あけましておめでとうございます。
2021年登り初めに、会社の同期と3人で入笠山に登ってきましたので、その記録です。
入笠山について
入笠山については↓を参考に…。
山行記録
7:30 沢入登山口 ー 9:00 入笠山 ー 9:40 大阿原湿原 ー 11:45 沢入駐車場
あけおめ登山
年が明けましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたしは2021年3日目にして、我らが入笠山に登ってきました。
メンバーは、会社の同期のこうちゃんとさらちゃん(*'ω'*)
2人とも、去年わたしの影響を受けて(洗脳を受けて(笑))、山にハマった同士です。
早朝、わたしの車で沢入駐車場に向けて出発。
ふみcarは二輪駆動なので、氷の坂道をちゃんと登ってくれるのか心配しましたが、坂道の途中で止まりさえしなければ案外スイスイ登ってくれるものなんですね~。
あ~良かった。
どうでもいいけど、わたしの実家の人たちは標高1000mの雪と氷と坂の世界に住んでいるのに、誰も四駆を乗らないという謎。
その所為でわたしも車を買う時何も考えずに二駆にしてしまったのですが、山登りが趣味のわたしは絶対に四駆を選んでおくべきだったと今更ながら後悔しています。
くそ、次は四駆のハイブリットのSUVにでもしてやるからな。
無事沢入の駐車場に到着。
先客は1台のみ。
夜が明けたばかりの極寒の駐車場で早々に準備を済ませ、出発しました。
入笠湿原までは写真を一枚も撮らなかったことを後悔…。
さらちゃんお得意のマシンガントークに引き込まれて、つい写真を撮る手がとまってしまったのでした(笑)
いやほんとにすごいよ彼女のマシンガントーク。
でもどの話も全部面白いから、ずーっと笑いながら登っていました。
入笠湿原は、先月の31日に登り納めに来たときより雪が減っていました。
それでもとても綺麗です。
ゴンドラの始発がまだだったので、湿原には人っ子一人いませんでした。
あらゆる自然の音も雪に吸い込まれ、しんと静まり返った湿原。
元気があふれるさらちゃん。
君は正月真っただ中から元気すぎんだよ。
もっと落ち着け、おしとやかに生きろ。
湿原を過ぎ、雪原になった「お花畑」から登山道に入ると、霧氷の世界が広がっていました。
美しきかな。
木の枝をじっくり見ると、無数に張り付いた霧氷の、その結晶が、小さく細かく良く見えました。
冬の山だなあ。
とろろ昆布ともマッチしておる。
雪の森って最高じゃん?
気づけば木漏れ日に照らされて、ダイヤモンドダストが発生していました。
自然のダイヤモンドを頭から浴びて(笑)、我々は山頂を目指します。
そしてたどり着いた。
西風が強く、寒かったです。
山頂付近の木々は霧氷で真っ白け。
青空との相性が抜群でした。
一眼レフ家に忘れてきたの、少し後悔…(笑)
北ア、中ア、八は残念ながら雲の中でしたが、かろうじて南アは雲の下に薄明光線を浴びて見えました。
富士ちゃんも見えるよ。
しかし寒いので、これと言って休憩をとるわけでもなく、次の目的地である大阿原湿原へ足を進めます。
大阿原湿原までの道のりで、ウサギの足跡をいくつも見つけました。
すかさず「獲ってシチューに入れたい」とさらちゃん。
「それは最高」とわたし。
食い意地の塊である。
ちなみにこうちゃんは狩猟の免許を持っているので、いつかこうちゃんの獲ったジビエでパーティーを開くのがわたしたちの楽しみです。(笑)
(てか、マシンガントークのさらちゃんに、狩猟免許持ってるこうちゃん、そして山に憑りつかれているわたし…この3人は同期の中でも特にクセ強いです…。クセ面登山。)
大阿原湿原に着きました。
やはり雪原となっていました。
こちらも人はナシ。
静まり返っている雪原に、さらちゃんの声が響き渡るよ。(笑)
ここも極寒なので休憩なしで一周し、そのまま駐車場まで一目散に下山しました。
駐車場にとめた車の中で、みんなでお菓子を分けながら食べた後、特に何をするわけでもなく帰宅。
まるで息を吸うかの如く淡々と、まるで近所を散歩するかの如く気軽に、山に登ってきました。
今年もこんなふうに、生活の一部に山がある、素敵な1年を過ごしたいです。
2021年もやまとりにっきをよろしくお願い致します。