こんにちは。
2年前の山行記録を整理していたら抜けがあったので慌てて書いています(笑)
中央アルプスの前衛山である池山に登った記録です。
あまり記憶もないのでちゃちゃ~っと書いて終わりにします。
池山について
池山(いけやま)は長野県駒ヶ根市にある標高1773mの山です。
中央アルプスの前衛山。
空木岳の東に延びる尾根の途中にピークがあります。
池山尾根は空木岳に登る登山者に使われることが多いですが、池山まではハイキング気分で歩ける道なので里山ハイカーに人気の山です。
冬山経験が初期の頃の山登り
時はちょうど2年前。
夏山山行に慣れてきたころでした。
当然冬山はまだ登れないし、残雪期はどの山なら自分が登れるのかというのもちゃんと判断できないくらいのレベル。
そんなわたしは、唐突に池山という山に登ろうと決めたのでした。
池山の近くには祖父母の家があって、たまたま家族で出かけた時に、わたしだけついでに山に登ってきちゃうという魂胆だったのですが、心配した父が結局一緒についていってくれました。
これが結果的に良かったのです。
1人だったらたぶん道がわからなくて途方に暮れていたと思います(笑)
中央道から見えた中ア。
まだ雪を被っていて冬の装いです。
登山口付近には母に送ってもらいました。
この時の服装。
まだスカルパのミトスちゃんを履いているし、カメラはCanon EOS Kiss Digital Xです。
え~~、なんか懐かしい、2年で装備もだいぶ変わっている…。
登山口までの道は途中で車両通行止めになっていたため、しばらくは車道を歩いた記憶があります。
登山口から登山道に入ります。
心なしか画質がアレ。
登山口の様子とか微塵も覚えてないわたしの記憶力もアレ。
そうそう、霧氷がとても綺麗な登山道でした。
霧氷というものを初めて意識して見て感動した記憶があります。
日光に温められた霧氷のかけらがはらはらと上から降ってきて幻想的でした。
霧氷の写真が山ほどある、よほど感動したんだろうな…(笑)
途中から笹原になった登山道を登りました。
こんな滝の写真があったので、どうやら滝と川があったらしいです。
苔むした岩と川、北八みたいな雰囲気があります。
分岐もいくつかあったのを記憶しています。
池山を越えてずっと行くと空木岳に登れるようです、行きたいね。
途中で見えた南アの景色。
最高ですねこれは。
間ノ岳。
北岳。
塩見岳。
仙丈ヶ岳。
イイ~~~!!!
それからすごい枝が多い木の写真。
しばらく登ると登山道はすっかり雪道になってしまいました。
この時は軽アイゼンをつけたと思います。
結構雪が深いところもあったので、踏み抜いて脛を強打しました(笑)
苦労して登ってようやく山頂に到着です。
山頂はちょっとだけ展望が開けていました。
ぽよぽよ生えてる木がちょいと邪魔ではありますが。
千畳敷カールの眺めが一番良かったです。
宝剣岳めちゃくちゃかっこいい、やっぱいつか登らねばならん山だ。(笑)
カールの斜面に目を凝らすと蟻のような黒いぽつぽつが沢山並んでいるのが見えますが、これはみんなハイカーです。
こう見ると、なんだか本当に山登りという行為が滑稽に思えてきてしまう……。
山頂で突っ立っているとぞくぞく寒くて、あまり長居はできなかったと思います。
残雪期の山って寒いなあと、小学生並みの感想をいだきました。
1人で行くぞと意気込んでいたけど…当時だったら絶対1人じゃ登れなかった(笑)
良い経験になりました。
おっしまい。