3月最終日は山梨県の茅ヶ岳に登ってきました!
茅ヶ岳について
奥秩父山地の南西部に位置する火山で、火山としては20万年前前後に活動したと考えられています。
山梨県側から見る金ヶ岳を含めた茅ヶ岳は八ヶ岳と類似しているため、「ニセ八」と呼称されてきました。
頂上からは奥秩父の主脈(金峰山など)や甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山などの南アルプス、八ヶ岳などの山々を眺望できます。
茅ヶ岳が有名な山となっている理由の1つに、深田久弥終焉の地であることがあげられます。
著書『日本百名山』で知られている深田久弥は1971年3月21日、茅ヶ岳登山中に脳卒中で急逝しました。登山口には深田記念公園が設立され、深田久弥直筆の「百の頂に百の喜びあり」の言葉が刻まれた記念碑が立てられています。
登山口へは韮崎駅からバスが出ているので車がなくても安心です↓
参考:
山行記録
7:00 自宅 ー 8:50 深田記念公園駐車場 8:00 ー 9:20 女岩 ー 10:00 女岩のコル ー 10:10 深田久弥終焉の地 ー 10:25 茅ヶ岳山頂 10:30 ー 11:25 南峰 12:05 ー 12:40 茅ヶ岳山頂 12:50 ー 14:30 深田記念公園駐車場
早春の茅ヶ岳へ
以前から行こうと考えていた茅ヶ岳にようやく行く機会が巡ってきました。
本当は黒斑山に行きたかったんですが…天気がね…(笑)
早朝父と2人でわたしの運転で出かけました。
深田記念公園から茅ヶ岳山頂
今回は深田記念公園駐車場から。
30台くらいとめられるらしいです。
8:00頃到着しましたが、まだとめられる余裕がありました。
トイレ完備!からの水洗です~✦
うけた。
深田記念公園前に登山届ポストありました。
計画書を投函していざ出発!
しばらくは拍子抜けするくらいなだらかな道が続きます。
途中にあった壊れた家。
しばらくすると車道を渡ります(*'▽')
まっすぐ行くと女岩経由の谷道を、車道をちょっと左へ歩いた右側にある入口から行くと尾根道を通ることができます。
いずれも茅ヶ岳山頂に行けます。
わたしたちは谷を選択。
しばらく歩くと苔が出てきました~✦
良い道やな。
BIGな岩も沢山ありました。
登るごとに傾斜が増し、岩もごろごろしてきます。
ゆっくりゆっくり登れば女岩に到着~(/・ω・)/
落石の影響で立ち入り禁止です、残念。
さてここで突然の「お父さんはどこにいるでしょう」(笑)
お父さんのレインウェア、モンベルのストームクルーザーなんですけど、色がもう苔すぎてあたりの風景と同化してました。
まじでうける。
…ハイ、次。
女岩からは急登になります。
太ももの筋繊維切れる~~(笑)
振り返ってパシャッ。
写真じゃわからない急さ(笑)
なんか落ち葉が秋の雰囲気でした。
てか秋やん。
と思ったのもつかの間。
雪がちらほら出てきました( ・´ー・`)
ふっかふかの落ち葉に雪に歩きにくいです。
冬なんだか春なんだか秋なんだかわからなくて面白い。
「疲れた。」
なかなかの長い上り坂でした。
頑張って登ってやっとこさ分岐に到着!
この辺で暑くて上着を1枚脱ぎました。
「あちい。」
途中で深田久弥終焉の地がありました。
深田さんは今から48年前にこの地で脳卒中で急逝したといいます。
ここから最後のひと登り。
謎の「GOOD」。
そして登頂!
あまり嬉しそうじゃない(笑) なんでやろ、嬉しかったのにな。。。
茅ヶ岳山頂からの景色
茅ヶ岳山頂からはまず、南アルプスが見えます✦
しかし今回は鳳凰三山しか頭を出してくれませんでした(泣)
でも地蔵のオベリスクかっこいいぜ!!!!
甲斐駒見えなくても、こんなかっこいい鳳凰見えたから十分だよね。
山の中腹に雪の白い線ができてるの不思議。
南アの他には、甲府盆地が見えます。
あとは富士山。
(帰りに撮影。) 雲晴れてくれなかった…。
そして奥秩父の山々も見えます。
金峰山かっこいい( ˘ω˘ )
瑞牆山、岩でごつごつ。
あとは浅間山。
そして八ヶ岳。
晴れてれば見えるはず(笑)
茅ヶ岳から金ヶ岳方面へ
茅ヶ岳山頂到着時ですでに計画していた時間より20分くらい遅れていたのですが、金ヶ岳まで行く計画を立てていたのでとりあえず目指してみることにしました。(笑)
茅ヶ岳の北斜面を下ります。
予想以上に凍結していたので軽アイゼンを装着しました~~。
結構滑ります。
でもそれも長くは続かず、すぐに泥になるのでアイゼン着脱が面倒くさい。
茅ヶ岳の北斜面を下り終えると、今度は南峰の南斜面を登ります。
途中でこういう面白いモノもありました(∩´∀`)∩
「何かをやりたかったけど思いつかなくて中途半端になって、結局何をしているかわからない」の図。
でもこういうのテンション上がるぜ!(笑)
振り返っての茅ヶ岳。
あふれ出る里山感。
そして金ヶ岳南峰に到着しました!
ひっそりと三角点があるのみです。
ここからまた北斜面を下ってから金ヶ岳に登り返すのですが…
これよ。
南峰から金ヶ岳までコースタイムで15分だったのですが、色々総じて「めんどくさい」ということで、金ヶ岳まで行くのをやめました(笑)
南峰のちょっと金ヶ岳よりのスペースでお昼ご飯に。
今日はただのパンだよ。
握り飯と父と茅ヶ岳。
モンベルおじさん。(笑)
なんか無駄に美味しいせんべい。
茅ヶ岳に乗る人。
などを眺めておりました(笑)
帰り道
30分ほどお昼休みしてから帰ることにしました。
お昼を過ぎると雪がとけてぐちゃぐちゃになります…。
スパッツつけるのを激しくお勧めする…。
茅ヶ岳かっこいい。
あ~なんだこの岩、楽しすぎだろ。(笑)
北斜面はやっぱり雪道。
茅ヶ岳山頂に戻ってきました。
南アには完全に雲が(;´Д`)
でもこの雲も綺麗だったりする✦
帰りは尾根道を選択しました。
良き尾根です。
途中千本桜との分岐があります。
深田記念公園はまっすぐです。
下れ~~~え。
「下りは疲れる」
蝶がいました。
ヒオドシチョウという蝶だそうです。読者様が教えてくださいました!ありがとうございます(*´ω`*)
それにしてもよう下るわ…。
尾根道なので風がすごかったです。
永遠かと思われような下りですがようやく終わりに近づきました。
ここから舗装された車道にでて、しばらく左へ歩くと行きに通った登山道が右に出てきます。
また緩やかな道をゆる~く下ります。
なんて楽な道なんだ!!
そして無事に帰ってこれました(=゚ω゚)ノ
深田記念公園
登山口に到着してから深田記念公園を散策しました。
ちょっとした広場でした。
百の頂に百の喜びあり。
わたしだったら百の頂でも無限の喜びがあるな…などと言ってみる。
今気づいたけど、「深田」のところ落書きしてある…心無いな…。
「この辺りはイワカガミが咲いていて、きれいです」との言葉に、すっかり喜び「そうですか」とうなずいたのが最後だったという。
うるっときちゃう。
東屋がありました。
帰ってきたとき駐車場はすっからかんでした(笑)
みなさん帰るのお早い。
帰りもわたしの運転で帰りました。
今回もとっても楽しい山行になりました!
反省
岩に膝を強打したこと。笑えるくらい綺麗なたんこぶがお皿の上にできました(笑)
幸い歩けなくなるほどのケガではありませんでしたが、もっと注意して歩くべきだった~~。山ではちょっとしたケガも遭難につながってしまうの、本当に怖いですね。
服装については今回は調節ちゃんとできたと思います。
脱ぎ着は面倒くさいけど、快適に歩くカギなので面倒くさがらずにこれからもちゃんとやっていきたい、特に冬の山行…。
靴擦れについては、絆創膏を張っていったのでかかとは防げましたが、下りの時に親指の裏が擦れました…。
なんということだ。ここにきて靴が合ってない説が浮上…問題がどんどん出てきて大変。
感想
いつも山梨に遊びに行くときに見えていた茅ヶ岳を登れてよかったです!
金ヶ岳には行けなかった(行かなかった)ので、次行くときの楽しみになりました✦
山頂から見えた鳳凰三山かっこよくて、今夏行けたらいいな~とひそかに思っています(笑)
あとは金峰かな、5月6月あたりに行きたい、2回目の金峰(*´ω`*)
山は登れば登るほど登りたくなるのでやめられないですね!