今日は久しぶりに食べ物屋さんの記事です。
山形名物蕎麦と杵つき餅を食べてきました。
獅子宿燻亭について
獅子宿燻亭(ししやどいぶしてい)は、山形県長井市にある蕎麦とお餅のお店です。
平成8年に古民家を再生し獅子頭工房「工藝舎獅子宿」を設立したのが始まりです。
平成11年には地域の伝統芸能と食文化の融合をコンセプトに、蕎麦と餅の店「獅子宿燻亭」を工藝舎に併設しました。
獅子宿燻亭では、山形の手打ちそばを食べられる他、杵つき餅も楽しめるのが特徴です。
古民家を再利用しているので、お店の中に入ると広い土間があり、黒光りした廊下や大きな木の柱、囲炉裏などを見学することもできます。
また駐車場の巨大獅子頭や、入口に展示されている獅子頭はとても迫力があります。
参考:獅子頭工房・ギャラリー|SHISHIYADO(獅子宿)
店舗情報
営業時間:11:00~14:00
定休日:木曜日
絶品の餅そば膳を食べた
当ブログ常連のSさんに強くお勧めされて燻亭に2人で行ってきました!
※写真はすべてiPhoneで撮影
駐車場は6,7台くらいかな?とめられます。
古民家~~という感じでもうこの時点でテンションが上がってしまう。
建物の外には長井の八尺黒獅子が展示されていました。
1尺30.3㎝だから、8尺は242.4㎝!
2m越えの巨大な獅子頭です。
長井市では約1000年前に起源を持つながい黒獅子まつりが毎年5月に行われます。
使われる獅子頭は職人の手で丁寧に彫られるのですが、中でも漆黒の獅子頭は「蛇頭(じゃがしら)」と呼ばれ、この地域独特のものとなっています。
わたしも去年おまつり見学しましたが、獅子の舞がまさに芸術で、獅子が生きているみたいでした。
ほんとに感動するのでおすすめ。
参考:
第30回ながい黒獅子まつり:やまがたへの旅/山形県観光情報ポータルサイト
まつりの時にこの八尺黒獅子が躍るのかは定かではないです…。
もしやるとしたら、2mの木彫りを舞わせる側は相当クレイジーだな。
では、店内に入ります。
入るとすぐに広い土間がありました。
わあ…日本人だからどこかホッとしてしまうな。
靴を脱いでお邪魔します。
正面の囲炉裏のある畳の部屋には獅子頭が沢山展示されていました。
時間なくてじっくり見れなかったのですが、今写真を見返すと獅子の迫力にドキッとしてしまいます…。
そして黒獅子の圧倒的存在感。
入口の右手には長い廊下が伸びていました。
黒くつやつやした床は、これまでのこの家の歴史を物語っていて素敵です(*´ω`*)
わたしたちが行ったときには、席は勝手に選ぶスタイルでした。
囲炉裏前の2人席に座りました。
囲炉裏最高に落ち着きます(∩´∀`)∩
冬は火を入れるのかな?
テーブル席もいくつかあるので、地面に座るのきつい!って方にも優しい。
こういう心遣いがすごく良いですよね。
さてメニューですが、公式サイトに載っているので参考にしてくださいね。
わたしはSさんおすすめの餅そば膳をいただきました!
お蕎麦はもちろん手打ちなのですが、そのほかに5種類の杵つき餅がついてくるという夢のようなお膳✦
お餅はあんこ・ずんだ・くるみ・ごま・納豆です。
ずんだと納豆が東北らしいなと思います。
知らない方は納豆に餅!?とギョッとするかもしれないのですが(わたしも納豆餅の存在を山形に来るで知らなかった)、これが結構イケちゃいます✦
ずんだも苦手だったのですが、ここのは甘すぎなくて食べやすかったです!
おそば細めなのかな?
1本1本の太さが微妙に違って、ちゃんと手作りのあたたかみが伝わってきました。
麺は固めだと思います…(相場がわからん)。
わたし信州出身なのに信州そばちゃんと食べたことなくて比較はできないんですが、ここのおそばは今まで食べた中でもおいしいおそばでした(^▽^)
すごくおいしくてパクパク食べられるのですが、気をつけていただきたいのが「めっちゃくちゃお腹いっぱいになる」ということ。
お餅とかやばいです…(笑)
ランチで行ったのですが、この日は夕飯が食べられなかった(笑)
食べすぎ要注意…。
食後はいつもお世話になっているSさんのお家の荒れ果てた花壇を耕しました。
食後の良すぎる運動になりましたが、お餅はずっとお腹に残っていました(笑)
長井の伝統文化と食に触れたい方、お腹いっぱい食べたい方は是非、獅子宿燻亭へ!!