去年購入したスカルパの登山靴について書きます、レビューしてなかったので。
あと、タイトルの通り使い始めて1年半で漏水したのでそのことも詳しく記録しておきます。
登山靴は買い替えを検討中です(/_;)
相棒の登山靴
今わたしの使っている登山靴は
スカルパの『ミトスMF GTX』です。
去年(2017年)の3月10日に長野県松本市のカモシカスポーツで購入しました。
写真は購入時に撮影。
それまではどこかの靴屋さんで買った5000円くらいのなんちゃって登山靴を5~6年くらい使っていたのですが(といっても登山に目覚める前だったからあんまり使ってない)さすがに中学生の時に買った靴は小さくて履けなくなってしまったので、去年新しく買い替えようということになったのでした。
一昨年の冬から去年の春にかけて登山に目覚め始めていた(笑)のですが、やる気があるなら本格的な登山靴を買ってあげよう、というお父さんのお言葉に甘えて買ってもらうことになりました。
登山靴にかかわらず、靴選びは本当に神経がいりますよね。
選ぶのにとても時間がかかった覚えがあります。
とにかくカモシカで色々履いてみて、足にも金額にも合ったのがスカルパのミトスでした。
というか…
正確に言うと、初めての本格的な登山靴で何が合っていて何が合っていないのか全く分からなかったから、とりあえず予算内でどこも痛くない靴を選んだんだよな…。
これがわたしとミトスちゃんとの出会いでした。
ミトスの全体
さっき撮ったのであまりきれいじゃないですが…。
こおんな感じい。
(あ、ボケてる(笑))
横側。このフォルムが気に入ってます。
わたし、登山靴には好みのフォルムがあって、ミトスみたいに「土踏まずが少し上がっていてかかとがはり出している」やつが超絶好き。ミトスは、横から見た時の履き口の形もかっこよくて好きです。
後側、泥着いたの落ちないんですよね。
前側。たて結びになっているのは気にしないでよ…。
履き口。
ミトスを履く
このミトスを初めて履いたのは…去年の5月5日だったかや…。
南アルプスの端っこの入笠山に登った時だったと思います…た、たぶん…。(その前に里山に登った気がしないでもない。)
最初の履いた印象とかって全然覚えてないものですね(;^ω^)
あの時からブログ始めておくべきだった…(記憶力が皆無)。
それから2018年11月現在まで履いてきたのですが、数えたらまだ1年と8ヶ月くらいしか使ってないんだな~。
履いた年数は少ないのですが、平均して毎週1,2回は履いていたと思うので、拭いても拭いても落ちない泥などの汚れが、はやくもつま先とかにこびりついています。
そういえば、お手入れの仕方は本とかウェブとかで調べて自己流にやっていました。ちゃんと専門店のスタッフさんとかに聞いておかなきゃいけなかったな…(ミトスちゃんごめんよ!!)。
ミトスの良いところ
ミトスの良いところといえば、価格ですかね。
他の登山靴に比べればお手頃な方だと思います。わたしがミトスにした理由の1つもその価格でした。
あとは、レディースモデルがあるので足の小さい女性でもサイズに困らないことですね(*'ω'*)
ミトスの問題点
問題点と言えば、かかとに靴擦れができることです。
最初は登山靴に慣れていないせいだと考えていたのですが、1年以上履いた今でも山によってはかかとに水膨れができるので、たぶん足に合っていないのかな…と思います。
それでも最近は靴擦れができる登山道を見分けられるようになってきたので、事前に絆創膏などを張って対処しています。
ちなみに、東北とかのなだらかな傾斜の続く登山道がある山はとても靴ずれができやすいです。
逆にアルプスなどの急傾斜で岩を登るようなところはあまり靴擦れができないです。
あくまでわたしの場合ですが(;^ω^)
ミトスのもう1つの問題点は、長時間歩いていると足の裏が信じられないくらい痛くなってしまうことです。
最近でこの症状が出たのは北アの裏銀座を縦走したときで、足の裏、特に親指から付け根にかけてが疲労骨折するんじゃないかと思うくらい痛くなりました。足に体重かけるのが恐怖でしたよ…。
この痛みは登りより下りの時に発症します。
なんでこんなに足の裏が痛くなるのかはわかりません。
ソールがかたいのか、足に合っていなくて変なところに当たってしまうのか、歩き方が悪いのか…。
長時間の山行が多くなってきた今、この問題はわたしにとってかなり厄介なものとなっています。
相棒の漏水
上記のミトスの問題点からはミトスはあまり良い登山靴ではないという印象を受けてしまうと思いますが、これはこれでわたしは気に入っているのです…。初めての本格的な登山靴だし…。
だから、靴擦れができても足の裏が痛くなっても、長く使い続けようと思っていました。
なのに…それなのに……この間、漏水したのです………。
最初に違和感を感じたのは今年の8月末に行った北ア裏銀座縦走の時でした。
4日かけて縦走したのですが、ほとんど大雨と暴風の天気でした。泥だらけになって登山道を進んだ思い出(笑)
で、その縦走中に靴の中が湿ってくるのを感じたんですよね。
始めは汗が蒸れたのだと思っていましたが、それにしてはすごい濡れよう。わたしこんなに足から汗かくの…コワ…と思いました(笑)
でも水たまりに入ったりするとジワ~と来ているような気がして、ずっとおかしいなあとは思っていたんですよね。まあ、この時の雨風が過酷すぎたのでそんなことにいちいちかまってられないって感じだったんですけど(;^ω^)
3日目だけ山小屋に泊まったのですが、1日中乾燥室に置いておいても登山靴だけは乾きませんでした。翌日あの冷たい靴に足を入れる切なさよ。
この山行で、あ、もしかしてゴアテックスが破けたのかな、という疑いが出てきたわけです。
そしてそれが確信に変わったのは、裏銀座縦走の約1週間後に行った北ア焼岳。
これも雨中山行だったのですが、登山道が沼になっている場所がいくつかあって、もう沼の中をバシャバシャ進まないといけなかったんですよね。
足の甲までつかるくらいの沼に入った時、水が…水が入ってきたん……。あれは決定的だった…。
靴下べしょべしょになりました。切ねえ…!!!
そして9月22日、ミトスを購入したカモシカスポーツに相談しに行きました。
水が浸みることを話すと、「汗が蒸れたのを漏水と勘違いする場合もありますから、漏水検査をしてみましょう」と言われました。
絶対汗が蒸れたんじゃない~~~~。あんな大量の水分が足から出てたら、わたし足汗おばけじゃん…。
と思いながらも一応検査してもらいました。
漏水検査では靴を水の中につけて1晩中置いておくのだそう。普通は水は入らないのだけど、ゴアが破けてると水が中に侵入してくるらしい。
この検査でわたしのミトスちゃんの漏水が確認されました。しかも両足。
朝見たらもうたっぷたぷに浸かっていたんだって、可哀そ過ぎない…?????
店員さんは、ゴアはもう治ることはないから、新しい登山靴を購入することを検討するべきだと。
まだ1年半しか使ってないのに…こんなことってあるの???スカルパとゴアに幻滅。
お金返せ(T_T)
とりあえず、メーカーの方に問い合わせて指示を仰ぎましょうということになりました。
しかし…
今、漏水検査してから1ヵ月以上経っているのですけど、メーカーにまだ問い合わせてないんです…。
メーカーでも同じような漏水検査をすることになると店員さんがおっしゃっていて、(なんで2回もやるの、非効率だし、水に浸かるミトスがかわいそう。)わたしは夏休みが終わって長野から東北に帰らなきゃいけなくて、だからと言って登山靴を長野において行ったら東北で山に登れないので、メーカーへの問い合わせはまあそのうちね、ということで保留にしてあるんです(笑)
問い合わせるの、早いほうがそりゃ良いんだろうけど(;´・ω・)
メーカーでの漏水検査で漏水が確認されて、そしたら何になるのか…?
「漏水してしまいましたね、では新しい登山靴です」なんて新品のやつくれるわけないし(笑)
だったらめんどくさい問い合わせなんてしないで新しい登山靴を買ってしまったほうが良いんじゃないですか~~と、言い訳して問い合わせを先送りにしています(^▽^;)
とりあえず、今は一応新しい登山靴候補を探しています。(低山の雪山とかスノーシュートレッキングができるくらいの3シーズン対応のが良いな…なんて…。)
今後問い合わせしたり色々やってどうなったかまた記録したいと思います。
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