どこのザックですか」と声をかけられます(*'ω'*)
詳細は過去に記事を書いているので見てください↓
靴
登山で最も重要ではないかと思われるアイテム「登山靴」。
色々な種類があるだけに、自分の足に本当に合った登山靴を探すのはとても大変です。
ちなみにわたしはまだ自分の足に合う登山靴に出会っておりません…。
が、今時点の1番のお気に入りは、スカルパのハイドロジェンハイク。
ちなみにメンズモデルです。
たくさん履いてソールが終わったので、最近新しく同じものを買いました。
登山靴の中ではかなりライトなモデルですが、わたしはこれで連泊テン泊もします。
ヘビーな感じの登山靴も持っておりますが…
(ローバーのタホープロ)
重い上にソールがかたく、わたしの登山スタイルにはなかなか合ってくれませんでした。
ソールがかたいと、足裏で地面の状態を感じにくく、わたしとしてはとっても歩きにくいです。
何より、「日本人木型」というタホープロは幅の狭いわたしの足には合わず、長距離を歩くととても足が痛くなってしまいます…良い靴ではあるんだけどなあ…。
しかし、がっしりしている分安心して履けるというメリットはあるので、今は雨の日帰り山行のお供になっています(*'ω'*)
そしてもうひとつ、最近の新入りスポルティバTX4。
こちらはアプローチシューズなので、岩場の多い日帰り山行に使っています。
スポルティバということで期待していたのですが、やっぱり靴の横幅が自分の足幅に合わず、長距離を歩くと足が痛くなってしまうため日帰りにのみ持って行きます。
夏山ではこの3種類の靴を使い分けています。
夏はがつがつ登ることも多いので、登山店で推奨されるようなソールのしっかりしている靴よりも、ライトな靴の方を好んでいます。
とにかくわたしは足の横幅が狭いということで、靴選びには本当に苦労しています。
スカルパやスポルティバでさえもまだ幅が広いと感じるほどなので、なかなか良い靴に巡り合えません。
インソールやスペーサーも腐るほど試しましたが…うまくいってくれない…(;^ω^)
最高の登山靴に巡り合えるまで、頑張って探したいと思います(>_<)
小物
靴下
靴下はたくさん持っていますが、夏でもウールの物が好きで良く履いています。
中でもスマートウールのアウトドアミディアムクルーは安定の履き心地。
1番最初に買ったやつは、ずいぶん使い込んできたのでかなりへたっています。
これも全く同じ柄のものが欲しいけどなかなか見つけられない…。
気に入ったギアは早めにいくつか買っておいた方が良いですね。
あと最近買ったのはロトトのトレイルマジック。
メリノと化繊の混紡素材。
機能性・デザイン性を両立させているかわいいアイテムです♡
何より、履き心地がとっても気持ち良い!
下山してからもスニーカーに合わせて履けるので、お気に入りの1枚になりました。
ヘアバンド
夏の樹林帯はとても暑く、頭も汗をかきやすいので、蒸れる帽子よりもわたしはヘアバンドをつけることがほとんどです。
髪型の崩れ防止や汗どめになるので、夏山ではヘアバンドがおすすめです!
山行スタイルや気分によってヘアバンドも選んでいます。
秋春の涼しい時期はニットの物を使い、耳まで被って行動することもあります('ω')
意外と万能!
サコッシュ
登山中によく使うものはサコッシュに入れて持ち運んでいます。
アトリエブルーボトルのハイカーズサコッシュは、裏が透明になっているので地図を入れて持ち歩くのに便利です✦
でも、今一番のお気に入りはロウロウマウンテンワークスのナッツパック。
薄くてとっても軽い生地を使っているのに大容量でなんでも入ります。
デザインもめちゃくちゃかわいく、これは夏~冬までオールシーズン活躍する優れもの。
重宝しております✦
手ぬぐい
登山時にはいつも首に手ぬぐいをかけるようにしています。
顔や首の汗を拭くためですが、普通のタオルだと少し大きく邪魔…。
手ぬぐいのように薄くて軽くて速乾性のある布が、登山では扱いやすいです。
山小屋でも色んなデザインの手ぬぐいが売っています。
お土産がてら、山小屋手ぬぐいを集めるのも楽しいです♪
あと、最近話題になっているチャオラスのスポーツ手ぬぐいも気になっています。
この間山友達の誕生日にプレゼントしたところ、とても喜んでくれました。
普通の手ぬぐいよりもお値段高めですが、吸水速乾機能が高いのと、すこし長めの生地なので汗を拭きやすいようです。
機会があれば試してみたいと思っています(/・ω・)/
サングラス
夏の強い日差しから瞳を守るためのサングラス。
わたしはダイスのパラダイスグラスを使っています。
折りたためるのが最大の利点!
使っていない時は邪魔になるので、小さくたたんでコンパクトに持ち歩けます。
コスパも良くて気に入っています✦
ヘルメット
たま~に岩場で使うヘルメットですが、わたしはペツルのボレオを選びました。
ヘルメットに求めることは機能性…その他は頭に合えば何でも良いかと思いますので、店頭で実際にかぶってしっくりきたものに決めました。
まとめ
汗をたっぷりかく夏山では、汗による不快指数が高くならないような機能性の高いものを身につけるようにしています。
しかし、自分の体型にあったものや、似合う色・素材・形を選ぶのは普段着を選ぶ時と同じです。
機能性+デザイン性を吟味しながらお気に入りのギアを見つけるのは簡単なことではありませんが、その分素敵なギアに出会えた時はとっても嬉しいです。
そしてそれが、山の中での安全にもつながると思います。
色々な装備を持っていると、シチュエーションに合わせてギアを選ぶ楽しさもあります。
「このコンディションでこの装備はちょっと違ったなあ」とか、「この気候にこのウェアはぴったりだな!」とか、山行を重ねるうちに自分に合った装備がだんだんわかってきました。
最近はガレージブランドも増えてきていて、地味だった山道具もデザイン性を追求したおしゃれなものを見かける機会が増えました。
かわいいギアを使っている時は、やっぱりテンション上がりますよね♪
しかし今はまだ、「デザインも良くてかつ高機能なモノ」を選ぶのは少々大変です。
これからは「機能性が高いのは当たり前」、その中で「いかに装備に自分の個性(デザイン性)を追求するか」な時代になってくれたら良いな~と思っています。
良いギアがあったらぜひとも教えてくださいね♪
これからも山道具探しを楽しむぞ~!!