こんにちは。
もはやシリーズ化している過去の山行記録。
今日は日本最高峰フジヤマに登った時の記録をさせてください。
※写真はすべてiPhoneで撮影、画質は悪しからず…。
富士山について
日本最高峰剣ヶ峰のある独立峰で、活火山でもあります。
ちなみに、登山道を除く8合目から上は県境・市町村境界が明確に定められていません。
◆火山について
富士山は成層火山であり、山体は大きく分けて下記4段階の火山を経て現在の形が形成されたと考えられています。
①先小御岳(せんこみたけ)火山
数十万年前にできた火山、安山岩を主体とします。
②小御岳(こみたけ)火山
10万年前以前に活動を始めた富士山。
同じころに南東にある愛鷹山の活動も活発で、2つの大きな活火山が並んでいました。
現在小御岳火山の頭部が富士山麓北斜面5合目の小御岳付近に露出しています。
③古富士(こふじ)火山
②がしばらく休止した後、約10万年前から活動を始めました。
爆発的な火山が特徴で、噴出した火山灰が降り積もることで標高3000m弱まで成長しました。
④新富士(しんふじ)火山
1万年前から現在に至るまでの富士山。
山頂噴火は爆発的な噴火となり、山腹割れ目噴火では溶岩流を噴出させました。
岩屑なだれ、山体崩壊、火山泥流も生じており「噴火のデパート」と呼ばれています。
現在に至るまで数えきれないほどの噴火を繰り返してきた富士山ですが、特筆すべきは1707年におきた宝永大噴火でしょうか。
この噴火は約2週間続き、噴出した溶岩石による火災などで人々に甚大な被害をもたらしました。
2019年現在では最も新しい富士山の噴火となっています。
この宝永火山で誕生した側火山である宝永山は現在も富士山南東斜面に確認することができます。
2009年の観測では1996年の観測以来初めての地殻変動が確認されました。
この地殻変動により最大2㎝の変化が現れました。
これはマグマが蓄積している(活火山である)という証です。
◆火口について
山頂には火口(お鉢)があり、これを大内院と呼びます。
大内院を囲むように位置している8つの峰を八神峰(はっしんぽう)と呼び、三島ヶ岳・剣ヶ峰・白山岳・久須志岳・成就岳・伊豆岳・朝日岳・駒ヶ岳・(浅間岳)があります。
しかし実際に火口周りにはたくさんのピークがあり、どれが八神峰なのか、また八神峰の名前についても古くから諸説があり、未だはっきりしていない部分もあります。
本来はこれら八峰をすべて登拝することをお鉢巡りと呼びますが、現在は禁足地(足を踏み入れてはいけない神域)や立ち入り禁止区間があるためすべてを回ることはできません。
◆信仰について
古代より富士山は山岳信仰の対象とされ、富士山を神体山として、また信仰の対象として考えることなどを指して富士信仰と呼ぶようになりました。
富士山山頂付近には富士山奥宮浅間大社があります。
祭神は木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)です。(別称:浅間大神(あさまのおおかみ))
「木花」は桜の古名と考えられており、古事記には美しい女性として表現されるほか、火中出産の説話が記されています。
配神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、大山祇神(おおやまづみのかみ)です。(瓊瓊杵尊は木花之佐久夜毘売の夫で農業・稲穂・皇統の神。大山祇神は山の神。)
富士山には、その美しい山容から女神と見る信仰が古くからありますが、木花之佐久夜毘売がこれに当てられたのは近世に入ってからと考えられ、それまでは一般に「浅間神」の名で信仰されていました。
しかし富士信仰は山容の美しさから始まったわけではありません。
富士山が噴火していた昔から、そのあまりの激しさに神が怒る姿を重ね、人々は畏怖の念を抱いていました。
荒れた富士山を鎮めるために山麓に浅間大神を祀ったのが富士山本宮浅間大社のはじまりとされています。
ちなみに富士山は神聖な場として1872年までは女人禁制でした。
女神として見ているのに女人禁制って結構意味わからんなと思います(急に個人の感想を述べる)。
調べてみると、女人が入山すると女神の嫉妬をかうからとか出てきて面白かったですが。(笑)
参考:
ニニギノミコト(瓊瓊杵尊/邇邇芸命)とは|神話や系図から神社の情報をご紹介 | 神仏.ネット
富士山信仰の起源 | 富士山信仰 | 富士山が世界遺産に選ばれたわけ | 世界遺産 富士山とことんガイド
山行記録
1日目
須走口5合目 ー 本7合目見晴館(小屋泊)
2日目
本7合目見晴館 ー 富士山山頂 ー 須走口5合目
※時間は忘れました。
日本最高峰の頂へ
時はまたまた2017年の夏(2017年の山行記録が今まで著しく欠如していたんですよね…(笑))。
所属していた大学のサークルの2年生だけで富士山に登ろうということになりました。
所属していたサークルというのは登山を中心としたアウトドアアクティビティをやるサークルです。
と言っても、わたしはあまり活動に参加していなくてほぼ幽霊化していたんですが…(笑)
希望を募った結果メンバーは男女合わせて9人になりました。
みんなの都合の合うお盆に富士山麓に集まりました。
(今思うとどうして1番混むだろうこの日程にしたのか不思議すぎる。)
選んだコースは「須走コース」。
この時は知らなかったのですが、須走って結構マイナーなんですね。(笑)
1日目 須走口5合目から本7合目見晴館
5合目まではバスを使いました。
見て~この天気の悪さ…。
5合目の時点ですでに標高は2000mです。
しかしあたりは整備されていてとても2000mとは思えなかったです…!
須走口5合目には↑写真のような屋根の付いたテーブルとイスが沢山あり、お土産屋さんなんかもありました。
さすが観光山って感じ。
みんな集まったところで早速列をなして登っていきますよ~✦
須走コースの特徴は7合目付近まで樹林帯を進むというところです。
さすが岩の感じがthe火山でした。
ここらは比較的なだらかで登りやすいです。
ワイワイ、と言うよりしんみり登りました(天気悪くてテンション下がり気味)。
(葬式か??)
わたし以外みんな60ℓ以上のザックを背負っていました(わたしは35ℓ)。
登山口で集合したときに1人だけザック小さくて「えっ」てなりました。
いやいや、真夏の富士登山に大型ザックぱんぱんにしてくる人の方が普通少ないですよね…?(笑)
何合目かの小屋の前で休憩している写真。
(何合目だろう?(笑))
この"何合目"のシステムが不思議なんですけど、6合目→7合目→8合目…って単純に続いていくわけではなくて、6合目→本6合目→7合目→本7合目…という感じで〇合目と本〇合目の2つずつあるという紛らわしいシステムなんです。
だから、「お!もう6合目なんだ~~」って喜んでても次の本6合目に裏切られるんですね。
ひどすぎる、誰が考えたんだこのシステム。
しばらく緩やかな森林帯を登ると、ついに森林限界に来ました。
そしてこの辺りで雷が鳴り始めました。
森林限界上で雷、冷静に考えてやばいでしょ?
しかし隊長、何も気にせず登り続けました。
…隊長ぉ…(;´Д`)
結果的には雷はどこかに行ったので大事にはならなかったです、良かったよまじで。
しかしまあこのザレた登山道を登っていくのはなかなかに疲れるものです。
特に今回の山行は男性が多かったので、女性陣はついていくのに必死。
しんんんんどっと思いながら7合目を過ぎ、そしてついに3000mの線を超えました。
ガス中だった登山道も気づけば雲の上に抜けて、眼下には雲海が広がっていました。
ぜえぜえ息を切らして本日のお宿、本7合目見晴館に到着!!
が、頑張ったよ…(涙)
◆見晴館について
富士山須走口本7合目に立つ山小屋です。
標高は3200mあります。
その名の通り見晴らしがよく、夕方には雲海などに富士山の影を見ることができます。
また、ご来光も小屋の前で見えるので、早朝に出発しなくても大丈夫といういいところがあります。
夕食にはオリジナルメニューの野菜カレーが出るそうです。
<基本情報>
収容人数:約90人
開設時期:?
素泊まり:5700円
テン場:なし
参考:
早速小屋の中にお邪魔しました。
※小屋の写真一切ないです、すみません…。
そんなに大きくないこじんまりとした小屋でした。
観光山なので小屋のスタッフさんも人慣れ(?)しているようで、正直あまり親しみを持てなかった…。
北ア最奥の地に立つ三俣山荘が下界の超ド田舎だとしたら、見晴館は東京の新宿って感じです。
他の登山者含め人のあたたかみが少なかった…(笑)
あくまでわたしの印象ですけど。
(なぜか夜に)看板と記念撮影。
にっこり笑顔ですが、これから標高3200mで1夜を過ごすのかという不安を心に秘めています(笑)
そういえば、ここに到着したときに3人組の男性がベンチに座っていて、そのうちの1人がものすごい青い顔で「気持ち悪い…」と体調不良を訴えていました。
誰が見てもあきらかな高山病なのに、連れの2人は「どうする?」「でも俺はこのまま登りたい」とか言っててまじかよって思いました。
高山病の恐ろしさを知らない初心者も登るのが観光山フジヤマなんですね。
その後この3人組がどうなったかは知らないです(割と冷たい)。
写真見てて思い出したけど、見晴館の前には鳥居が立っていたんでした。
富士山が信仰の山だってことを象徴するものですね。
夜は小屋の寝室で眠りました。
2段の寝床があって、男女ごちゃまぜの雑魚寝でした。
隣には知らない人が寝てて、なかなか眠りにつけなかった記憶が鮮明に残っています(笑)
父の影響でわたしは根っからのテン泊派。
小屋に泊まるのは2回目でしかも中学生以来でした。
浅い眠りを繰り返しました…。
こんな感じで怒涛の1日目が終了。
これだけ読むとたぶん誰もが富士山のことキライになりそうなので一応言わせていただきますが、2日目のご来光が最高にきれいでした!!!
2日目も読んでね↓♡(笑)(笑)
2日目 本7合目見晴館から富士山山頂
前夜に眠れなかったわたし、2日目の朝も誰よりも早く起床しました(確か2:00前とかそのくらい、朝と言うより夜)。
1人外に出てみると、目を見張るほどの満天の星空が広がっていて度肝抜かれました。
「星ってこんなにあるんだ~~!?!?!?!」って、それはもうきらきらきらきらと夜空が星で埋め尽くされていました。
心臓がどきどきして、あまりの綺麗さに足が震えました。
わたしが過去に見た星空の中で1番綺麗な星空だったのですが…無論写真はないです…(一眼レフ持って行ってないからね)。
うっすら涙まで出てきて、1人小屋の前で一心に空を見上げていました。
すると、まぶしいくらいの火球がひとつ、ひゅーーーんと流れていきました。
よく考えてみるとこの時はペルセウス座流星群のピーク期。
空を見ていると数えきれないほど多くの流れ星が落ちていきました。
なんて素敵なんだろうって、これ以上の感動はないかもしれません(=゚ω゚)
最近卒論の関係で「畏敬」について調べているのですが、自分より大きなものの存在を感じて自分をちっぽけに感じたり、それによって「うわああわたし生きてる~」ってなることらしいんですけど、まさにそれでした。(笑)
そうしているうちにいつの間にか他の仲間も起きてきて、出発の準備に取り掛かりました。
まだ真っ暗闇の中、山頂でご来光を見るべくヘッデンつけて見晴館を出発しました。
本8合目からは人気の吉田ルートと合流するので道が驚くほど混雑しました。
これは山の斜面を写した写真なのですが、丸い明かりはすべて登山者のものです(わかりにくくてすみません)。
みんな山頂でご来光を見たいので、日の出前は大行列です。
列はほとんど進まず、いらだった外国人ハイカーは登山道ではないところに侵入してショートカットで登って行ったりしていました。
マナー違反も良いところだぜ…。
そんな調子なので山頂までまだまだなのに空が白み始めてしまいました(笑)
そこで急遽予定を変更し、途中の斜面でご来光を待つことに。
この標高では日の出前だと夏でも氷点下近くになります。
寒いのなんの!!!
がちがちに震える歯を食いしばってご来光を今か今かと待ちました。
何十分か何時間か、永遠とでも思われるような時が過ぎた頃…
ようやく、果てしなく続く雲海の向こうに太陽が出てきました!!!
な、なんだこの絶景は~~!!!!
そして驚くのは景色だけではなく、太陽のあたたかみでした。
太陽自体はこれしか出ていないのに、光に照らされた頬は暖かく、凍った体が融けていくかのような気持になりました。
ありがとう太陽、やはりあなた様は偉大なお方なのですね。
みんなで感動して、しばらく目が離せませんでした。
雲海もものすごいでしょ。
アースを感じちゃいますねえ(笑)
わたしたち以外みんな雲の下というちょっとした優越感も(笑)
その雲海を背に女性陣だけではいチーズ♡
登頂できるように頑張ろうな…。
さて、これから太陽と一緒に山頂まで登ります。
モルゲンロートの登山道を登りました。
なんて神々しいんだろう…!!
にしても、さすがは酸素激薄でした。
肺がO₂を吸収してくれなくてまじでしんどかった…。
わたし含め特に女性は一気にペースダウン。
前の2人の男性についていけず、後ろの男性陣をせき止めて歩きました(笑)
というか前の2人ちょっとくらいペース落としてくれればいいのに…(愚痴をこぼす)。
正直空気薄いとこんなにきつくなるなんて思っていなかったですね(笑)
息切れや疲労も高山病の症状の1つらしいので、まあ高山病だったんでしょうね。
前日ほとんど寝れなかったのもいけなかったです。
ここら辺は意識的に呼吸を行うことで症状は若干軽くなりました。
呼吸大事だ…。
しんどすぎて帰りたいとさえ思い始めた時、ついに頂上の神社が見えました…!!
\日本1高い神社に来たよ~/
神社付近は人でごった返していました。
ここからはお鉢巡りをしようということになりました。
内心「嫌だ~~帰りてえ~~」と思っていましたが、今思うとお鉢巡りしてよかったなあと心から思います(笑)
富士山の火口のふちに沿って歩くお鉢巡り。1周1時間半~2時間かかります。
どこか違う惑星にでも迷い込んだみたいでした。
わたしたちの影が火口の底に写っていました。
ここは火星かな?
日本最高峰剣ヶ峰までの最後の登り。
右に写る穴は富士山の火口です。
ちなみにここも大混雑、記念撮影の列に並びます。
(なんて人が多い山なんだ。)
富士火口と雲海と並ぶ人々。
なんかもう…怖いよ、これこそが畏敬の念だよ。
そしてついに、
日本1の頂に立ったのでした。
あれだけきつかったのに、それすら忘れるくらいの達成感と感動でした。
写真をお願いしたおじさんが気を利かせて笑わせてくれました。
こっちの方がみんな良い笑顔です(*´ω`)
頑張って良かった!!!ありがとうおじさん!!!
山頂部には気象観測所があります。
◆富士山特別地域気象観測所について
日本最高峰の富士山剣ヶ峰に立つ気象観測所です。
1936年に富士山頂気象観測所として建てられたのが始まりで、当時は世界1標高の高い常設気象観測所でした。
高山気象観測目的に気象観測が行われ、日本上空を流れる偏西風の謎の解明や高山気象における基礎的データが収集されました。
1959年の伊勢湾台風によって膨大な被害がもたらされたことから1964年には日本に接近する台風の観測を目的としてドーム形レーダー(通称:富士山レーダー)が設置されました。
富士山頂のシンボルとしても親しまれましたが、気象衛星の発達や他レーダーの設置により必要性を失い、1999年にレーダー観測は廃止されました。
さらに、観測装置の発達により現地での人による観測の必要性もなくなり、気象観測所は2004年に無人施設となり、自動観測装置が設置されました。
観測所の名称は2009年に現在の名前に変更されました。
ちなみに、1936年から観測所の職員が「カンテラ日記」という日記をつづっていました。
様々な興味深いことが書かれており、現在はそれらを抜粋して書籍として販売されています。
観測所についての本ですが、新田次郎の『芙蓉の人』が有名なので貼っておきます。
いつか読みたいな~などと思いながら何年かが過ぎました(笑)
雲海に浮かびあがった富士山の影。
登った者しか見れない特別な景色です。
帰りの砂を走る地獄
剣ヶ峰で最高の景色を堪能してからいよいよ下山に取り掛かりました。
2日かけて登ったところを1日で下ります。
下山道は登りとは異なっていて、ふっかふかの砂の中を走るように下るまさに「すばしり」コースです。
こんな感じ。
1歩踏み出すごとにモフ~っと足が沈み込みます。
最初の方は「なんじゃこれあははたのしい~~!」ってなるんですが、これがずーっと続くのでものすごい疲れました。
さらに下山時はいつの間にかパーティ分裂していて、わたしはTちゃんと2人で下りました。
今考えるとパーティでまとまらないで下るというあってはならない登山でした(汗)
須走コースは天気が良いと乾燥した砂が巻き上がって大変なことになるみたいです。
この時は幸か不幸か天気が悪かったので、砂は良い感じに湿り気を帯び、砂埃がまうことはありませんでした。
だがしかし視界が悪いので道に迷いそう…。
疲れて踏ん張れなくなった足に鞭を打ちながら砂地獄を下っていくと、かたい地面が現れて森林帯に突入しました。
あのふわふわの地面から解放されて一安心。
途中で遅れている仲間を待ったりしながらゆっくりと下っていきました。
今思うと富士山の森林帯ってとても綺麗ですね。
下っている途中で、1人でじっと森の中を見ている外国人の方にお会いしました。
どうしたのだろうと思いTちゃんと2人でその外国人の目線を追ってみると…
なんと、1頭の立派な鹿がいました。
「あ!鹿だ!」と2人で喜んでいると、外国人の方が「yeah, Deer!」みたいに話しかけてくれました(笑)
しばらく3人で喜んで鹿を観察しました。
話す言葉は違ってもこの一瞬だけは心が通じ合ったわたしたち。
それでも山は一期一会で、外国人の方はそっと去っていきました。
いつまでも続く樹林帯をTちゃんとヒーヒー言いながら下りました。
最後の階段が出てくると、「もう少しだ」と気持ちが焦ります。
ぬれた岩で足を滑らせないように慎重に下っていくと、ようやく須走5合目が見えました。
やっとのことで到着…!!!
疲れ果てて、座った椅子からしばらく立ち上がれませんでした(笑)
数分経って遅れた仲間たちも次々と到着しました。
皆無事でよかったな…。
ここからバスに乗って一気に下界まで下りました。
それまで寒かったのに、下界は暑くてびっくりしました(笑)
感想
初めての富士登山はきつかったの一言ですね。
体力的にもそうなんですが、とにかく人が多いんです。
どこに行っても人に翻弄されてしまうという心の疲れもありました。
下山してからはもう富士山なんて誘われても行くもんかと思ったほどです(笑)
これは人によりますが、山小屋でしか泊まれないっていうのはわたし的にかなりしんどかったですね…。
知らん人間とぎゅうぎゅうになって寝るのは1番の精神的苦痛です(笑)
テン泊が許されるなら、富士山もう1度行きたいなと思うんですが…。
それでも日本で1番高いところに登れたというのは一生の思い出になりました。
景色も空気も何もかもが下界と違って新鮮でした。
また行きたいと切望はしないですが、また行く機会があればまあ行ってもいいかなと思います(本心は行きたくないんじゃ…?)(笑)