こんにちは。
このブログではもうすっかりお馴染みのかずずと入笠山に登ってきたのでその記録です。
入笠山について
入笠山についてはこちらを参考にしてください。
山行記録
9:10 沢入駐車場 ー 10:05 入笠湿原 ー (雪遊び) ー 10:50 マナスル山荘 12:15 ー 12:40 入笠山山頂 ー 13:20 入笠湿原 ー 14:10 沢入登山口
風の日おめでとう
仕事がお休みのかずずと水曜日に、わたしのホームマウンテンである入笠山に行ってきました。
かずずにとっては初めての入笠山です。
沢入駐車場からマナスル山荘
かずずが車で来てくれたので沢入駐車場までは車で行きました。
いつも徒歩で上る時は永遠に感じるような長いコンクリートの坂道ですが、車だとほんの一瞬で、文明の利器すげえ~としみじみしちゃいました。(笑)
早くわたしも車が欲しい(現在中古車待ちなのです…)。
駐車場には先客1台の他にはわたしたちだけでした。
準備を済ませて雪がちらつく中を出発しました。
登山道では相変わらず道草が絶えないかずず。
地面に開いた穴の中にある霜柱がまるでミニ鍾乳洞のようで、彼女の心をひきつけたようです。(笑)
かずずはこういう写真を撮るのがうまいです。
今日はこれが秘境温泉の代わり。
彼女が肌身離さず持っているぽすくま。
何かを発見してはこのくまを並べて写真を撮っています。
ぽすくまを観光客に見立てた「鍾乳洞の紹介」だそうですが、どうみてもそいつそこに住んでるだろ。
ぽすくま野郎のマイホーム紹介。
いい家持ってるね(?)
入笠湿原まではスパイク類はつけませんでした。
気温が下がったので雪もがりがりしていましたが、今のところ慎重に行けばなくても登れました。
湿原の雪もしっかり締まっています。
締まり雪にどうしても穴をあけたいかずず。
やることが保育園児。
アイスバーンでこけそうになるかずず。
ごめん偶然撮れちゃった。
おにぎり(雪)を食べるかずず。
かじったように見せるためにちゃんと雪を削ってた。
湿原からは、拾った枝を「ライトセーバー」と言いながら振り回して大はしゃぎしているかずずとマナスル山荘を目指しました。
精神年齢どうした。
10:30頃マナスル山荘に到着しました。
実は今回、ここで名物のビーフシチューを食べるのを楽しみに登ってきたのです。
しかしよく見るとランチタイムは11:00~となっています。
さすがに30分前に入るのは小屋の人に迷惑がかかるよねということで、しばらく山荘前の雪斜面で時間をつぶすことにしました。
雪遊び
ここでも22歳の保育園生は大はしゃぎ。
この記事は完全にこの子どもの成長記録になっている。
あ、こけやがった。
右上に写り込むおじさん、君のことガン見してますよ。
…まだガン見されてますよ。
最終的にザックを投げ捨て雪原に繰り出るかずず。
突っ込みどころ多すぎてそろそろ処理しきれないので、皆さん各々で突っ込んであげてください。
そして散々かずずのこと保育園児って言ったけど、かずずが撮った写真見たらお前もなって我ながら思いました。
…なんかすごい楽しかった…(笑)
マナスル山荘でランチ
20分くらい雪遊びして、10:50頃にマナスル山荘に入ってみました。
そして受付で楽しみだったビーフシチューを注文しようとしたのですが、その前にとんでもないものを見てしまいました。
「ビーフシチュー売り切れ」
…え?
まだOPEN前ですけど?
しばらく理解できなかったのですが、どうやらこの日は団体さんの宿泊があったらしく、ビーフシチューは全てその団体さんに提供されたようです。
スノーシューハイクを終えた団体さんが「ただいま帰りました、お昼お願いします」と言っていました。
………悲しみの極み(ノД`)・゜・。
すぐ売り切れるじゃん……。
わたしはここのビーフシチュー食べたことあるのでいいんですが、かずずには是非食べてもらいたかったのです…。
あの口の中で溶けるように柔らかいビーフよ…(´ρ`)
調べたら予約もやっているようで、事前にビーフシチューを予約してから行くと食べられるそうです。
…しかし予約は予約で興がさめるというか、趣がないというか………。
「今日も売り切れ残念」を繰り返して、いつかやっと食べられたら、それはきっととても美味しいビーフシチューなのだろう!
そういうのがきっと本当の山小屋ご飯なのだろう!
…だよな、かずず!(素直に予約しろや)
そういうわけで、わたしは唐揚げ定食を、かずずはチキンカツカレーを注文しました。
サービスでついてくる野沢菜はちょっとしょっぱめ。
暖炉の隣で美味しくいただきました(*'▽')
ごちそうさまでした。
マナスル山荘から入笠山山頂
お昼ご飯の後は、マナスル山荘前で軽アイゼンとチェーンスパイクを装備しました。
かずずの靴がちっちゃいので、わたしの軽アイゼンのゴムベルトを調整するのにとても苦労して、結構時間がかかりました。
そんなわたしたちを馬鹿にするOGさんがいても、わたしたちはへこたれない。
ライトセーバー(枝)を振り回すかずずとともに入笠山山頂を目指しました。
…わたしこういう小学生男児知ってる。
足元の雪の結晶などを楽しみながら登ります。
お昼を食べている間に空は薄く曇り、風もビュービューに吹き始めていました。
午後から天気がよろしくないという予報通りです。(笑)
山頂部は開けているので直接風を受けることになります。
でもなんか、冬の安達太良の風とホワイトアウトを経験したわたしにとってはそよ風です。
決してなめてるわけじゃないけれど。
天気の良くない安達太良山登山が確実に経験値に積まれている。
かずずが山頂標識へ向かって行く写真は盛大に白飛んでしまい、異世界に向かっているみたいな写真になってしまいました。
まあこれはこれでこれ。
そして登頂です✦
ずずさん初めての入笠山登頂おめでとう。
風の日おめでとう。
山頂には周囲の山名が記された円盤があります。
今回は八も中アも何も見えなくて残念です。
でもここはまた2人で登ると思うので、その時の楽しみにしててくれかずず!(笑)
下山
風が冷たい上に展望もないので速攻で山頂を後にしました。
下山中も永遠とライトセーバー(枝)で遊ぶかずずよ。
確実に雑魚キャラだし、その枝切れのどの辺がライトセーバーなのか教えて欲しい。
ライトセーバーに謝れ。
この状態で後ろをついてこられるわたしの気持ちにもなって?
かずずのお気に召したダケカンバの木。
新しい彼氏できて良かったじゃん。
(尚ライトセーバー(枝)はちゃんと右手に握っている。)
雪面に「かずず」と落書きを残したら、
(ライトセーバー(枝)を借りました。)
何やら書き足され、
こうなりました。
わたしたちの名前って繋がるんだね、今気づいた。
山頂を下りたら晴れて、ずいぶんきれいな青空が広がりました。
雪原には青が映えますね✦
なんかかずずが雪面に寝転がって一生懸命撮ってくれた写真がかっこよい。
チェーンスパイクの広告に使って良いよ。(誰に)
入笠湿原を過ぎてもライトセーバー(枝)を引きずって歩く保育園児ないし小学生男児。
登ってくるときはあんなに喜んで写真を撮っていたミニ鍾乳洞を、素知らぬ顔で踏みつけ破壊した保育園児ないし小学生男児。
…どんな神経なの。
そんなこんなでしたが無事に駐車場まで帰ってこれました。
わたしたちが駐車場を出る頃には、ライトセーバー(枝)は駐車場の端っこにそっと置かれていたのでした(笑)
お疲れさまでした( ˘ω˘ )
下山後小話
下山後は富士見町近郊のカフェをいくつもまわったのですが、ことごとく定休日で1つにも入ることができませんでした(笑)
まじで10店くらいまわった。
全部閉まってた。
もはやネタで愉快でした。
感想
いつもの入笠山、いつもの道のりなのに、かずずとワイワイ登るといつもの時間の半分くらいの体感時間で山頂にたどり着いていました。
かずずを見ていると飽きないし、気づけば一緒になってはしゃぎまわっているので…(笑)
ビーフシチューも下山後のカフェスイーツも食べられませんでしたが、そんなことなんて全く関係ないくらい楽しかったです。
この次の日にはまたかずずと2人で大町・安曇野に出かけたので、それはまた今度記事にしたいと思います。