以前にも記事に書いた千歳山ですが、今回はお寺さんから登るとっても素敵なルートを紹介したいと思います!
千歳山についてとこんにゃくルートは以下の記事に書きました。
萬松寺ルート
今回のルートは、萬松寺というお寺さんから登る萬松寺ルートです。
以前紹介したこんにゃくルートは大きな鳥居をくぐっていくのですが、その鳥居の前がコンクリート道の三叉路になっていて、萬松寺はこの三叉路を鳥居向かって左にのぼっていくとあります。
徒歩で10~15分くらい。右手にこのような石柱が立っています。
お寺に入っていく道はこんな感じ。
左手には駐車場とお手洗いもあります。
立派な門✦
・萬松寺について
萬松寺は、奈良時代末期に阿古耶姫によって開かれたのが始まりとされています。阿古耶姫は、信夫群司の中納言藤原豊充(藤原鎌足の曽孫)の娘とされていて、豊充が山形に赴任してきたときに随行してきたのだそうです。
阿古耶姫はここで千歳山の古松の化身である名取太郎と恋仲になりますが、古松が名取川の橋を架ける際に木材として伐採されてしまいます。阿古耶姫は悲しんで出家をすると、千歳山の頂上に松を植え(阿古耶の松)、麓に草庵を設けて名取太郎の供養をし、一生を終えると境内に葬られたという言い伝え(?)伝説(?)があります。
阿古耶の松については平家物語にも一項があり、藤原実方中将が阿古耶の松を尋ねる一文があります。
参考:
http://www.t-aterui.jp/yamagata/y-akoyanomatu.htm
門をくぐると本当に素敵なお庭が広がっています!
ここ、新緑の季節がまじのまじで綺麗なのでぜひ行ってみてください~~。
にゃんこが水を飲んでいました(*´ω`)
池、すてき。
本堂の右に道が続いています。
竹林の中に階段があります。
ちょっと上ると左に登山道があるので左折~。
振り返って。夕方とかはちと怖い。
いろいろ立ってるの(興味なさすぎな)。
そのまままっすぐ進むと、鳥居があります。
ここは右へ登ります!間違ってまっすぐ進むとどこに着くかわかりません(笑)
ちなみに鳥居の先には祠があります。
晩秋の登山道は茶色い絨毯。
ここをちょっと進むとひらけた場所に出て道がごちゃごちゃするのでわかりにくい。
登山道を左にそれると松があります。
Yes!これが阿古耶の松です。
(今の阿古耶の松は頂上じゃなくてここにあるんだね。)
開けた場所を進むと階段があります。
この辺は白い石が沢山あります。泥も白い。
ここから階段地獄~。
このコースの売り①
終わらない階段。
振り返る。階段はまだまだ続きます…。
やっとこさ階段を登りきると、気持ちの良い稜線になります。
あ~里山の稜線!!秋だな~~。
道がちょっとえぐれてたり。
真っ赤だな~。
笹の緑も映えますね。
この辺りから大きな岩がごろごろ出てきます。
このコースの売り②
岩登り。
少々手を使って岩をよじ登る必要があるので注意です。
しかし楽しいです(=゚ω゚)ノ
岩登りからしばらく歩くと分岐に出ます~ここは右へ。
右に曲がるとすぐに左に上がる道があるので見落とし注意です!
(この写真ではわかりづらい…)
ここから最後の登りです!登り切れば頂上✦
(頂上の写真撮り忘れるというあほをしでかしたので、見たい方は冒頭で紹介したこんにゃくルートの記事を見てください、ごめんなさい。)
ちなみに、山形ではめずらしい快晴の日でした!
朝日連峰も月山も冠雪で、冬が来るなあとちょっと寂しくなりますね。
ま、楽しみでもあるのだけど!(/・ω・)/
まとめ
こんにゃくルートに比べて萬松寺ルートは人がとても少なく、静かな山行を楽しめます。こんにゃくルートはいつも人でごった返しているので、わたしは萬松寺からのほうが好きです(*'ω'*)
あと、岩登りがちょっとあるのも楽しいです!
千歳山を登るのなら断然こちらのルートをお勧めします☆