こんにちは。
赤城山について
赤城山(あかぎさん・あかぎやま)は、群馬県の中央に位置する山です。
赤城山という名前の山があるのではなく、黒檜山(主峰:1828m)、駒ケ岳、地蔵岳、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳、長七郎山などからなる山々を総称して赤城山と呼んでいます。
榛名山(はるなさん)、妙義山(みょうぎさん)と並び上毛三山(じょうもうさんざん)の1つに数えられています。
大沼(おの)、覚満淵(かくまんぶち)、小沼(この)などのカルデラ湖を伴うカルデラ持つ、関東で有数の複成火山です。
(参照:赤城山 - Wikipedia)
日光の男体山北西麓の戦場ヶ原には、男体山の神と赤城山の神がそれぞれ大蛇と大ムカデになって戦い、男体山の神が勝利をおさめたという伝説があります。
赤城山の北にある老神温泉の地名は、このとき落ち延びた神が追われてやってきたことに由来するといわれ、「アカギ」という山名も神が流した血で赤く染まったことから「赤き」が転じたという説もあるようです。
参考:
山行記録
9:00 おのこ駐車場 ー 10:45 黒檜山 ー 10:50 展望台 11:00 ー 11:05 黒檜山 11:20 ー 12:05 駒ヶ岳 ー 12:50 おのこ駐車場
3人で愉快登山
群馬遠征2日目はいくらさんとKさんと赤城山に登ってきました(*'▽')
遠征1日目の谷川岳の記録はこちらを見てくだされ↓
おのこ駐車場へ
早朝、眠い目をこすりながらみんなでおのこ駐車場に向かいました。
前日は一睡もせずに谷川岳に登り、夜はUNOとトランプでバカ騒ぎしたせいでわたしは完璧な寝不足でした。
体力勝負かいな…まだ若くて良かったよ…。
ただ相当疲れていたのか、深夜2時頃に唐突に目が覚めまして、寝ぼけながら「やばい、よく考えたら卒論の結果と考察書かないと眠れないんじゃん。」って焦ってました。
なにが「よく考えたら」だよ、そんなことあってたまるか(;´Д`)
数分後に「いやそんなわけはない、わたしは今寝ぼけているんだ」ってメタ認知して、無事寝付くことができました。
どんだけ卒論に精神やられてるんだよ…(笑)
県道4号線の途中で赤城神社一之鳥居である赤城大鳥居をくぐりました。
でかあ!!
発祥は天明4年、全国的な飢饉や浅間山大噴火などの不安から赤城山の鎮魂加護を祈念して現在の地に「一之鳥居」と称し建設したのが始まりだそう。
現在の鳥居は昭和40年に再建されたものです。
参考:赤城大鳥居 - 名所・観光地 / 前橋市 - ぐんラボ!
しばらく山道を上るとおのこ駐車場に到着しました。
大沼(おの)のほとりにある駐車場です。
駐車料は無料で、最大100台ほど駐車できるらしい。
トイレも完備されているので車中泊に良さげな場所でした✦
おのこ駐車場から黒檜山
ちょちょいと準備をして、黒檜山目指して出発~!
普通に前日の谷川より寒くて震えました(物理)。
はじめは大沼の縁に沿ってコンクリートを歩きます。
前を行く2人がGregoryのザック見せつけてくる…(別に見せつけているわけではない)。
Gregoryほんとに好きだけど学生のわたしには高価すぎて買えないので、とても憧れなのです…。
左手に大沼。
綺麗や。
20分ほど歩くと登山口がありました。
日本百名山の強調標識。
…別に書かなくて良くないですか…(アンチかよ)。
それじゃ、行ってきま~す。
登山口から20分ほど登ると展望スポットに到着しました。
大沼を一望です!
左側に見える赤い橋は啄木鳥橋(きつつきばし)と言い、その先の赤城神社に続いています。
しかし現在は損傷のため橋は通行禁止となってるようです。
足元には霧氷の残骸。
木についた霧氷が気温の上昇とともに溶けて落ちてきたみたいです。
登っている間もたまに落ちてきてガシャガシャ音を立てていました。
ナチュラルに凶器。
登山道はこんな感じの岩々だったり、
こんな感じの笹原だったりして、
変化を楽しむことができます。
でも大方は岩々を登りました。
(いくらさんのシューズの裏、足の絵が描いてあるんですよ。かわいくていくらさんの靴裏をずっと見ながら登りました(笑))
前日の谷川登山の疲労が残っているせいか、岩々の急登は結構太ももがきつかったです(; ・`д・´)
しばらくして2つ目の展望台に到着しました。
ここからは富士山が見えました(Kさん撮影)。
さらにさらに、八ヶ岳も見えました✦(Kさん撮影)。
東からの八ヶ岳は見慣れていなかったのでその時はピンとこなかったのですが、今写真でよく見たらちゃんと八ヶ岳でした!(笑)
八を見ると実家に帰りたくなってしまうな。
北側には前日登った谷川岳の姿を確認しました。
オキトマが見えます!!
自分が登った山を遠くから眺めるのってなんか良いですよねえ。
そしてこの展望スポットからは、黒檜山の山頂付近を望むことができます。
…まだ結構登るなあ、と、思った。
頑張ります。
Kさんが途中で撮ってくださったこの写真、何かの雑誌に載ってそう。
わたしがドイターのまわし者みたいじゃないか…!(笑)
標高を上げるごとに道のコンディションは悪化していきました。
ちょっと滑るけど軽アイゼンをつけるほどではないんだよな…。
何とかつぼ足で登り、最初の分岐にたどり着きました。
分岐を左へ行くと、間もなく黒檜山山頂に到着です~!
いえ~い!
黒檜山から展望台
山頂で休憩の前に、山頂北側にある展望台へ足をのばしました。
展望台へと続く道は霧氷ロードでした(/・ω・)/
この景色は冬山の醍醐味ですね。
霧氷のトンネルをくぐると突然視界が開け、展望スポットに到着です。
正面は谷川連峰!う~んかっこいい!
登っている間に雲が湧いてしまいましたが、それでもこの迫力です。
赤城山と標高はさほどかわらないのに日本アルプスみたいな貫禄があるな!
そしてその日本アルプスも見えました(Kさん撮影)。
穂高!槍!常念!大天井!
赤城から北アが見えるなんて知らなかった!!!!!
心躍っちゃうな。
北アの手前には浅間山です。
来年は積雪期の黒斑山に登って、ガトーショコラの浅間山を拝みたい。
絶景なので撮影大会が始まってしまいました(笑)
わたしはいくらさんのGregoryにぞっこん。
次買うザックはGregoryの黒にしようと決めた。
前日買った谷川Tを着て谷川をバックに写真を撮ってもらうわたしとKさん。
浮かれていやがる。(笑)
どうでもいいけどこの谷川T、デザインも生地もすごく良くてだいぶお気に入りになりました。
これから色んな山に着て行くのが楽しみですな(*'ω'*)
こちらは谷川Tのわたしとこまの小屋Tのいくらさん。
「寒い」のポーズです、実際むちゃくちゃ寒かった。
そして噂のこまの小屋T!素敵ですね!!!!
最後に3人で撮ってもらいました(*'ω'*)
なんか一瞬姉と兄ができたような気分になりました(笑)
展望台から駒ヶ岳
展望台から黒檜山山頂に戻り、風のあたらない場所を選んでお昼にしました。
やはり止まっていると寒くなるもので、登ってくるときに脱いだフリースとニット帽を再び着なおしました。
お昼休憩の後は駒ヶ岳に向かいました。
途中で大きな鳥居の前を通過。
左側には御黒檜大神と書かれた石がごろんとおいてありました。
良くわからないけど、神社です(見ればわかるわ)。
さらに先にはまたもや分岐がありました。
まっすぐ行くと展望できる場所があるみたいですが、この天気なので今回はパス。
分岐から駒ヶ岳へはいったん階段を下ります。
この状況でわたしのシェルが黄色だったら完璧な信号機なのになと、しょうもないことを考えながら下りました。
大タルミまで下ってきました。
最初大クルミかと思った。
クルミの木でもあるのかと思った、違った。
ここからしばし笹原を歩きます。
しかしKさんはあらゆる角度からわたしたちを撮ってくれていて、なんかもう山岳雑誌のカメラマンみたいでした、プロや…。
わたしは2人を後ろから見て、やっぱり黄色のシェルを着てくれば良かったと思うのでした。
最後にちょっと登れば駒ヶ岳の山頂です!
自分でも意図せず写り込んでくるいくらさんがとてもかわいかったです(笑)
駒ヶ岳からおのこ駐車場
駒ヶ岳山頂からの下山路はひたすらに階段が多い印象でした。
わたしの中で関東の山=階段という等式が成り立っているので、まあ、イメージ通りという感じです。
当初は覚満淵の向こう側まで縦走してから下る予定でしたが、天気も良くないので手前で下りてしまうことにしました。
あと、前日の谷川岳の疲れが想像以上だった。
不眠で谷川なんて登るべきじゃなかった(自己管理能力を著しく欠いている)。
真剣にKさんを撮るいくらさん。
みんな一眼レフ持ってるの愉快。
途中木の間から見えた覚満淵。
バリバリ凍ってました。
ここは夏に行った方が良いかもしれません。
あっという間に登山口に下ってきました!
ここからまたしばしコンクリートを歩けばおのこ駐車場に帰ってこれます。
お疲れさまでした( ˘ω˘ )
下山後ストーリー
おのこ駐車場で群馬に住むいくらさんとはお別れ。
わたしたちは遠い山形の地へ帰ります。
いくらさんはとっても愉快でかっこよくてすてきなお姉さんで、一緒にいるときは終始笑わせてもらいました(笑)
山にも詳しいし、装備もおしゃれだし、色々見習いたいです(>_<)
この2日間大変お世話になりました!ありがとうございました!
またいくらさんと山に登れる日が来ると良いな~~~!!!
さて、帰りもKさんの運転で山形に向かいました。
途中で日光に寄り道し、東照宮を見てきました。
でも、あの、知らなかったんですけど、ここは拝観料をとられるのですね??
しかもバカ高いんですね??
結論:お金がないので入れませんでした。(笑)
神社を維持管理していくのは大変なんでしょうな。
…そうは言ってももう少し安くしても良いと思う。
お金がなくても見れるところをざざっと見学しました。
事前知識が何もないので良くわからずでしたが、とても綺麗でした。
ハデハデでした。
日光を後にしてからはなぜか無性に天丼が食べたくなり、Kさんと2人で天丼食べたいしか言ってなかったです。
会津で適当に検索して1番近かったお店に入りました。
しなしなした天丼を食べました。
うまかった!!!!!!!
この後無事に山形まで帰ってきて、2日間の群馬遠征は終了しました!
Kさん運転ありがとうございましたm(__)m
感想
赤城山から見える山の多さに驚愕しました。
後で知ったのですが赤城山は展望の名山なんですね。
検索していたらこちらの記事がとても参考になったので載せさせていただきます↓
http://yamao.lolipop.jp/sanko/14/10/25/akagi.htm
北アルプスが見えた時はやっぱり感動しちゃいました。
登山道は樹林帯が多くて里山的な雰囲気ですが、色んな山を「あれはなんだこれはなんだ」と展望しながら過ごす時間はとても楽しいものでした。
次来る時は覚満淵なども散策したいなと思います!
そして2日間の群馬遠征、心から楽しかったです!
長野で生まれ育ったのにお隣の群馬にはほとんど行ったことがなくて、群馬ほぼ初上陸というわたし史上記念すべき瞬間でした。
しかも群馬の名峰谷川と赤城にも登らせてもらって幸せだよ!!!
群馬って良い山沢山あるんですね~今更気づきました~。
来年は長野に帰るので、群馬含め北関東の山にも沢山遠征してみたいです(*'▽')
そして谷川は今度は縦走したいね!
また楽しみが増えました(*'ω'*)