やまとりにっき

山登りやお出かけを中心とした日々のあれこれです

<山行記録> 千歳山 ~山形市民に愛される山~ 2018.10.6

 

今日は山形県山形市にある千歳山という低山をご紹介します!

 

大学生になってから千歳山には30回以上は登っているのですが、トレーニング目的なのでじっくり写真を撮って登ることがなかったため、改めて写真を撮りに登ってきました(/・ω・)/

 

千歳山について

山形市にある標高471mの、いわゆる里山です。

大体1時間くらいで頂上往復できるかな。

 

見た目は、Theおにぎり山(笑)

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どこにいてもわかる、山形市のシンボル的存在です。

迷ったら千歳山を探せ」です(∩´∀`)∩

 

どこにでもあるような里山なんですけど、何がすごいってこの山に対する地元民の愛がすごい。いつ行っても誰かは必ず登ってます。

「この前で登ったのは100回目よ」とか、「1日2回は来るよ」とか笑いながら話してくれるおじいちゃんおばあちゃんなんかザラです。

休日になると老若男女問わず、たくさんの方が登っています。

近くの保育園や小学校では遠足などで来るみたいです。あとは近くの大学のワンゲル部が何10キロかのザックを背負ってトレーニングしているとかなんとか…。

こんな感じでものすごーく地域の方に愛されているのです!

 

第二次世界大戦中には、鉄砲の訓練のために千歳山に向かって銃弾を飛ばしていたそうで、雨の後に土が流れたところを探すと銃弾が転がっているときがあるそうです。

収集家の方がたまにいらっしゃいます。

 

登山道はいくつかあるようですが、今回お送りいたしますのは「こんにゃくルート」という1番メジャーな ルートです(∩´∀`)∩

 

千歳山こんにゃくルート

登山口はこんな感じ。

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水洗トイレ完備☆

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すぐそばにこんにゃくのお店があるのでこんにゃくルートです(安易すぎでは…)。

 

千歳山こんにゃく店という、こんにゃくの専門店(?)なのですが、ここの玉こんにゃく(山形名物)美味です~(^o^)

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参考までに↓

山形名物 千歳山こんにゃく店

城下町やまがた探検地図 ─今月のおすすめ─

 

はじめの大きな鳥居をくぐって階段を上がると、すごい量の赤い鳥居が並んでいます。

京都の伏見稲荷神社に来たような気分が味わえます、こんにゃくルートの推しポイント(笑)

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そのまま道なりに突き進むと、千歳稲荷神社という神社があります。

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・千歳稲荷神社について

祭神は豊受大神(とようけのおおかみ)。食物や穀物を司る女神だそうです。

千歳山の稲荷神についてはこんな言い伝えがあります。

1356年、斯波兼頼(しばかねより)が山形に入部し山形城を築城しようとした時、まず使者を遣わして千歳山に登らせ、城の配置を見定めさせたそうです。

使者は千歳山に登りましたが、霧が立ち込めていて市内を見ることができませんでした。そんな時に山中で稲荷神に出合い、使命達成をお願いしたところ、霧はたちまち消え去り城の方位を見定めることができたそうです。

 

私は神様を全く信じていないので、神社について全然詳しくありません(^▽^;)

千歳稲荷神社についても調べたんですけど、正直なにがなんやらさっぱりといったところです(笑)

興味のある方は各自お調べください!!

 

お稲荷様、夜来ると肝試し並みに怖いです。。

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神社向かって右にルートを取ります。(左に行くとどこにつながってるんだろうね、今度行ってみようかね。)

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そしたら時折現れる看板に従って歩いていけば大丈夫です。

まず迷う要素がない、そして万が一迷ってもどっか適当に下れば帰ってこれます(笑)

 

最初の分岐。

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右に行くとすぐ千歳山公園という別の登山口に出てしまいます。

帰りにボケっとしながら歩いていたところ、ここの分岐で間違えて公園の方に行ってしまったことがあります(汗)

 

緩やかな坂の続く道です。

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お、バッタ

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この後目の前に緑色のへびも現れて超びっくりしました( ゚Д゚)

 

いますよね、ショートカットして登っていっちゃう人。

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2つ目の分岐は左。

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右には行ったことがありません~。今度行ってみよう!

 

木のトンネル!きれいです(*´ω`)

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ルート中腹に山形市を一望できるひらけた場所があります。

 

こんな感じで✦

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奥に連なっているのは朝日連峰。左の1番高いのが主峰である大朝日岳です。

 

左の方に目をやると、遠くにうっすらですが飯豊連峰が見えました。

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朝日連峰の右には、出羽三山の1つである月山が聳えています。

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頂上付近が紅葉していました!紅葉の月山なんて最高だろうな。

 

月山のさらに右には葉山があるのですが、木々の間からちょこっとしか見えません。

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この展望ポイントから頂上まで10分足らずです。

 

頂上付近はこんな感じで広場になっています。

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左側に見晴らし台というものがあるのですが、2階に登っても何も見晴らすことはできません。

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なんなの~~。 

 

この広場をまっすぐ進めば頂上!

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頂上は展望ゼロです、覚悟してください(笑)

 

でもちゃんとテーブル・ベンチが用意されているので一息ついていくのもいいですね。

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 かろうじて龍山蔵王連峰)が見えました。

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今日は良いお天気だったので四方の山を見渡すことができました(*´▽`*)

 

こんな感じの軽装で登れちゃう千歳山でした!

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まとめ

わざわざ訪れて登るような山ではないのかもしれないですが、前述したようにとてもたくさんの人が終日登っているので、そんな方々とお話ししに行くのも楽しいです(はちゃめちゃに話しかけてくださる方たくさんいます)。

 

個人的に東北で一人暮らしを始めてから最初に登った山なので愛着があって、これからも大学を卒業するまでは登り続けていきたいなと思っています('◇')ゞ

 

千歳山は、冬の雪がたっぷり積もった時が1番好きです。

低山なので軽アイゼンで登れちゃいますし、ちょっとした雪山気分を味わえます(^▽^)

yamatori0422.hatenablog.com

yamatori0422.hatenablog.com

 

こんにゃくルートの他にも万松寺というお寺さんから登る万松寺ルートもあります。

yamatori0422.hatenablog.com

 

千歳山の登山口は全部で7つくらいあるらしく(真相は不明)、ほんとに奥が深い山です。

山形に立ち寄ったら是非登ってみてくださいね!

 

※カテゴリーの中の「東北の山」→「千歳山」でわたしの記録した千歳山の山行見られます。参考になれば幸いです(*'ω'*)