やまとりにっき

山登りやお出かけを中心とした日々のあれこれです

<山行記録> 飯盛山 ~太陽と登るおにぎり山~ 2022.3.5

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こんにちは。

今日は飯盛山に登った記録です。

飯盛山について

飯盛山については過去記事参照。

yamatori0422.hatenablog.com

 

山行記録

6:15平沢峠登山口 ー 7:05飯盛山 ー 7:20大盛山 ー 7:30平沢山 ー 8:00平沢峠登山口

 

久しぶりのソロハイク

はじめに

今月の頭は山形に遠征に行く予定だったのですが、東北はなかなか天気がよろしくないということで、長野に残ってひさびさソロハイクをしてきました✦

実はこれ、2023年初ソロです!

いつもは友達とワイワイやりながら登るのを楽しんでおりますが、たまのソロもいいものですね(*'ω'*)

朝が早くて誰もいなかったので、静かなハイキングを楽しめました。

 

平沢峠から飯盛山

6:00過ぎに登山口である平沢峠の駐車場に到着しました。

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駐車場には誰もいなくて、この日一番乗りです✦

八ヶ岳も晴れていて、日の出を今か今かと待っているご様子。

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ただ風がとても強く、準備をしていたら車のドアが風圧で勝手に閉まってびっくりしました。

 

気温は-3℃くらいだったかな?

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南アも見えます

ごりごりの冬山に比べてとても暖かく、防寒着はフル装備からワンランク下げて出発しました。

 

登山口は、駐車場の道を挟んで反対側。

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朝は何を撮っても映えますな('ω')

 

雪は一旦融けてからまた固まったような感じで、しょっぱなからぼこぼこのガリガリでした。

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これは日中めちゃくちゃ腐りそうですね…。

 

ソロということもありスピーディに歩きたかったので、早々にチェンスパをつけることにしました。

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お手軽なチェンスパ、大好きです。

 

歩いているうちに八ヶ岳が染まりました。

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綺麗ですが、知らないうちに頭に笠雲を被っていて風の強さを物語っています。

東から見る八ヶ岳はなんだか簡素。

やっぱり子供の頃から慣れ親しんだ西側からの姿の方が好きだなあ…なんて。

 

朝の雪道はスンッとしています。

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誰もいない静かな森の夜明け。

久しぶりに気持ちが良くて、ひとりでにやけていました(笑)

 

北側に開けたところからは大好きな男山が。

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2回ほど登った山ですが、やまとりにっきの記録は書けておりません(>_<)スミマセン

すごく良い山なので、ぜひぜひ登ってみてください!

 

木々の間からついに太陽が顔を出しました。

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陽の光を見るだけで体感温度が上がった気がしてしまう。

Sunパワー偉大。

 

野辺山の国立天文台電波望遠鏡が偶然太陽の方を向いていてかわいかったです。

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ミリ波望遠鏡としては世界最大の大きさを誇るという45m望遠鏡。

圧倒的存在感!

電波望遠鏡とは:https://www.nro.nao.ac.jp/entry/04.html

 

雪についたうさぎの足跡などを観察しながら歩いていたらあっという間に分岐に来てしまいました。

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先に平沢山に登ってしまおうか迷いましたが、気温が上がってしまう前に南斜面を歩いたほうが良いかなと思い、飯盛山方面へ。

 

分岐からすぐのところは、南アの大展望台です。

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春霞でモヤっとしていましたが、朝の空気に山々も気持ち良さげ✦

夜明けの空の色は最高ですね。

 

進行方向には、富士山に張り合う飯盛山の頭がありました。

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飯盛山も確かに端正な出で立ちですが、日本一の山にはかなわないよな…。

 

さて南斜面についた登山道、思った通り雪は全くありませんでした。

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まだ気温が低く凍っていたため、泥氷にチェンスパが良く効いて歩きやすかったです。

以前春先に訪れたことがありますが、この道は気温が上がると溶けて代掻き並みにぐちゃぐちゃになります。

雪融けの季節は早朝歩くのが良いかもしれませんね…。

 

この泥氷はくぼみに足がはまることがあるので歩くのには気を遣います。

わたしの母は子供の頃に、こんな感じで泥が凍った校庭でサッカーをしていたら、くぼみに足が挟まって骨折したらしいです。

マミーのおてんば少女時代エピソード。

 

登山道は比較的なだらかで、息も切れることなくどんどん進めました。

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朝日が入ってシルエットが綺麗な飯盛山

 

そしてその頂にひとりで立ちました。

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爆風でしたが、とても気持ちの良い山頂でした。

飯盛山から大盛山経由の平沢山

飯盛山は風がとても冷たく長居ができなかったので、早々に下って大盛山・平沢山へ向かいました。

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左が平沢山・右が大盛山


笠雲を被った八ヶ岳を見ながら歩きます。

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大盛山への登りは割と残雪でした。

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がちがちに凍っていて歩きにくかったです。

でも溶けたら溶けたで歩きにくいんだろうな。

 

大盛山山頂はこんな感じ。

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男山が見えて良い!

また行きたい男山。

 

金峰山瑞牆山はシルエット。

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シルエットになっても、瑞牆山の大ヤスリ岩は圧倒的存在感を放っていました。

 

大盛山の周辺にはウサギの足跡がたくさんありました。

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とても新しいものだったので、この日の朝方に活動していたものだと思います。

ウサギはとても臆病な生き物らしく、わたしたちの目に触れるような時間帯にはそうそう活動しないようです。

わたしも山で野ウサギを見かけたのは今までに1度だけ…。

まあ、足跡だけでも十分癒されるのでいいんですけどね!

 

平沢山への登りは反対に雪が全くなく、チェンスパでがりがり歩くのは平沢山の小石たちになんだか申し訳ない気がしてしまいました。

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この斜面は朝日を反射してぽかぽかしており、ここだけ春が来たみたいで素敵でした。

 

平沢山到着~。

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地味に好きな平沢山。

標識の形が謎いところも好き。

 

平沢山から見る飯盛山も好き。

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飯盛山の奥に連なる山々は何だろう。

あっちは疎くて、三座同定ができません:;(∩´﹏`∩);:

 

下山

ミニハイクでしたが心が満たされたので帰路につきました。

帰りは八ヶ岳の白い峰々を見ながら歩きました。

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下山で2パーティとすれ違いましたが、それ以外に出会ったハイカーはいませんでした。

土曜日の割に人が少なく、早起きは三文の徳だなあと思いました。(笑)

 

おしまい。

 

感想

ソロハイクは最近全然やっていなかったので、久しぶりにひとりで山に入って新鮮な気持ちになりました。

ひとりで歩いていると雑念が頭をぐるぐるしだすので、ソロハイクというのは実はちょっぴり苦手なのですが、たまにはこんな感じで低山を歩くとリフレッシュになって良いかもしれません。

天気が良くて太陽に励まされたのもあり、また元気に仕事頑張りたいと思います。