やまとりにっき

山登りやお出かけを中心とした日々のあれこれです

蔵王連峰 御釜・刈田岳 ~残雪の蔵王~ 2019.5.30

f:id:yamatori0422:20190531112349j:plain

昨日、蔵王連峰御釜にドライブしに行ってきたのでその備忘録です。

御釜・刈田岳について

この前偶然にも御釜についての記事を書いたばかりです(笑)↓

yamatori0422.hatenablog.com

 

突然のお誘いから蔵王へ行ってきた

昨日は友達と千歳山に登ってからまた論文漁りをしていたのですが、13:00近くにわたしの山形の母Sさんから突然電話がかかってきました。

 

電話の内容は

「これから御釜行くけどさァ、一緒に行かない~?」

 

いつもそうだけど、この方のお誘いは急です(笑)

ですがもちろん、手に持つ論文をほっぽり出して御釜にいってきました(^_-)

(ほんとはやばいんだよ~~卒論やばいんだよ~~~(泣))

 

今日はSさんSさんのお友達のTさんと3人で出かけました。

 

R13からでん六工場を曲がり、蔵王エコーラインに入ります。

f:id:yamatori0422:20190530215152j:plain

ブルースカイ×新緑×ハルゼミ=エモい

 

雪壁かろうじて残っていました。

f:id:yamatori0422:20190530215422j:plain

エコーライン開通直後はすごい雪壁が見られるらしいので、いつか行ってみたいなあと思っています…(まず車を手に入れなければ…)。

 

くねくねの道をゆっくりドライブで登っていくと、ハイラインにつきました。

ハイラインからは有料なので、540円を払って通ります。

 

久々の快晴蔵王にわくわくしながらハイラインを登りますと、広い駐車場にたどり着きました。

平日なのでほとんど人はいないと思っていたのに結構多くの観光客が訪れていました。

 

駐車場からの展望。

f:id:yamatori0422:20190530215645j:plain

吾妻連峰方面。ここからでも満足できちゃう景色が拝めます!

 

霞んでいるものの、飯豊連峰見えました(*'▽')

f:id:yamatori0422:20190530220055j:plain

うぬ…石転び沢から登りたいっすね。

 

こちらは朝日連峰

f:id:yamatori0422:20190530220225j:plain

主峰大朝日岳祝瓶山しかわからんが、かっこよかったです✦

 

駐車場からレストハウスの横を抜けて御釜に行きました。

すぐに目の前に広がるのは蔵王らしい景色です。

 

ひょ~~!

f:id:yamatori0422:20190530220530j:plain

残雪で模様ができていてとても綺麗でした。

 

御釜五色沼と呼ばれ日によって色が若干変わるそうなのですが、昨日の御釜はちょっと濁り気味でエメラルドグリーンというよりは抹茶色でした(笑)

 

これはこれで古風(?)で良いよね!!!(汗)

f:id:yamatori0422:20190530221004j:plain

 

熊野岳方面へ散策しに行ってみまっす~(∩´∀`)∩

f:id:yamatori0422:20190530221141j:plain

岩ごろごろザレザレなのが山に来た~という感じがしてテンション上がる(*´з`)

 

圧倒的絶景の馬の背と熊野岳

f:id:yamatori0422:20190531105552j:plain

熊野岳に歩いていきそうになるのを懸命にこらえる(笑)

 

いやあ、斜面の雪迫力ありました。

f:id:yamatori0422:20190531105843j:plain

f:id:yamatori0422:20190531110022j:plain

自然のみなぎるパワーを感じてどきどきしちゃう。

 

五色岳ピークから湖面までの斜面には地層が現れていて、これまでの噴火の歴史を物語っています。

f:id:yamatori0422:20190531110237j:plain

(やっぱ御釜の色ちょっとアレですね…(;^ω^))

 

途中で道を外れ、レストハウスの方へ戻りました。

f:id:yamatori0422:20190531111544j:plain

 

でかいテントウムシを発見。

f:id:yamatori0422:20190531111715j:plain

帰って種類を調べてみたのですが、途中で写真に気持ち悪くなってやめました…虫苦手…。

 

レストハウス前に戻って、今度は刈田岳山頂へ向かいました。

 

どこから見ても絶景なんだよ。

f:id:yamatori0422:20190531112349j:plain

f:id:yamatori0422:20190531112556j:plain

 

刈田岳山頂に到着~。

f:id:yamatori0422:20190531113006j:plain

東北美人のお姉さま方と蔵王

 

刈田嶺神社

f:id:yamatori0422:20190531113204j:plain

f:id:yamatori0422:20190531113318j:plain

(曲がったけど)今度はちゃんとお社の写真撮りました。

 

ここになぜか磐梯山のバッチが売っていて面白かった。

 

山頂はご覧の通り広くて見晴らしも抜群です。

f:id:yamatori0422:20190531113544j:plain

 

山頂から見える蔵王ハイライン蔵王山系・吾妻連峰の山々。

f:id:yamatori0422:20190531113746j:plain

 

不忘山方面。

f:id:yamatori0422:20190531115900j:plain

来月はここから不忘山に登るつもりです(/ω\)

 

仙台方面。

f:id:yamatori0422:20190531120131j:plain

こう見ると宮城って平らだね~という話をした。

 

山頂には伊達宗高公念願の碑が立てられていました。

f:id:yamatori0422:20190531114020j:plain

 

◆伊達宗高公念願の碑について

伊達宗高は伊達政宗の七男として仙台青葉城で生まれ、1613年に7歳で柴田刈田郡三万石を領する村田城主となりました。

1623年に刈田岳が噴火し、翌年になってもおさまらずに郷土に大きな被害をもたらしました。

政宗の命を受けた宗高は刈田岳に登り、火と煙に巻かれながらも必死に命願したところ、噴火がおさまりました。

参考:龍島院:名君 伊達宗高公

 

刈田岳を下って展望台から御釜を見ていた時、明らかに山のことを知らなそうな観光客のカップルが御釜を見て「うわ、きったねえw」と言っていました。

そのあと「刈田岳に登るのと御釜に下るのとどっちが良い?」と言う会話に対して「どっちもだりいわ」などと言ってけらけら笑っていました。

じゃあなんで来たのか不思議だし綺麗なものを前にしてそんなことを言える心の汚さにびっくり。

人生うまくいってないんだろうな~とかわいそうになった(偏見)。

 

 

散策の最後はおやつを食べました。

f:id:yamatori0422:20190531120600j:plain

Tさんはずんだソフト、Sさんはたまこん、わたしはあげもち(笑)

おいしか~♡

 

山形に帰る前に黒点というところに寄り道しました。

ハイラインから、エコーラインを宮城県側に10分くらい下ると広い駐車場があり、道を挟んで反対側に大黒点があります。

f:id:yamatori0422:20190531120835j:plain

 

ここからも刈田岳山頂へ登山道が続いているので、ちょっとしたハイキングに最適です✦

f:id:yamatori0422:20190531121108j:plain

どうでもいいんですけど、階段付近に写っているカップルらしき人たち、なぜかここでトランペットを吹き鳴らしていました。

それが、すごく上手なら「おお~!すごい!」と拍手できるんですが、お世辞にもうまいと言えなくて、おおん…ってなりました。

ただただ心の中で「こっちが恥ずかしいからやめてくれ」と思ってしまったごめんな…。

 

気を取り直して。

 

黒点からもなかなかの絶景が楽しめます!

f:id:yamatori0422:20190531121631j:plain

f:id:yamatori0422:20190531121824j:plain

この残雪たまんないね!

いつかここから刈田岳まで歩いてみたいなあと思います(*´з`)

 

Sさんの唐突なお誘いでしたがとっても楽しかった~!

来月はSさんTさんとみんなで山登ってチーズフォンデュするイベントあるので楽しみです✦