こんにちは。
今日は山道具のご紹介。
以前からずっと欲しかったatelierBluebottleのサコッシュをようやく手に入れました(*'▽')
atelierBluebottleについて
atelierBluebottle(アトリエブルーボトル)は、2013年に開業したアウトドアガレージブランドです。
ご夫婦で営んでいるブランドで、企画やデザイン、縫製、製品テスト、発送業務など、すべての作業をお2人で行っているそうです。
製品は、生地や縫製はもちろん、デザイン性や使いやすさまでこだわって作られています。
現在、バックパックやサコッシュ、シャツや靴下などの様々なこだわりの製品が販売されています。
参考：
【アトリエブルーボトル】夫婦の究極のモノづくり！その魅力とは？ | 暮らし～の[クラシーノ]
Hiker's SACOCHE
今回わたしが買ったのは、そんなアトリエブルーボトルのHiker's SACOCHE(ハイカーズサコッシュ)というサコッシュです。
注文からたった2日で届きました！
\早い！/
前から欲しかったのですが、ガレージブランドの製品ってなかなかのお値段するので、なんとなく手が出せなくてずっと買えずにいたんですよね。
でも今回思い切って買っちゃいました(*'ω'*)
Hiker's SACOCHEの紹介
ハイカーズサコッシュ、写真で見てかわいいなあと思ってはいましたが、実物はもっとかわいかったです。
ひえ～、シャレオツ～～、わたしなんかが着こなせるのかしらねえ…(笑)
メインの生地にはX-Pacというものが採用されています。
X-Pacは、表生地・ファイバー・裏生地を特殊な方法で張り合わせた3層構造の生地です。
強度・軽さ・防水性を兼ね備えていて、近年アウトドア業界で注目されているのだとか。
(参照：https://fullclip.shop/?tid=2&mode=f24#XPac)
中間層には高強力ポリエステルの紐がX状に組まれたX-PLYが張られているので、生地全体の柄が格子状になっているのが特徴です。
アトリエブルーボトルのザックやサコッシュには全てこのX-Pacが使用されていて、生地はアメリカから独自輸入するほどのこだわりっぷりです。
ポケットにはキューベンファイバーという生地が使われています。
キューベンファイバーとは、ポリエチレン繊維のダイニーマをUV樹脂でラミネートしたフィルム状の生地、だそうです。
…無論これだけでは何のことやらさっぱりわからない、もはや日本語なのかもわからない。
簡単に言うと、「ポリエチレン繊維をより高強度にしたダイニーマの生地で、その生地に樹脂でラミネート加工がされているもの」がキューベンファイバーとのこと。
ちょっとはわかりやすい、クラシーノに深謝。
参考：キューベンファイバーとは？ハイテク素材の魅力と人気アイテム５選をご紹介！ | 暮らし～の[クラシーノ]
キューベンファイバーは水に浮くほど軽く、かつとても丈夫であるというのが特徴です。
中身が透けるほど薄いのに、耐紫外線性があって日光に強いというから驚き。
しかし知らない人から見たらちょっとちゃっちい感じなので、母に見せたら「なにこれ安っぽ。」と言われました(泣)
…このぺらい生地にいくらかけたと思ってるんだ！！(;´Д｀)
ファスナーに使われているのはアクアガードです。
要は止水ファスナーということ。
わたしは止水ファスナーあまり好きではないのですが、防水性を求めるので仕方ないです…。
今後、もっとファスナーの滑りが良いやつが開発されることを願ってる。
肩掛け用の紐はアジャスターで長さ調節が可能です。
このタイプのアジャスターは簡単に調整できるので重宝しますね。
ハイカーズサコッシュの最大の特徴は、裏側が透明になっていることです。
これがあるから買ったと言っても過言ではない。
何故透明になっているのかというと、地図を入れるためです。
も～これ、本当に便利なもんだよ～～。
今までジップロックに入れた紙地図をサコッシュから取り出すのが本当に面倒でした。
面倒だから、地図を見なきゃいけないポイントでも「まあいいや」でスルーしたこともありました。
…道迷いの原因ですな…。
しかしハイカーズサコッシュなら何の手間なく地図を見ることができます(∩´∀｀)∩
これからはいつでもどこでも簡単に地図を見ることができる、もうそれを考えただけで顔がほころぶなあ！！
スマホのGPS機能付き電子地図が主流(？)のこのご時世ですが、わたしのような紙地図じゃないと落ち着かない人には最高のサコッシュです。
最近読んだ雑誌で、登山中に見たものや感じたことを紙地図に書きこむというのが紹介されていました。
このサコッシュならファスナー1つで地図を取り出せるので、地図に何か書き込むのも簡単で良いと思いました。
花の時期に山中のどこに何が咲いていたのかをメモしながら歩くの楽しそうだな～( ˘ω˘ )
中は真ん中の仕切りを挟んで2つの部屋になっています。
後ろ側には地図、前側は小物入れ。
シンプルな構造なので入れた物を見つけやすくて良いですね。
しかしまだ山旅では使っていないので、これから使い込んでいくのがとても楽しみです。
Hiker's SACOCHEの良いところ
個人的に思うこのサコッシュの良いところはマチがないことです。
わたしは山を歩くときはなるべく色々じゃらじゃらと下げたくないので、実はサコッシュも本当は使いたくないのです。
でもスマホとかティッシュとか地図とかリップクリームとか、最低限の良く使うものは背中のザックを下ろさずとも取り出せる位置にあってほしい。
しかし最近のサコッシュってなんかポシェットみたいに無駄にでかくないですか？
邪魔やん普通に、ハシゴ登る時危ないよって思っちゃうんですが？？
その点ハイカーズサコッシュはマチがなくてスマートで良いです。
欲を言えばもう少し全体の大きさを小さくしてほしいのですが、この大きさでもあまり気にならないくらいにはスマートです。
軽く、小さく、シンプルに山に登りたい人には良いサコッシュだと思います。
Hiker's SACOCHEのもっとこうしてほしいところ
とても使い勝手の良いサコッシュですが、1つだけ残念なところがありまする…。
それは外ポケットです。
ハイカーズサコッシュの外ポケットは3つに分けられているのですが、こんなに外ポケットいらないなあという至極個人的な感想。
さらに外ポケットにはマジックテープなどの口をとめるものがついていないので、スマホなどを入れても何かの拍子に落ちてしまわないか心配です。
今までわたしが使っていたグラナイトギア社のハイカーサチェルというサコッシュは、外ポケットに簡易的なマジックテープがついています。
これが非常に便利で、スマホをここに入れておいても何かの拍子に落とす心配もないですし、片手で簡単に取り出したりしまったりできます。
山行中よく使うスマホなのでとても使い勝手が良いポケット。
ハイカーズサコッシュの外ポケットにもこんな風に留め具がついていたら良いのにな…とちょっと思いました。
自分で何かしらつけちゃおうかな…。
おまけ
アトリエブルーボトルにはいくつかサコッシュがありますが、今回のハイカーズサコッシュとどちらにしようか迷ったのがこちらの「ハイカーズサコッシュ‐02」。
ハイカーズサコッシュと同様、裏がスケルトンになっていて、地図を入れることができる仕様のサコッシュです。
02もめちゃくちゃ良さげだったんですよね～～。
(参照：https://atelierbluebottle.stores.jp/items/591c3636b1b619681c000fc4)
外ポッケは1つで代わりにファスナーが2つ。
デザイン的にはこちらの方が好きでした。
しかし色がブラック一色しかないのと、値段がこちらの方が高いということで諦めました。
いつか新色が出て、お金が貯まったら買いたいな…(ー_ー)
以上！
